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インターネット: 2006年5月 Archive
「オーメン」怪奇ニューズリーダー公開
あの「オーメン」リメイク、2006年6月6日公開という記事で「オーメン」ブログパーツが公開されているという話を以前書きましたが、プロモーションの一環として今度は「オーメン」怪奇ニューズリーダーが公開されました。
中身はRSSの読込先を変更できないRSSリーダーで、オカルトニュースサイトX51.ORGの記事概要が表示されます。ただし、Windows版しかありません。
Windowの表示位置が中央から変更できないのが残念です。
ブログパーツといい、ニューズリーダーの提供といい、ブログ・マーケティングに熱心だなあ。いや、これを「ブログ・マーケティング」というのかどうかは知らないんですけど。
Google AdSense八分? FC2blog全てでAdSenseが表示されない
BroadBand Watchなどによると、FC2blogでGoogle AdSenseによる広告が表示されない現象が起きています。FC2が無料サービスするための広告表示が出ないのかなと思ったら、そうではなくてFC2blogにユーザーが設置するAdSenseが表示しないのだそうです。別にAdSenseアカウントが停止になったわけではないというのがいつもの「AdSense狩り」話とは違うところ。
FC2インフォメーション Adsenseに関してでFC2側の見解が出ています。
現在日米両Google社に問い合わせ中ですが、現在のところ日本のGoogle社からはお問い合わせした内容とかけ離れた的を射ないご返信を頂いただけで、米Google社の方からは未回答となっております。電話もつながらない状態です。
Google日本法人の回答がテンプレで要領を得ないのはいつものことですし、Googleは「何が規約違反なのか」は問い合わせても答えないというのが通例。「Google検索インデックスから削除」も、外部が「ああ、あれが原因かな」と想像するしかありません。なんでも認証が必要な場所にAdSenseがはってあった(規約違反)からだという話がちらほら。
しかし、ある上位ドメイン全部でAdSense非表示にするというのははじめてききました。対応策として独自ドメイン対応機能を追加するよう開発中だそうですけど、根本原因を解決しないことには、今度はIPアドレスきめうちでAdSense非表示ってことになりかねないように思います。
それにしてもこういう「上位ドメイン全部でAdSense非表示」というの、もしかしたら今後同じようなことがおきるかもしれないのか。
追記(2006/05/31):現在は表示されるようになったところがありますね。「fc2.com全体のGoogle AdSense非表示」は解除になったのかな。
FC2のアナウンスもでました。
TSUTAYA Onlineが書籍の取り扱い
以前から一部書籍(『ハリー・ポッターと謎のプリンス』など)を取り扱っていたTSUTAYA onlineが、日販と提携して書籍のネット通販サービスを開始しました。
配送料は1回の配送につき399円。TSUTAYA店舗における受け取りは210円らしい。
で、6月下旬までキャンペーンとして全種類配送料無料、グッズ以外購入時(CDやDVDは対象)のオンラインポイント5倍やってます。
で、少し使ってみたのですが、配送までの時間を見るには、いったんお買い物BOXに入れる必要があるんですね。「○○は1~2週間だけど●●は3日なので●●で注文するか」というようなことをやってるので、ちょっと面倒だなあ。
楽天ブックスってまだ送料完全無料だったのか
オンライン書店boople.comでポイントサービス開始って記事書いた後、久しぶりに楽天ブックスに行ったら、まだ送料無料キャンペーンをしていたのでびっくり。2月末で終わったとばかり思ってた。
たいていのオンライン書店では、ある一定金額以上だと送料無料になるサービスをして、無理やりその値段になるように購入するという罠にひっかかったりするのですが、楽天ブックスにしろboople.comにしろ、安いコミックや文庫本1冊から送料無料にして客引きをしてるみたい。
でもこれって知名度アップにはなるけど、それ以上に経費がかかったりしないかな。文庫本1冊ずつ注文されてしまったら、確実に売価-仕入値より送料のほうが上回るよね。
といいつつアフィリエイトバナー。
楽天ブックスはboople.comのように「デフォルトの支払方法が代金引換」ってことはないけど、「24時間以内発送」はないですね。
オンライン書店boople.comでポイントサービス開始
ポイントサービスがあるオンライン書店というと、楽天ブックスで楽天ポイント、TSUTAYA Onlineでオンラインポイント、といった具合にいくつかありますし、Amazonみたいに「本・CDを月間5000円以上の購入で500円、10000円で1000円分のギフト券」だとか、bk1みたいにアフィリエイトのポイントが事実上のポイントサービスになってるところがあるんですが、オンライン書店 boople.comもポイントサービスに参入しました。
100円の利用で1ポイントと、還元率は1%とちとお安め。
現在5周年キャンペーンで、全ての取扱商品が価格に限らず送料完全無料になってます。これを機会に利用してみるのもどうでしょう。
利用者としては、デフォルトの支払方法が代金引換になってること、Amazonやbk1みたいに「24時間以内発送」ってのがないので届くのが遅めなのが難点かな。何度も利用していますが今のところトラブルはないです。
TypePadのアフィリエイトプログラム
以前からMovable Type 3.2 日本語版のアフィリエイトを行っていたSix Apartが、今度は有料ブログレンタルサービスType Padのアフィリエイトプログラムが始めました。Movable Typeのアフィリエイトと同じく、アフィリエイトサービスプロバイダはA8.net。
@niftyのココログや、OCNのブログ人などにOEM提供しているものの直販版で、ココログやブログ人に比べて利用料金が高めですが、機能追加なんかはココログやブログ人より早く行われるのが利点かな。
typepad.comじゃなくてtypepad.jpのほう。Basic契約とPlus契約のブログのURLは「(ユーザー固有).typepad.jp」「(ユーザー固有).weblogs.jp」から選べ、Pro契約だとそれにドメインマッピングサービスが追加できます。
私は元ココログユーザーで、投稿時に頻発するエラーが嫌で逃げ出したんですが、TypePadではどうなんだろう。
mixiが音楽SNSに参入
NIKKEI NET IT-PLUSが、mixiはユーザーが再生した音楽を記録し履歴が見えるようにし、それを元にそのユーザーの再生回数が多いアーティストを表示させたり、全体で人気曲ランキングを作ったりするサービス「ミクシィミュージック」をはじめると報じました。mixiのプレスリリースには見当たらないのですが、今のところはプレミアムサービスだけらしい。
私はプレミアム会員じゃないので詳細はわかりませんが、音ログやPLAYLOGに対抗して巨人mixiが入ってきた、ってことかな?
会員がネットで同じ音楽が好きな人を探したり、試聴、購入が簡単にできるというのだとLast.fmを思い出しますし、エキサイトがこの夏にLast.fm国内サービスをはじめるとすでに報じられてます。どちらかといえばこっちの対抗サービスなのかな。
そういやPLAYLOG、最初は面白かったんですが最近はめっきりご無沙汰状態だ。
追記:プレスリリース発見。専用ソフト「mixi station」をインストールし、iTunes, Windows Media PlayerなどのPC用音楽プレイヤーで再生された曲情報を送る
ようです。ということは音楽再生ソフトを選ばないのかな?iTunes、Windows Media Player限定です。Mac版はiTunesだけ。
他ユーザーの音楽リストからiTMSやAmazon.co.jpへのリンクがあって、購入誘導している、と。さすがに「この曲を聴く人はこんな曲も聴いています」というリコメント機能は弱め。今後強化していきたいようですけど。
xreaユーザーサイトのGoogle八分解除か
アンカテ(Uncategorizable Blog) - 「圏外からのひとこと」のGoogle八分解除?によると、1年以上Googleの検索インデックス削除状態になっていた「圏外からのひとこと」がGoogle検索に引っかかるようになったそうです。
圏外からのひとこと Google八分で検索すると、おお、 ちゃんと検索結果に出てくる。
xreaに置いてあってGoogle検索結果に出てこなかった、他の知ってるサイトでも調べてみます。
おお、ちゃんとxreaにあるサイトが出てきた。少年犯罪データベースドア:Google八分は終わり、Googleの邪悪さは続くのか?によると、インデックス復帰は5月4日ごろとのこと。一時的なものでないことを祈りたい。
今、Googleがらみでは、Google検索から排除されたり逆に上位になるという「Big Daddy現象」がおきてるそうです。新データセンタープロジェクト「Big Daddy」(これは外部がつけたニックネーム)のせいらしい(ITmedia News:「Google消失」はBig Daddyのせい?、Big Daddy症候群 - 新型データセンター導入の経緯と背景他)。これの原因かどうかは不明です。
で、xreaの一部サーバにおけるインデックス削除って、いったい何が原因だったんでしょうね。
RSSアイコン2.0は、RSS説明ページへのリンク誘導
サイトフィードの新サービスRSSアイコン2.0は、ただfeed用アイコンを作るだけじゃなくて、説明用のページに誘導するリンクがついているものです。「わからない人にはさっぱりわからない説明」になっちゃってますけど。
リンク先に「RSSについての説明」と、日本で主要なWebアプリケーション型RSSリーダへの登録リンクがついてきます。いやまあ、FeedBurnerで焼いたのにこういうのをつけてもしょうがないんですけど。
ブログトップページURLを入れても大丈夫。そのときは、以下のアドレスをRSSリーダーに登録してご利用ください。
の部分に<link rel="alternate" type="application/rss+xml">や<link rel="alternate" type="application/atom+xml">で指定されているフィードへのリンクが入ります。
英語版だとこんな感じ。about Feed RSSリーダの選択が日本版とは別になってます。
RSSに広告ってどうなんだろ
スラッシュドットジャパンのRSSを見ていたら、pheedo.jpの広告が入っているのに気がつきました。アメリカのPheedo社が開発したもので、トランスコスモスが独占使用権を取得したという記事が2005年5月にありました(via INTERNET Watch)。
RSS広告というと、RSS広告社が有名かな。FeedBurnerでも広告管理ができるみたいだけど、FeedBurnerアドネットワークはメールフォームで問い合わせが必要。Google AdSense for feedsというのがあるけど、アメリカでも実験段階で、日本でのサービス開始はいつからかなあ。
RSS広告の読み手側でちと迷惑なところは、広告の更新でRSSが更新されてしまうところ。Bloglinesとかlivedoor Reader使ってると、RSS広告が変更されたら新着・更新扱いになってしまう。
実際の広告効果については、Rauru Blog ? Blog Archive ? RSS コンテクスト広告がダメな理由(ネタ元はSome Lessons on RSS Ads from Feedburner)という話があるんですが、RSS広告のクリックスルーレートは最大7.99%、米Pheedoが調査結果を発表という記事もあるわけで。誰だったかのmixiの日記で「RSS広告がAdSenseを上回った」とあったのを見た記憶があります。
実際、RSSに広告があるのってどうなんでしょう。
Alexa Traffic Rankingsってどうやって調べてるの?
参加型ニュースサイト“Digg”が大手新聞社サイトを抜き去る日とか参加型サイト“はてな”が大手新聞社サイトを抜き去った日とかMixiの成長が止まった大きな謎で指標として使われているAlexa Traffic Rankings。これってどうやって調べてるものなんだろう。
Alexa Toolbarを使ってアクセスしているブラウザから算出しているのかと思っていたら、Alexaでサイトの世界ランキング情報 :SEOお勧めツール ::SEO塾の検索エンジン対策にこんな記述がありました。
実際は、Alexaツールバーがインストール済みのInternet Explorerで閲覧されたサイトのデータである。
日本のWebマスターとしては、Alexaを知っていること、ツールバーをインストールできること、少しは英語が分かること、そういったデータの分母としてユーザーの偏りを割り引いて考える必要はあるだろう。【2004-07-11加筆】
確認不足であった。実際は、Alexaツールバーをインストールしていなくても、Internet ExplorerやNetscapeでWebページを閲覧した場合、データが送信されるらしい。つまり両メジャーブラウザの標準装備ということになる。
またIE6の場合、ページを閲覧した状態で「ツール」→「関連したリンクの表示」を選択すると、Alexaによるトラフィックランクが表示される。ということは、Alexaのデータは、世界の大多数のWeb閲覧者のデータであり、相当に信憑性が高く、参照は必須といえるだろう。
え? Internet ExplorerやNetscapeがデフォルトでAlexaにデータを送ってるの? Firefoxはどうなんだろ。Operaは? Sleipnirは?(略)
少なくともRSSリーダーや2ちゃんねるブラウザ類はAlexaにデータ送ってるとは思えないし、BloglinesをはじめとするWebアプリケーションタイプのRSSリーダだと、Bloglinesなりなんなりにアクセスしてるとしか認識されないだろうね。
Google Talkに日本語版
Google Talkに日本語版が登場しました(via Going My Way)。今までもチャットなどで日本語がちゃんと通っていたのですが、インターフェイスも日本語化しました。他にもドイツ語、中国語(簡体/繁体)など、総計14の言語で提供されています。
なんといっても設定が日本語になってわかりやすくなったのが重要。
利用にGmailのアカウントが必要なのは一緒です。Gmail Notifier機能もついてるのが便利だなあ。
ソフトバンクからiPod携帯電話との日経報道
日本経済新聞にソフトバンク、アップルと携帯で提携という記事が載りました。日本経済新聞にはNIKKEI NETよりも詳しいことが書いてあるかも。
iTunesでエンコードしたAACファイルが聴ける携帯電話はMotorola ROKRやDocomo FOMA 901i/700iがあるんですが、ITmedia NewsによるとなんとiTunes Music Storeからダウンロードできるらしい。
これはすごいことですよ。音楽携帯プレイヤーを使うユーザーは、パソコンを駆使してiTMSから購入したりリッピングしたり(著作権侵害して流通する音楽ファイルを入手したり)するヘビーユーザーと、着うたフルなどの高額な携帯電話サイトから購入するライトユーザーにはっきり分かれていたのですが、ライトユーザー層にiTMSが食い込もうという戦略をはじめたってことですから。ソフトバンク側も、日本市場では負けがちなVodafone普及のために「iTMSで音楽が買える」という売り込みがかけられるようになります。
ただこれは「日経のいつものとばし記事」って可能性が否定できないってことかな。iTMS Japanの開始報道もフライングがあったからなあ。
追記(2006/5/15):ソフトバンクのプレスリリースによるとこれらは報道機関による憶測記事であります。報道された内容は、当社として機関決定し発表したものではございません。
だそうです(via ITmedia News)。まただまされた。
Google AdSenseにPicasaの紹介プログラム追加
Google AdSenseには、Firefoxのようにソフトウェアの紹介プログラムがあるんですが、今度は画像管理ソフトPicasaの紹介プログラムが追加されてました。
今までPicasaをインストールしたことがないWindowsユーザーが、紹介ボタン経由でPicasaをダウンロードしてインストールすると紹介料がもらえます。
紹介料の額ですが、ヘルプセンターには
Picasa: 紹介したユーザーが Picasa をダウンロードして初めて実行したときに、お客様のアカウントで 1 米ドル獲得いただけます。クレジットの対象となるのは、紹介したユーザーが Windows を使用していて、それまでに Picasa をインストールしたことがない場合のみです。
とありますが、紹介ボタン作成ページには
お客様のご紹介を通じてユーザーが Picasa をダウンロードしてインストールを行った場合、最大 USD 1.00 までをお客様の口座に入金します
とあります。 Firefox紹介プログラムみたいに事実上25セントの紹介料ってことになっちゃうかも。
紹介ボタンのデザインは今ひとつ。Picasaのロゴぐらい入れてくれないかなあ。
自分のサイトを見ているときに限ってクリックしたいAdSenseが出る罠
naoyaグループ - naoyaの日記 - それが広告であることを意識していないを読みつつ、どんなときにAdSenseをクリックするか思い返してみた。
- クリックミス
- ものすっごく自分のニーズに合った広告
- ブログの記事内容に思いっきり皮肉かました広告
クリックミスは、たいていブラウザウィンドウをアクティブにしようとして適当にクリックしたらそこにちょうどAdSenseがあって広告先にジャンプしやがったあんぎゃー(すかさず「前のページに戻る」)ってやつで、広告配置の妙がでてるというかなんというか。派手なバナー広告だと「間違えて広告踏み」ってのはわりと避けられるのですがテキスト広告だとそれがやりにくいというか。はい、AdBlock入れてないからですね。
ものすっごく自分のニーズに合った広告ってのがときどきあります。だからAdBlock入れられないという。だけど困ったことに自分のサイトの記事の表示確認しているときに限ってそういう記事がでるから困ったものだ。なんとかしてください。でも「自分が書く記事」だから「自分のニーズ」をあらわしてるんですよね。だからしょうがないのかも。
自分のクリックじゃなくて他人が自分のサイトのAdSenseをクリックした話になりますが、うちのサイトのAdSenseのクリック率はだいたい0.1%ぐらい。それがいきなり1%超えたことがあって「もしやAdSense狩り?」とものすごくびびったことがあります。実はGoogle経由で「碧天舎倒産」の検索が多かったときで、オレのアイ ≫ GoogleAdsenseの最適化に思うことにある検索サイト経由で来たユーザーが求めていた情報がないことに気づき関連キーワードが表示されている広告をクリックする
が思いっきり当てはまってたような。
そうそう「ブログの記事内容に思いっきり皮肉かました広告」ってのを最近見てIRCでネタにした記憶があるんだけど、どこだったか忘れてしまいました。たしかはてなダイアリーのどこかだったんだけど。
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