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書籍・雑誌: 2008年3月 Archive
〈新しい太陽の書〉新装版カバーイラストは小畑健
最近古典名作SF・ファンタジーの復刊が盛んなハヤカワ文庫から、ジーン・ウルフの〈新しい太陽の書〉四部作の復刊し、4月から毎月下旬発売が決まりました。また未訳の"The Urth of the New Sun"の翻訳も決定です。四部作では説明不足だった部分が補完されているのだとか。
そして新装版カバーイラストは集英社文庫版『人間失格』で話題になった小畑健。ハヤカワ・オンラインの告知ページではポスターが公開されています。キラ様こんなところに......。
実は〈新しい太陽の書〉未読なんだよなあ。これを機会に読んでみるか、っていいつつ読んでないの多数。一向に減らない積読何とかしなくちゃ。
知識のない書店員のおかげで『広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由』と出会う
書店に行ったら、ビジネス書のスキルアップコーナーの『ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?』だの『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』といったものと一緒に『広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミのパラドックス』が平積みされていました。題名見ただけで明らかにスキルアップと関係ないのがわかるだろうに。
とはいっても、こういう「書店員の誤り」以外でこの本が積まれることはなかっただろうなあ。
「フェルミのパラドックス」とは、「ドレイクの方程式」と呼ばれる地球外知的文明の存在の程度を推定する式によればそれなりに地球外知的文明が存在するはずなのに、どうして今我々は地球外知的文明と接触していないのだろう、と物理学者のフェルミが抱いた疑問のことです。それについてこの本は50の理由を上げています。ぶっちゃけSFのネタ帳。
解1としていきなり「彼らはもう来ていて、ハンガリー人だと名乗っている」が出てきて「おいおい、のっけっからネタに走るかね」と突っ込んでしまいました。なんでも、フェルミがこの疑問を抱いた時にロスアラモス研究所の同僚(ハンガリー出身)が「彼らはもう我々の間にいて、自分ではハンガリー人だと言ってるんだ」と言ったらしい。な、なんだってー!!
このエピソードについてはともかく、まじめな考察から宗教じみたもの、SF的ネタまでいろいろ取り揃えられています。たいていのネタは既出なんだなあ。
青土社 (2004/06)
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『特製ハリー・ポッター豪華木製BOX』予約開始
ハリー・ポッター全7巻(11冊)が入る静山社特製ハリー・ポッター豪華木製BOXが、シリーズ最終巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』に合わせて7月中旬に発売することが決まりました。
価格は初回限定特別価格2,835円。予約締め切りは2008年5月7日です。静山社のページには、第2次販売では3,885円となり、8月31日締め切り11月末販売とあります。
特製BOXですので、箱だけです。特典も何もありませんがその分お値段控えめだと思うのは『戯言シリーズ限定コンプリートBOX』を知ってるからですね。
まだ持ってない人のためのハリー・ポッターシリーズ全巻セットも、最終巻にあわせて発売されます。価格は普通に全巻買ったのと同じ値段です。
静山社 (2008/07/23)
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