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書籍・雑誌: 2006年9月 Archive
『森博嗣「四季」愛蔵版BOXセット』予約開始
CAXの日記経由講談社BOOK倶楽部で、森博嗣の「四季」四部作の愛蔵版BOXセットが2006年11月10日(金)発売予定になってました。講談社BOOK倶楽部での予約締め切りは10月31日です。 サイズから見て文庫版ですね。もしかして11月に通常の文庫版が出るのかな。
「四季」はたしか全4巻を一冊にまとめた「愛蔵版」があった記憶があって調べてみたら、そちらは絶版になってました。Amazon.co.jpのマーケットプレイスではなかなかいい感じでプレミアがついてます。
定価は今回のBOXセットも単行本愛蔵版も3,990円と同価格。新書版「四季」全4巻の合計は3,675円なので微妙にお高いのかな。付属の箱装丁にこだわる人、森博嗣作品は何が何でも全て持っていないと気がすまない人向けなのかな。
Amazon.co.jp、bk1、セブンアンドワイでも予約が始まってます。
それにしても講談社は愛蔵版や限定版やBOXやBOXセットが好きすぎる。
講談社
電撃文庫は「女性にも受ける」けど「女性狙い」ではないのがいい
ウィンドバード::Recreation - 『キノの旅』から考える電撃文庫の対女性戦略で思わずたまには『キーリ』のことも思い出してあげてください
とブックマークコメントつけてしまったんですけど、コメント欄ではさらに『半分の月がのぼる空』や『9S』の女性人気の話も出てました。『9S』って女性受けしてるのか。知らなかった。個人的には『空ノ鐘の響く惑星で』も女性受けすると思うんですが実際はどうなんだろう。
以前に「電撃文庫は何でもあり」という話を聞いたんですが、男性向け(もっといえば「萌え系」向け)だけでなく女性ファンが多い作品もあるんですよね。『キノの旅』の読者男女比が4:6なのは有名です。
女性ファンが多い作品があるとはいっても、コバルトやビーンズのような乙女チックで逆ハーレムな作品ってのはあんまり見ない。そこが「電撃文庫らしさ」なのかな。「そういうのが読みたかったらコバルトやビーンズ読むから」なんてね。
ネットを見渡せば電撃文庫作品のやおい二次創作があったり。まあ、そう妄想できるキャラクターたちなんだから仕方がないと思うんだけど(作者が狙ってるかどうかは不明)。だからといって電撃文庫が腐女子狙いだらけになってしまうのも困るなあ。
まとまらなかったけどとりあえず。
書店で話しかけられた経験
琥珀色の戯言 - 本屋で話しかけられた経験を読んで、そういや普通は書店で店員に話しかけられることって少ないよなあ、なんて思いました。話しかけるのはこちら側が主。
大須は萌えているか?:書店員はお客さんに声を掛けるべき?で、接客マニュアルに「特定のお客さんと親しげに話してはいけない」ってのがあるのだそうですけど、たしかに話しかけやすそうな人とそうでない人はうるんだろうなあ。あと、「特定のお客さん」というと常連さんのことが思い浮かぶんですが、一見さんより常連さんの方が話題はあるんだろうし。
そうそう、結婚前によく言っていた書店の店員によく話しかけられました。よく取り寄せしてたので本が届いた、と声をかけられるのは当たり前ですが、「こんな本が入荷しましたよ」と言われたことが何度かあります。今も覚えているのは『図説 金枝篇』と『クトゥルフ・ハンドブック 改訂新版』だなあ。当然のごとく、私は勧められた本について内容について根掘り葉掘り聞いてから購入判断をしたわけですが。
でも書店員リコメントって、チェーン展開の書店ではできない技術だよなあ。私が店員リコメントができるほど偏った本の買い方をしてたということもあるけど、1フロアの、店長と店員の趣味に偏った品揃えの店だったからできたことかもしれません。
『邪魅の雫』ネット書店で予約開始
京極堂シリーズ最新刊『邪魅の雫』については以前に『邪魅の雫』完成、今夏発売か?という記事を書いたのですが、講談社BOOK倶楽部と各ネット書店で予約が始まりました。
発売日は9月27日。824ページ。『絡新婦の理』(829ページ)や『鉄鼠の檻』(826ページ)。と同じぐらいかな。
講談社BOOK倶楽部にはご予約の方には、もれなく平成十八年度版「講談社ノベルス京極夏彦全作品解説書」を差し上げます。
とあります。ネット書店や一般書店で購入した場合にどうなるかは不明。
講談社 (2006.9)
近日発売 予約可
『ソード・ワールドRPGワールドガイド』新装版は10月4日重版出来
メールマガジン【富士見書房】PCドラゴンプレス[06.09.16]によると、長らく品切れになっていた『ソード・ワールドRPGワールドガイド』の重版が10月4日にできあがるようです。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■◇ 【4】『ソード・ワールドRPGワールドガイド』重版決定!!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1 ソード・ワールドRPGワールドガイド
著:水野良/グループSNEソード・ワールドRPGの舞台であるアレクラスト大陸を徹底的に紹介したワールドガイドがついに復活!!
『魔法戦士リウイ』でおなじみの“魔女”と呼ばれる不世出の魔術師ラヴェルナが10年に渡ってアレクラスト大陸を旅した体験記の形をとり、アレクラスト大陸の神話や歴史、さまざまな特色をもった国や街をイラストと共に解説しています。横田守描き下ろしによる新カバーが目印です。
大変お待たせいたしました。重版出来が10月4日(水)に決定いたしました!
横田守は『魔法戦士リウイ』の表紙イラストの人です。
たしか2001年ごろだったと思うんですが、『ソード・ワールドRPGワールドガイド』の横田守カバーイラストの新装版が出るという話があったんですが、なんだかんだのうちに頓挫したのを覚えています。そのころから『ソード・ワールドRPGワールドガイド』は品切れ状態になってたんだっけ。
「重版」ってことはISBNは変わらないのかな。そしてその後のリプレイや小説展開に対応した改定も行われてないのでしょう。
ちなみに、旧カバーは天野喜孝でした。Amazon.co.jpのマーケットプレイスにはわりと潤沢に在庫がある模様。Amazon.co.jpには表紙画像がなかったのでbk1にリンク。ただし今のところbk1では注文できません。
気がついたら『西部諸国ワールドガイド』も品切れに。
追記(2006/10/06):bk1などで注文可能になりました。bk1の画像は旧版のままだけど。
「B's-LOG文庫」って「乙女のための最強文庫」になるのかな
オンライン書店 本やタウン文庫近刊情報の10月発売に、エンターブレインから「B's-LOG文庫」というレーベルが新しくできるようなことが書いてありました。いまのところエンターブレインにそれらしいサイトは見つかってません。
「B's-LOG」と関してるからには、乙女のための最強ゲーム誌「B's-LOG」
と乙女のための最強コミック誌「comic B's-LOG」
に関連したレーベルになるんでしょうきっと。でも、「ファミ通」と「ファミ通文庫」程度かもしれない。
10月14日発売で、初回配本は5冊。
- 『神父と悪魔 カープト・レーギスの吸血鬼』 志麻友紀
- 『封縛師 -あなたのお悩み、封じます-』 流星香
- 『春に来る鬼 ~骨董店「蜻蛉」随縁録~』 日向真幸来
- 『金の王子と金の姫 ~神の眠る国の物語~』 剛しいら
- 『オトメキハイスクール -運命の子、ヨミ-』 オトメキ・ハイスクール制作委員会
志麻友紀は角川ビーンズ文庫でラブファンタジーを書いている作家、流星香は講談社X文庫ホワイトハートや角川ビーンズ文庫でファンタジーを書いている作家、剛しいらは各種ボーイズラブレーベルでたくさんの小説を書いている作家、日向真幸来は第3回ソノラマ大賞で佳作受賞してソノラマ文庫で2作出してから見かけなくなった人でいいのかな。
「オトメキ・ハイスクール」というのは、「B's-LOG」誌上で読者参加企画からスタートしたもので、コミック版は9月末発売予定。
たぶんラブファンタジーやボーイズラブといった、乙女ゲーム好きな女性向けのレーベルになるんじゃないかと思うんですが。そのうち乙女ゲームやBLゲームのノベライズなんかもやるかもしれません。
エンターブレイン (2006/08/19)
追記(2006/09/25):Amazon.co.jpで予約開始していたので、商品リンクしました。
B's-LOG公式サイトにB's-LOG文庫のページが作成されてました。あらすじが掲載されてまして、『封縛師』と『春に来る鬼』は現代ホラーファンタジーで『神父と悪魔』はボーイズラブ風味のオカルトアクション、『金の王子と金の姫』は男装ヒロイックファンタジーのよう。
「2006年度ライトノベルBESTランキング」ウェブアンケート開催中
『このライトノベルがすごい!』を発行している宝島社が、今年もライトノベルBESTランキングのアンケート受付を開始しました。
『このライトノベルがすごい!2007』に向けてのアンケートです。
奥付に記された発行日が2005年10月1日~2006年9月30日のライトノベル作品(シリーズ)が対象で、例年通り好きなライトノベル作品・シリーズ
5つまでと、好きな(もしくは印象的な)キャラクター
3名まで、そして多分これは今年からだったと思うんですが、タイトルにインパクトのあった(もしくは印象的な)作品
とカバーイラストが気に入った(もしくは好みの)作品
をそれぞれ3つ投票することになっています。
必ずしも上限いっぱい無理に入れる必要はありませんが、順位はつける必要があります。その順位ごとに点数配分をつけて集計し、たぶん11月下旬に発行されるであろう『このライトノベルがすごい!2007』で結果を発表する流れです。
宝島社 (2005/11/26)
「銀河英雄伝説」が東京創元社から
往年の名作スペースオペラ「銀河英雄伝説」が東京創元社に移籍することが決まったと、版権管理会社らいとすたっふの社長ブログで公表されました。
現在販売されているデュアル文庫版は道原かつみイラストの表紙で私はわりと気に入ってるんですが、「表紙のせいで買いにくい」という人が少なからずいるとか。先行していた徳間文庫版はすでに絶版だしで、大人っぽい装丁にするために東京創元社に移籍ということになった模様。デュアル文庫版はどうなるんでしょう。
創元SF文庫での刊行になるのかな。発売は2007年春ごろになるようです。デュアル版で分冊されてたのがまた1冊にまとまるとか。
そして、来月発売の「comic リュウ 第2号」から、道原かつみの漫画が連載開始とか。野望篇(2巻)まで漫画化していたものを再掲載するのか、雌伏篇(3巻)からの新作になるかはちょっとわかりません。
追記(2007/01/12):創元SF文庫で第一巻「黎明篇」が2月発売予定。Amazon.co.jpで予約が始まりました。
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