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書籍・雑誌: 2007年1月 Archive
幻獣大全シリーズの第二弾が出る
つらつらとセブンアンドワイの予約コーナーを見ていたら、なんと『幻獣大全 2 ビースト』の予約が始まってました。3月下旬発売予定。新紀元社の公式サイトに紹介が見当たらないのが不安です。そういや『幻獣大全〈1〉モンスター』のときもなかなか公式サイトに紹介が載らなかったんだ記憶が。
『幻獣大全 1 モンスター』は、分厚く、随所にオモシロ仮説やネタが含まれる、読み物としては大変楽しい一品です。発売は2004年だから、第二弾が出るのに三年弱かかってることになります。
ライトノベル表紙の欧米版との比較をしてみる
思いついたのでライトノベルの表紙比較をAmazonでやってみます。
左から、『キノの旅』日本語原書・英語版・ドイツ語版。
ドイツ語版は日本語版の原画を使ってますね。英語で!アニメ・マンガのコメントで、英語版裏表紙は黒星紅白イラスト、という情報がありますが、未確認です。この渋い表紙も原画は黒星紅白だそうです。
『スクラップド・プリンセス 捨て猫王女の前奏曲』。左から日本語原書、英語版。
『プリンセス・ダイアリー』の表紙と言われても否定できません。
『月の影 影の海』の、左から、X文庫版(上)、講談社文庫版(上)、英語版。
英語版は山田章博イラストとはいえ、路線は『キノの旅』英語版表紙と同じような雰囲気です。
YA! Entertainmentなので狭義のライトノベルとはいえないのですが、『チェーン・メール』。左から日本語原書、英語版。
写真だった表紙がイラストに変更、構図はほとんど同じ(背景の人間がいないぐらい)ですね。
TOKYOPOPじゃないですけど、『ブギー・ポップは笑わない』 。左から日本語原書、英語版。
ここまで一緒だといっそ潔い、っていうか英語タイトルつけただけじゃないか。
ブギー・ポップシリーズの英訳を出しているSeven Seas Entertainmentは、今後『しにがみのバラッド』『ぴたテン』『ストロベリー・パニック』『かのこん』『銃姫』『ヴぁんぷ!』の英訳も行ってくそうです。それぞれ元のイラストを重視したページを作ってるので、日本語原書に英語タイトルをつけた表紙を作ってくのかも。
TOKYOPOPも、『月の影 影の海』の次は『トリニティ・ブラッド』の翻訳が決まってます。表紙はまだだけど。
『スレイヤーズ!』と『デュアン・サーク』も英訳されてますが、日本語原書の表紙がどこのネット書店でも見当たらないので省略します。『スレイヤーズ!』英訳版は日本語版とほぼ同じく、あらいずみるいイラストで、『デュアン・サーク』英訳版はなんとなくホラー的雰囲気すら感じられるイラスト。
次はドイツ語訳されてるやつ。『GOSICK』と『マリア様がみてる』。左から、日本語原書、ドイツ語版。
ドイツ語版は、『キノの旅』もそうですけど、原書表紙の人物部分を切り出し、斜めの色帯を使ったデザインという共通点がありますね。
「十二国記」第一弾『月の影影の海』が英訳
英語で!アニメ・マンガ経由ICv2 Newsによると、TOKYOPOPから3月に、小野不由美の「十二国記」第一弾『月の影影の海』が『The Twelve Kingdoms: Sea of Shadow』として翻訳出版されることになりました。
十二国記は2003年8月ごろにDel Rayが翻訳権取得という情報が流れましたが、デマだったのか出版にいたらなかったのか、その後情報が途絶えてました。最終的に日本のライトノベルや漫画を多く翻訳しているTOKYOPOPからになった模様。
Amazonでは英語版が予約できるようになってます。ハードカバー。
Tokyopop
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TOKYOPOPからのライトノベル翻訳は、原書(日本語)と違いライトノベルらしからぬ表紙で賛否両論巻き起こしましたが、十二国記の表紙イラストは山田章博のままです。ただし描き下ろし。
『魍魎の匣』映画化
いまさらですが、京極夏彦の「魍魎の匣」が映画化だそうです。前作「姑獲鳥の夏」は故実相寺昭雄監督でしたが、今回は原田真人監督。レギュラーメンバーは前作と同じで、柚木陽子役が黒木瞳だとか。
『魍魎の匣』は個人的に京極夏彦の最高傑作だと思ってます。配役そのものよりも、あの「ほう」が聴けるのか、「みつしり」をどう表現するのかが気になります。
で、日刊スポーツの記事黒木瞳「百鬼夜行シリーズ」第2弾に出演 - シネマニュース : nikkansports.comで気がついたけど、「京極堂シリーズ」とか「妖怪シリーズ」と呼ばれてるこのシリーズ、公式には「百鬼夜行シリーズ」って言うの? 『百鬼夜行 陰』は京極堂がらみの短編集なんで、シリーズタイトルだとは思ってませんでした。
「Aile」という新ライトノベル雑誌?
irc.cre.jp系#もの書きで銅大さんから教えてもらったのですが、Aileというライトノベル雑誌が創刊されるそうです。
冬コミ企業ブースで創刊準備号を配布したそうですが、冬コミには行ってないので不明。アニメショップなどで無料配布するらしいのですがまだなのかな? 入手情報求む。
どこかの出版社と組んで書籍流通に乗るのかもしれないのですが、もしかしたらアニメショップでのみ販売という形になるのかもしれません。ライトノベルはアニメショップでの売り上げが大きいという話も聞いてますので、「アニメショップのみ」というのも実売率を上げる方法のひとつかもしれない。
今のところわかっているのは、髪ノ毛座製作のヴォイスドラマ『東京探偵小町』のノベライズが載ること、イラストレーターのとんぷう氏が挿絵を書く作品があることぐらい。『東京探偵小町』は女性向けだし、とんぷう氏は萌え系(つまり男性向け)なので、方向性はちょっとわからないなあ。
「Fate/stay night」のファンブック『Fate Fantasm BOX』2007年7月26日発売予定
各所より。角川書店から「Fate/stay night」(18禁PC版・PS2版[Realta Nua])とファンディスク「Fate/hollow ataraxia」(18禁)対応のファンブックが2007年7月26日発売予定です。
『Vol.1 イリヤとゆかいな仲間たち』と『Vol.2 フロム・ザ・ダークサイド』の二種類同時発売。それぞれ各種グッズがついてきます。っていうか、グッズのほうがメイン?
大人気タイトル「Fate」のPC版・PS2版、そしてファンディスクの「hollow ataraxia」の3つを包括した初のファンブックが登場! 海洋堂製作の胸像フィギュアのオリジナルバージョンをはじめ、「Fate」にちなんだオリジナルグッズも満載!! 「Fate」ファンの、「Fate」ファンによる、「Fate」ファンのための2冊です♪
Vol.1 イリヤとゆかいな仲間たち
ファンブックVol.1(A5版64ページ)
「Fate」のコミカル面に着目したビジュアル本
コミック・イラストなど豪華特別寄稿収録予定!!
- 走る! バーサーCAR!!
- イリヤ胸像フィギュア 令呪発動バージョン
- Fateキャラクタートランプ(PVC素材使用)
「タイガー道場」に代表される、「Fate」のコミカル面をクローズアップしたビジュアル本。本の中には「Fate」ゆかりの作家によるスペシャル寄稿も収録予定! バーサーCARはファンディスク収録の「風雲イリヤ城」に登場したものをフルバック・カーとして再現。片目が光るギミック付きだ! トランプもプロユース素材を使用。
Vol.2 フロム・ザ・ダークサイド
ファンブックVol.2(A5版64ページ)
シリアス面・ダーク面に着目したビジュアル本
コミック・イラストなど豪華特別寄稿収録予定!!
- 黒セイバー胸像フィギュアゴーグル付きバージョン
- 特製液晶ストラップ
- さらにB2判(約72cm×約52cm)特大タペストリー(イラスト:武内崇)
黒セイバーに代表される、「Fate」のシリアス面・ダークな面をクローズ・アップしたビジュアル本。本の中には「Fate」ゆかりの作家によるスペシャル寄稿も収録! ほか、太陽電池で半永久的に点滅する黒セイバーをイメージしたストラップや、武内崇の描いた黒セイバーイラストをあしらった特大タペストリーもついてくるぞ!
web KADOKAWAでは2007年3月10日に予約締め切りです。いくつかのオンライン書店でも予約が始まっています。それらもおそらく同時期に予約締め切りになるような気がします。
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