ただいま第四回(2009年) 少女小説人気アンケート調査の投票を受け付けています。
対象は2008年1月から2008年12月までに刊行された少女小説(2007年12月末に発売されている作品含む)。2008年12月末に発売されている作品は含みません。また、企画本、BL作品は含みません。
調査期間は2009年1月1日から2009年1月31日。シリーズではなく1冊ずつ、5冊までの投票です。
ただいま第四回(2009年) 少女小説人気アンケート調査の投票を受け付けています。
対象は2008年1月から2008年12月までに刊行された少女小説(2007年12月末に発売されている作品含む)。2008年12月末に発売されている作品は含みません。また、企画本、BL作品は含みません。
調査期間は2009年1月1日から2009年1月31日。シリーズではなく1冊ずつ、5冊までの投票です。
ただいま第三回(2008年) 少女小説人気アンケート調査の投票を受け付けています。
対象は2007年1月から2007年12月までに刊行された少女小説(2006年12月末に発売されている作品含む)。2007年12月末に発売されている作品は含みません。また、企画本、BL作品は含みません。
調査期間は2008年1月1日から2008年1月31日。シリーズではなく1冊ずつ、1位から5位まで順位をつけての投票です。
(情報源:私的ファイル deltazulu 記録再開)
追記:アンケート調査結果はこちらです
「偏読日記@はてな」の「ライトノベルはヘタレ少年が可愛い女の子達から理由も無くモテモテな話ばっかり」を真剣に検証してみるや、「月鎌/Fの中のMの中のF」の題して、「少女小説はヘタレ少女がイケメン達から理由も無くモテモテな話ばっかり」を真剣に検証してみるを読んで、既読シリーズかつ分類が可能だったものについてやってみました。(「神の眠る国の物語」なんかどうすりゃいいのよ)。分類項目は「偏読日記@はてな」や「月鎌/Fの中のMの中のF」を参考にしました。
<カテゴリ1:恋愛なんてどうでもいいorそもそも異性キャラほとんど出てこない>
<カテゴリ2:好意を抱かれる相手が1人でも「モテモテ」って言うの?>
<カテゴリ3:女1人男2人までは普通の範疇だと主張したい>
<カテゴリ4:3人以上からの好意は言い訳の効かない「モテモテ」ですよね>
<カテゴリX:801じゃないものの男が主人公だ>
<カテゴリY:既婚者だ>
そもそも、多くの少女小説では「ヘタレ少女」ではなく「がんばってる娘」が主人公になってることが多いような。
このブログはいちおう「非ボーイズラブの少女小説」を扱うことにしているのですが、どうしてもボーイズラブ作品が入り込んでしまいます。いちおう「BL風味につき注意」と書くんですが、書き漏らしもあります。ごめんなさい。
それさえもたぶん退屈な日々。 - 境界線の話で、少女小説レーベルの中にあるボーイズラブとその境界線近くにある小説の話がなされてます。
普通に相棒同士の友情物語だったり主従関係の話だと思ったら、巻が進むにつれ恋愛関係にいたったりする危険があるんですよね。
表紙イラストで女の子がいたらだいたい非ボーイズラブです。男二人が絡ませていたら確実にボーイズラブ。ただ例外もあって、ビーンズ文庫の「ローゼンクロイツ」シリーズの金髪巻き毛は女じゃなくて男で、「遠征王」シリーズの黒髪直毛や「身代わり伯爵」の金髪ショートカットは男じゃなくて女。男装もの・女装もの・性別転換ものは表紙で判断するのが危険です。
以下、私感で各レーベルについて。
最近のライトノベルは……という記事から、ライトノベルレーベルの表紙絵の話題が盛り上がっています。
イラストが劣化したか、没個性なのかについては、言及を避けます。文章に流行があるように、絵にも流行があるので、「今の流行」が嫌いな人だと「劣化した」と見るでしょうし、見慣れてないと「どれ見ても同じ」に見えるでしょう。
「平和の温故知新@はてな」でそういえば、少女向けレーベルはどうなんだろう?
と書かれてるし、「Something Orange」でまた、基本的に女性向けと思われるコバルト文庫などは除きました
とあるので、少女向けレーベルの傾向を見てみます。
661 Name: イラストに騙された名無しさん [sage] Date: 2007/05/10(木) 21:46:10 ID: GY7+oLRR Be:
ttp://tenant.depart.livedoor.com/t/posren_store/item3198777.html
ttp://www.aild-net.com/cgi2/goods/ViewDetail.cgi?g_id=KMAT-29013&kind=general
> 原作ノベル「今日からマのつく自由業!」シリーズは現在450万部を超える大ヒット
> 発売日 2007/4/27
↑まるマ、450万部の数字がありますね。巻数は17巻、26.5万部/巻。
これで、ビーンズ3傑の最新の累計部数がそろった事になりますか。
各々、まるマ450万部、彩雲国物語300万部、少年陰陽師300万部。
また、月刊「創」6月号、「空の境界 劇場版」のufotable(アニメ製作会社)の
プロデューサーのインタビュー記事の中に、原作70万の記述がありました。
ビーンズ3傑が、まるマ、彩雲国、少年陰陽師。
コバルトは…マリみてしかわからない。
ということで、少女小説レーベル別三傑を考えてみます。
まずはコバルト文庫。『マリア様がみてる』は当然として、後2つの枠は『なんて素敵にジャパネスク』『炎の蜃気楼』かな。両方シリーズ終了してますけど(cf.ラノベ発行部数)。純粋に部数のことを言えば赤川次郎の「吸血鬼シリーズ」がさらに上を行っているんですけどまず話題にならない。それにしても今でも「吸血鬼シリーズ」続いてるんだから赤川次郎は偉大だ。「ジャパネスクもミラージュも終わってるから却下」な向きには『伯爵と妖精』と『風の王国』を。
そしてX文庫ホワイトハート。「十二国記」は筆頭だとしてあとは……。編集部プッシュが強い『幻獣降臨譚』と講談社文庫版が好調な『EDGE』かな。
B's-LOG文庫とウィングス文庫は層が薄いのでやめときます。もえぎ文庫ピュアリーはまだ3冊しか出てないし、ルルル文庫? 出てないものは語れません。
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オタク第二世代、団塊Jrの作家リストの話題から、さらに年下、1980年代生まれのライトノベル作家にどんな人がいるかというリストです。年齢を公開している作家のなかで、ですけど。
このリストには載ってないですが、コバルト・ノベル大賞 受賞作家一覧を見る限り、足塚鰯や桃井あんも1980年代生まれのはずです。
現在のところ、少年向け少女向けを含めてデビュー済みのライトノベル界隈の平成(1989年1月8日以降)生まれ作家は、コバルト文庫『魔王サマと勇者の私』『魔王サマと勇者の私―外交官はじめました』の真朝ユヅキだけなのかな? まだデビューはしていませんが、ながと帰葉(2006年ノベル大賞の読者大賞を受賞)は17歳です。
一般文芸方面では、『あなたへ』の河崎愛美、『ヘンリエッタ 』の中山咲、『日暮れの家』の香川七海が1989年生まれ、『平成マシンガンズ』の三並夏が1990年生まれです。
ライトノベル読もうぜ! レーベルレビューβ版企画の一環で、月季さんがコバルト文庫、ビーンズ文庫、X文庫のレーベルレビューを行ってます。
コバルト文庫は伊達に創刊30周年と言ってないので、さすがに初期のアニメノベライズだとかSFアンソロジーが出てたころのことは、このレビューにはあまりありません。今となってはトリビアでしかないかな。
少女小説ニュースで扱っているレーベルのうちレビューされてないB's-Log文庫は歴史が浅いですし、ウィングス文庫は……マイナーですよね。
この記事を書いたら、t-snowさんのウィングス文庫のレーベルメニューを教えてもらいました。確かにメジャーになったウィングス文庫なんて想像できませんね。