ウィングス文庫2007年12月分(12月10日発売)発売の前田栄『死が二人を分かつまで(3)』は、ヨーロッパ舞台のヴァンパイアもの第3巻。
死が二人を分かつまで 3 (3) (新書館ウィングス文庫 122)
posted with All Consuming at 2007.12.17
by 前田 栄
新書館 (2007/12/10)
文庫
新書館 (2007/12/10)
文庫
『J.C.』の部屋を片付けようとしていた時だ。たまたま触れた古いタロットから、ドルイドの老人がふいに出現した。彼はミカエラをカードの巫女と認識し、守るという。面倒事など引き受けるつもりもなかったミカエラだったが、その夜、隻眼の乙女に抱かれて『薄暮の国』で眠るカールを見た。——夢? とはとても思えない。やっぱりカードのせいよね。そんなミカエラの前へ、突然エリオットが現れて告げる。「扉を開き、カールをこちら側へ呼び戻せ」と。前田 栄がおくるノイエ・ヴァンピリズム。偶然という名の運命と古の盟約が鬩ぎあう第三幕、完全書き下ろし!!