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書籍・雑誌: 2006年5月 Archive
『熱風海陸ブシロード OVERLORD CHRONICLE』はコンプティーク連載+構想ノート
最初web KADOKAWA見た時は何かの間違いかと思いました。
吉田直×後藤なおで贈る、大河バトルロマン!
吉田直さんって2004年7月に亡くなってるんだから。
熱風海陸ブシロード Official Home Pageなどによると月刊コンプティークで連載してたんだそうです。そのときの原稿+構想ノートを一冊にまとめたのでしょう。
「どうして最後まで書いてからにしなかったんだ!」と死神を呪いたくなるかもしれないと思うと、読みたいような読みたくないような。
そういえば「熱風海陸ブシロード」の劇場アニメという話はどうなったんですか?
追記(2006/06/10):熱風海陸ブシロード OVERLORD CHRONICLEがAmazon.co.jpで予約開始しました。
サーラの冒険最終巻「やっぱりヒーローになりたい!」が刊行予定表に
富士見書房にサーラの冒険第6巻が脱稿したという情報が載ってから1ヶ月弱、とうとう発売予定がweb KADOKAWAに掲載されました。今のところ2006年7月20日発売予定。
少年サーラ、成長の物語――十余年の時を越えてここに完結!
10年間の中断後、5巻が2005年7月に刊行されて1年。とうとう最終巻の文字を見る日がやってきそうです。
英雄に憧れ、故郷を離れ、冒険者パーティーの一員となった少年サーラ。しかし、愛するデルの呪いがついに発動してしまう。魔獣と化し姿を消すデル。サーラは生きる気力をなくすのだが。傑作冒険ファンタジー完結!
うわあ、容赦なく追い込んでるなあ。
追記(2006/07/13):『やっぱりヒーローになりたい!―ソード・ワールド・ノベル』がAmazonで予約できるようになりました。
『ザレゴトディクショナル 戯言シリーズ用語辞典』発売決定
講談社BOOK倶楽部:ノベライズ維新の末尾にあった<戯言シリーズ>限定コンプリートBOX(仮称)予約開始延期のお知らせで予告されていた「ザレゴトディクショナル」の発売が6月6日に決まったようです。
文庫・新書・文芸書発売予定によると、講談社ノベルスから『ザレゴトディクショナル 戯言シリーズ用語辞典』と題し、税込1,134円と新書サイズにしては高額です。
もちろん講談社文三ですから、サイトに予告が出たとしても、発売日がずれたり予定そのものがなくなったりする可能性があるわけですが。
うーん。9月発売らしいボックスセットまで待つか、悩むなあ。
追記(2006/05/28):Amazon.co.jpで『ザレゴトディクショナル 戯言シリーズ用語辞典』の予約が始まりました。
追記(2006/06/18):結局読み終えました。著者本人によるファンなら必見の用語解説です。思い入れや裏話がたっぷり入ってます。ただし本編中でも謎のままのことはやっぱり謎のままです。そういうものを求めてる人には残念かと。
あと、「人間シリーズ」(零崎のやつ)は著者としては別物と考えてて、こちらはあまり触れてませんでした。
『ラーマーヤナ 蒼の皇子』の章題ってば
bk1で予約一覧を見ていたら、イギリス・アメリカで100万部の大ヒット。全世界騒然、300万部突破のファンタジー!!
と銘打った『ラーマーヤナ 蒼の皇子』の予約が始まってました。
ジャイブ (2006.6)
近日発売 予約可
ジャイブ (2006.6)
近日発売 予約可
有名なインドの叙事詩「ラーマーヤナ」の焼き直し版『Prince Of Ayodhya (Ramayana)』の翻訳。「蒼の皇子」ってのは、たぶん絵画でラーマが青い肌に描かれてることからなんでしょうね。
原書は全6巻のよう
- Prince Of Ayodhya (Ramayana)
- Siege Of Mithila (Ramayana Series)
- Demons Of Chitrakut (Ramayana Series)
- Armies Of Hanuman (Ramayana Series)
- Bridge of Rama (Ramayana)
- King of Ayodhya (The Ramayana)
検索してたら翻訳者のブログが見つかりました。そこに気になる記述を
ついでに各パートのタイトルを記しておく。
上巻
プロローグ「月は無慈悲な夜の女王」
第一部 「幼年期の終わり」
下巻
第二部 「人間以上」
エピローグ「月は(やはり)無慈悲な夜の女王」
な、なんだって?! 『月は無慈悲な夜の女王』に『幼年期の終り』に『人間以上』? 古典名作SFのタイトルじゃないですか。
続刊でもこの調子の章題がついてるらしい。これは私に「読め」と言ってるんですか?(違)
エ・ビスコム・テック・ラボのMovable Type本をいろいろ購入
このブログのデザインについては、サイドバー部分をモジュール化しなければならないとはいえ満足しているのですが、趣味のオリジナルショートショートもMovable Typeで管理しようと思ったら「ブログ形式」は気に入らないので、カスタマイズ方法を研究中。
というわけで、Movable Type本をいろいろ購入しました。なんかエ・ビスコム・テック・ラボで揃えちゃってるな。
毎日コミュニケーションズ (2006/04)
タグ辞典は『Movable Type公式タグリファレンス』もあるのですが、書店にみあたらなかったので発売されたばかりのこっちを選択。値段はエ・ビスコム・テック・ラボのほうがちとお安め。
毎日コミュニケーションズ (2005/12)
Movable Typeのプラグインや、Google AdSenseをブログに導入する方法などが載ってます。説明が詳細な分、紹介されているブログパーツはそれほど多くありませんでした。
毎日コミュニケーションズ (2004/10)
売り上げランキング: 3,731




ブログとしてではなくコンテンツマネージメントシステムとして使うならこういうやり方がありますよ、というもので、実は私が一番求めてた書籍。3.2対応じゃないけど、まあなんとかしよう。
エ・ビスコム・テックラボのMovable Type解説書は他にもありますが、総じて一からテンプレートを作ろうとする中級者以上向け。既存テンプレートのカスタマイズや、スタイルシートでデザイン変更程度だったら、別の解説書を選んだほうが無難です。
サダム・フセインの著書『悪魔のダンス』が翻訳出版
Sankei Webによると、イラク元大統領サダム・フセインがイラク戦争前に執筆し、一時はヨルダンで発行されたものの「イラク現政府との関係に悪影響を及ぼす」との理由で発禁となった小説『悪魔のダンス』が徳間書店から翻訳出版することになりました。他の国で翻訳版が出たという話もないらしい。出版元の徳間書店は「世界初の刊行」としている
けど、 こういうのがどうどうと発行されるって、日本は平和なのか、イラクが遠いのか。
内容は1500年前のユーフラテス川沿いの町が舞台で、他民族の侵略を抵抗の末に打ち負かすというもののよう。どう考えてもイラク戦争を念頭に書いたとしか思えない。
以前にもサダム・フセインが書いた小説が翻訳出版されたんですが、そちらはフランス語訳を翻訳したもの。今回の『悪魔のダンス』はアラビア語から直接訳してます。
発売日は5月19日。『ハリー・ポッターと謎のプリンス』祭りの直後です。bk1、 セブンアンドワイで予約開始しています。
徳間書店 (2006/05/16)
Amazon.co.jpでは5月16日発売になってるなあ。
脅迫文送りつけたら自費出版物が売れるほど世の中甘くない
野田聖子衆院議員や河村たかし衆院議員などに「お前らを消してやる」などと書かれた脅迫文を送った男が逮捕されたというニュース(via Sankei Web)。
野田聖子氏(無所属)ら衆院議員3人にカッターナイフの刃が入った脅迫文を送ったとして、警視庁捜査一課と麹町署は9日、脅迫の疑いで、栃木県小山市小薬、作家、中島光男容疑者(47)を逮捕した。中島容疑者は「西崎次貴」「百巨宇騎(ももき・たかき)」のペンネームで「黒い日」(新風舎)などのエッセーを出版。「本を世間に知ってもらうため、インパクトがあると思った政治家に送った」と供述している。同様の脅迫文を総務省や中国大使館、新聞社、有名女子高など約10カ所に送っていた。
Sankei Webでは「作家」となってますが、他社記事では「無職」になってるところがあります。さっそくAmazonで「西崎次貴」「百巨宇騎」で検索したんですが、扱ってるものなんですなあ。 売れてなさげですが。
文芸社 (2003/12)
売り上げランキング: 1,159,646
『黒い日』は新風舎、百巨宇騎名義の『重い血』は文芸社と、典型的な共同出版・協力出版会社です。YOMIURI ONLINEによると自費出版だそうで、結構な金を出してるんじゃないかと。
出す本が売れるかどうかは博打みたいなもので、必ず売れるのがわかって出てるなら、あのシリーズやこのシリーズみたいに売り上げが原因の打ち切りなんて起きないはず(泣)。ましてや企画出版じゃないものなんて、書店の片隅に並べられれば儲けもので、たいていは陳列もされずに返品、なんだそうな(via のべるのぶろぐ: 自費出版の本が売れる訳ない!)。
自費出版が価値がないと言ってるわけでなくて、書籍として形に残ることが重要なものもあるわけです。郷土史家の人が成果をまとめたものなんかは典型的なもの。のべるのぶろぐのコメント欄で指摘されている「文化財として」あるいは「出版物が対象の賞のため」なんてのも。でもそういうものに「売れるかどうか」を期待しちゃならないと思う。
で、くだんの自費出版作家氏は「本を世間に知ってもらうため、インパクトがあると思った政治家に送った」と供述している
らしい。たぶん警察発表なのでどこまで本気かわかりませんが、脅迫に屈して宣伝行為を行う政治家はいないでしょう。
eBOOKOFFで「ライトノベル特集」
eBOOKOFFにライトノベル特集ページができてます。
「ショッピングの女王」が混ざってたり、全てを網羅してるわけではなかったり、在庫なしにリンクしてるのがあったりと、セレクトはちょいと不完全。
DEATH NOTEノベライズ『アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件』公式発表
西尾維新がデスノートをノベライズかで書いた話ですが、ジャンプ23号のデスノート連載カラーページ直前に1ページ広告が載ってました。
タイトルは『アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件』。たぶん“L”主人公で、以前に解決した事件の話になるかと。月や海砂、デスノートは出てこないのかな。
「XXXHOLiC」ノベライズ『xxxHOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル』と同じ8月1日発売。ハードカバーかどうかはわかりませんが、どうも講談社・集英社タイアップっぽい(広告内に同じ「ノベライズ維新、2006・8・1発売!! 西尾維新!」のロゴがあった)ので、ハードカバーな気がします。
DEATH NOTE -POP WEB JUMP-の方にはまだ掲載されていませんでした。
追記:公式ページできてました。
DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件
西尾維新の手による完全オリジナルノベル、2006年8月1日発売!
「今夏、あなたはLの伝説をみる!」
ハードカバーで予価1300円なところも『xxxHOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル』と同じでした。
追記(2006/06/24):bk1で『DEATH NOTE アナザーノート』の予約がはじまりました。Amazonやセブンアンドワイや楽天ブックス
でも商品ページはできています。
追記(2006/06/26):Amazonでも『DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件』の予約が開始しました。セブンアンドワイや楽天ブックス
も開始。公式ページでも予約は行われていて、締め切りは7月17日です。
西尾維新が『XXXHOLiC』もノベライズ。タイトルは『xxxHOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル』
先月、西尾維新がデスノートをノベライズかという情報があったのですが、ウィンドバード::Recreationによると、なんと西尾維新は『XXXHOLiC』もノベライズするらしい。
『XXXHOLiC』はCLAMP作で週刊ヤングマガジン連載中の漫画で、現在TBS系の一部とキッズステーションでアニメ放映中です。去年の夏には映画にもなってました。
ノベライズの話は今のところCLAMP-NET.COMにも講談社公式サイトにも見当たりません。なんでも、6月15日発売予定の「コミック・ファウスト」に1話が掲載され、全3話で8月発売だとか。「コミック・ファウスト」って増刊扱いなんだろうから、残り2話は書き下ろしになるのかな。
デスノートノベライズ情報も、結局連休明け8日の23号待ち。 「コミック・ファウスト」もまだ公式発売予告はまだみたいです。今後の情報待ち。
追記(2006/05/08):公式情報が出ました。
2002年に『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』(第23回メフィスト賞受賞作・講談社ノベルス)でデビューし、10代から20代にかけての若い読者の熱狂的な支持を集め、日本小説界の最先端を行く作家・西尾維新が、同じく日本漫画界の最先端を行く人気タイトル、『xxxHOLiC』(原作 CLAMP/講談社『ヤングマガジン』連載)の渾身のノベライズに挑みます。
『xxxHOLiC』の原作者が熱望した若き才能、西尾維新とのコラボレーションが実現したこの挑戦は、従来の「コミック作品のノベライズ」の常識を大きく超えた“ノベライズ維新”のはじまりです。小説のタイトルは『xxxHOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル』。ノベライズの維新は“たった今”はじまる! どうかご期待下さい。
8月1日発売で、ハードカバー。予価1300円です。
追記(2006/06/19):公式ページによると、6月26日(月)10:00~予約開始!
とのこと。同時期に各書店での予約が始まるのでしょう。
第一話が掲載される「コミックファウスト」は6月下旬(Amazonは6月24日になってる)発売予定です。
追記(2006/06/24):bk1で『xxxHOLiCアナザーホリック』の予約がはじまりました。セブンアンドワイや 楽天ブックス
でも商品ページはできています。
追記(2006/06/26):公式ページ、セブンアンドワイや 楽天ブックス
での予約が始まりました。公式ページの予約締め切りは2006年7月2日(日)予定(予定数になったら締め切り前でも終了)です。 Amazonにはまだ予約ページがみあたりません。
追記(2006/07/08):Amazonでも予約が始まりました。
「神曲奏界ポリフォニカ」がシェアードワールド展開に
ラノベの杜~新刊案内~によると、ソフトバンククリエイティブのGA文庫で刊行中の神曲奏界ポリフォニカがシェアードワールド展開を開始、5月、6月、7月と連続刊行予定になっていました。
私はキネティックノベルの体験版しか見てないんですが、『神曲奏界ポリフォニカ ウェイワード・クリムゾン』を読んだ人によると白いほうの榊一郎の仕事なんだそうです。ちなみに、黒いほうは『ストレイト・ジャケット』とか『イコノクラスト!』、白いほうは『まじしゃんず・あかでみぃ』。
5月15日発売予定の続編『神曲奏界ポリフォニカ ロマンティック・クリムゾン』に続き、6月には大迫純一による『神曲奏界ポリフォニカ インスペクター・ブラック』、7月には高殿円による『神曲奏界ポリフォニカ エターナル・ホワイト』……これは高殿円ファンの私に対する挑戦ですか?
あらすじ見る限り「音楽を糧とする精霊と、精霊と契約し音楽で操る神曲楽士」以上の共通点はなさげ。同じ世界の、まったく別の場所での別の人々の話みたい。榊一郎の作品のイメージカラーが赤で、大迫純一の作品が黒、高殿円の作品が白ってことみたい。
読売新聞の読者書評で「お気に入りのライトノベル」募集中
読売新聞には読者書評というコーナーがあり、毎月1回テーマを決めて100字程度の書評を募集しています。今月のテーマは「お気に入りのライトノベル」。
今、ライトノベルが話題になっています。ライトノベルとは、主に中高生を対象にした、文庫・新書サイズでSF・ファンタジーなど様々なジャンルにわたる、いわば純小説の入り口のような存在。とはいえ、かつての新井素子から、最近では森博嗣や乙一などそうそうたる作家の作品もあり、一般向け小説との垣根は崩れつつあります。
読書好きの皆さんなら、おそらくいくつかの作品をお読みでしょう。その中からお勧めのものを、ライトノベル初心者の方にぜひ教えてください!
森博嗣がライトノベル作家かという点については異論がありますがそれはともかく、ライトノベル初心者向きの紹介を望んでいるようです。とはいえ、初心者に勧める1冊を選び、初心者が読みたくなるような紹介をしろ、というのは難しい。
応募方法は、フォームに必要事項を明記の上、送信すればOK。10本程度Webに掲載されるみたい。採用者には1000円の図書カードがもらえます。
締め切りは5月31日です。
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