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2009年6月 Archive

2009年6月22日から2009年6月28日までに読んだ本

期間 : 2009年6月22日 ~ 2009年6月28日
読了数 : 18 冊
リスクにあなたは騙される―「恐怖」を操る論理
ダン・ガードナー , Dan Gardner / 早川書房 (2009-05-22)
読了日:2009年6月28日
キャラ化する/される子どもたち―排除型社会における新たな人間像 (岩波ブックレット)
土井 隆義 / 岩波書店 (2009-06)
読了日:2009年6月28日
さながら駆けし破軍の如く (講談社X文庫 あM-)
天野 ゆいな / 講談社 (2009-06-05)
読了日:2009年6月28日
ご都合主義的展開のはやさが気になった。今後に期待。
神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 4
榊 一郎 / ソフトバンククリエイティブ (2009-06-15)
読了日:2009年6月27日
戦国武将のゴシップ記事 (PHP新書)
鈴木 眞哉 / PHP研究所 (2009-05-16)
読了日:2009年6月26日
白薔薇と吸血鬼 (コバルト文庫 く 9-27)
倉世 春 / 集英社 (2009-03-03)
★★★★☆ 読了日:2009年6月26日
吸血鬼でメイドさんで流血の伯爵夫人。
ご主人様ラブっぷりがよい。
新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に
小林弘人 / バジリコ (2009-04-03)
読了日:2009年6月26日
忍剣花百姫伝〈3〉時をかける魔鏡 (Dreamスマッシュ!)
越水 利江子 / ポプラ社 (2006-08)
読了日:2009年6月26日
戦国の群像 (学研新書 52)
小和田 哲男 / 学習研究社 (2009-05)
読了日:2009年6月25日
イスノキオーバーロード (一迅社文庫)
貴島 吉志 / 一迅社 (2009-05-20)
★★★☆☆ 読了日:2009年6月25日
よいメイドものでした。
設定盛り込みすぎ。
銃に恋して―武装するアメリカ市民 (集英社新書)
半沢 隆実 / 集英社 (2009-02)
読了日:2009年6月24日
花守の竜の叙情詩
淡路 帆希 / 富士見書房 (2009-06-20)
読了日:2009年6月24日
ラーザリューンの少年術師螺旋の少女 (コバルト文庫 み 10-2)
みなづき 志生 / 集英社 (2009-03-03)
読了日:2009年6月24日
新選組 (岩波新書)
松浦 玲 / 岩波書店 (2003-09-20)
読了日:2009年6月23日
近藤勇の書簡を元にした研究がほとんど行われてなかったことがそもそも意外でした
戦国武将はイケメンがお好き? (ベスト新書 229)
渡邊 大門 / ベストセラーズ (2009-05-09)
★★★☆☆ 読了日:2009年6月22日
メインは男女間の性習俗。
タイトルと違い、衆道方面を期待すると失望する。
ヴァンパイア執事~お嬢様と幸福の人形 (一迅社文庫 アイリス い 2-2)
入 皐 / 一迅社 (2009-06-20)
★★★☆☆ 読了日:2009年6月22日
月王の血族は圧倒的に強いなあ。
婚約者候補や情報屋など新キャラも増えた。
SH@PPLE(6)  ―しゃっぷる―
竹岡 葉月 / 富士見書房 (2009-06-20)
★★★★★ 読了日:2009年6月22日
胡蝶の宮のターン! 1巻限りの脇役のつもりだったとはとても思えない。SEC大暴れなのに、どうして芝目はそこで詰めが甘いのかなあ。
あとがき小劇場噴いた。
相続はおそろしい
平林 亮子 / 幻冬舎 (2009-03)
★★★☆☆ 読了日:2009年6月22日
相続そのものよりも、金が絡むことで表面化する人間関係のいざこざが恐ろしい。
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少女向けライトノベルでよく見かけるイラストレーター

最近「増田メグミさんと池上紗京さんと明咲トウルさんと香坂ゆうさんが表紙イラストを担当する少女向けライトノベルをひどくたくさん見るなあ」と思ったので、ざっと調べてみました。

作品名はそのレーベルで最も最近出たもの。なので代表的なものがあえて抜けていたりします。出て数年たったのも。

増田メグミ
コバルト文庫「風の王国」、ビーンズ文庫「花に降る千の翼」、ホワイトハート「蛇々哩姫」、ルルル文庫「アラビアン・ローズ」、ビーズログ文庫「いきなりケモノ姫」、一迅社文庫アイリス「真紅の式使い
明咲トウル
コバルト文庫「天を支える者」、ビーンズ文庫「勾玉花伝」、ホワイトハート「花嫁シリーズ」、ビーズログ文庫「レプリカガーデン」、ルルル文庫「プリンセスハーツ」、一迅社文庫アイリス「聖鐘の乙女
香坂ゆう
コバルト文庫「夜来香幻想曲」、ビーンズ文庫「金蘭の王国」、ビーズログ文庫「バベルの歌姫」、ルルル文庫「ハウス・オブ・マジシャン」、もえぎ文庫ピュアリー「半熟退魔師
鳴海ゆき
コバルト文庫「神巫うさぎ」、ビーンズ文庫「紅玉の契約」、ビーズログ文庫「王慧の鍵」、ルルル文庫「シャーレンブレン物語」、一迅社文庫アイリス「メガネ恋。
凪かすみ
コバルト文庫「永遠の花園」、ビーンズ文庫「赤き月の廻るころ」、ビーズログ文庫「レンタル執事」、ルルル文庫「愛玩王子」、一迅社文庫アイリス(予定)「海上のミスティア」
池上紗京
コバルト文庫「ピクテ・シェンカの不思議な森」、ホワイトハート「幻獣降臨譚」、ビーズログ文庫「失恋竜と契約の花嫁」、一迅社文庫アイリス「ヴァンパイア執事
風都ノリ
コバルト文庫「月色光珠」、ビーンズ文庫「アネットと秘密の指輪」、ホワイトハート「ブラッディ・キャッスル」、ビーズログ文庫「お狐サマ
ひだかなみ
コバルト文庫「吸血鬼シリーズ」、ビーンズ文庫「貴族探偵エドワード」、ビーズログ文庫「鞠子の占い事件簿」、一迅社文庫アイリス「ルーク&レイリア
甘塩コメコ
コバルト文庫「花結びの娘」、ビーズログ文庫「悪魔は世界の救世主」、ルルル文庫「エノーラ・ホームズの事件簿」、一迅社文庫アイリス「ワイルドブーケ

増田さんと明咲さんは6レーベルから出てます。増田さんのホワイトハートは旧ペンネーム時。最近ホワイトハートでは描いてないみたいですね。あとはウィングス文庫やもえぎ文庫ピュアリーのような刊行自体が少なめなところしか残ってない気が。

香坂さんと鳴海さん、凪さんは5レーベル。鳴海さんは意外と多い。3人ともホワイトハートでのイラスト経験がないみたい。凪さんは「永遠の花園」が終わってから長いですが、雑誌コバルトの方には描いてます。

池上さんは思ったより少なくて4レーベル。ビーンズ文庫で書いてないのが意外です。風都さん、ひだかさん、甘塩さんも4レーベルです。甘塩さんは少年向けの方でさらによく見かけます。

4レーベル以上でイラストを描いている人は全員コバルト文庫で何か描いてます。以前より少なくなったとはいえ毎月10冊は出ているので、「同時に2シリーズ担当しない」縛りを設けるとたくさんのイラストレーターにお願いすることになるからかも。

あと、意外とアイリス率高い。新興レーベルということもあって目立つイラストレーターに仕事をお願いすることが多いのかな?

名前を挙げた人たち、イラスト集を出してる人がいると思ったのに全然いないのでびっくりです。

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名作童話をぽっぷさんの絵で読む「POP WONDERLAND」完結

すっかり存在を忘れていていまさらではあるのですが、以前にも紹介したぽっぷ氏イラストの名作絵本シリーズ「POP WONDERLAND」が、『しらゆきひめ』の刊行で完結しました。

ふしぎの国のアリス (POP WORLD)Bookふしぎの国のアリス (POP WORLD)

赤ずきん (POP WONDERLAND)Book赤ずきん (POP WONDERLAND)

おやゆびひめ (POP WONDERLAND)Bookおやゆびひめ (POP WONDERLAND)

シンデレラ (POP WONDERLAND)Bookシンデレラ (POP WONDERLAND)

にんぎょひめ (POP WONDERLAND)Bookにんぎょひめ (POP WONDERLAND)

しらゆきひめ―POP WONDERLANDBookしらゆきひめ―POP WONDERLAND


posted with All Consuming at 2009. 6.23

全部で6冊になりました。「いばらひめ」はないのね。なぜか『ふしぎの国のアリス』だけ「POP WORLD」。

娘の反応を見ると、小さな女の子に受ける絵なんだなあ、と実感しています。

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2009年6月15日から2009年6月21日までに読んだ本

期間 : 2009年6月15日 ~ 2009年6月21日
読了数 : 15 冊
作家とは何か  ――小説道場・総論 (角川oneテーマ21 (B-118))
森村 誠一 / 角川グループパブリッシング (2009-04-10)
★★★★☆ 読了日:2009年6月21日
小説の書き方ではなく「作家論」
平安ぱいれーつ~ 因果関係~ (ウィングス文庫) (新書館ウィングス文庫)
如月 天音 / 新書館 (2009-06-10)
★★★★★ 読了日:2009年6月21日
平将門に比べて藤原純友ネタは珍しいよね。
晴明(十代)は覚悟してたが、超有名うぃざーどまでいたとは。日本まで来たとは流れすぎだ。
史実が史実なので今後の展開が心配。
東の剣士 北の魔女
くりた かのこ / エンターブレイン (2009-06-15)
読了日:2009年6月20日
読み通せなかった
機械じかけの竜と火焔の翼 双竜記 2
安彦 薫 / アスキーメディアワークス (2009-06-10)
★★★☆☆ 読了日:2009年6月20日
伏線張りの繋ぎの巻。
これだけ大風呂敷広げるとちゃんと構想通り書ききれるか心配してしまう。
家系図で読みとく戦国名将物語
竹内 正浩 / 講談社 (2009-04-22)
読了日:2009年6月20日
デジタル社会はなぜ生きにくいか (岩波新書 新赤版)
徳田 雄洋 / 岩波書店 (2009-05)
読了日:2009年6月18日
神曲奏界ポリフォニカ メモリーズ・ホワイト
高殿 円 / ソフトバンククリエイティブ (2009-06-15)
★★★★☆ 読了日:2009年6月18日
過去編完結。謎がいろいろ増えたよねえ。
書き下ろし短編。サラサが黒い。そして牛がおいしいところを取って行きやがった。
アーキテクチャの生態系――情報環境はいかに設計されてきたか
濱野 智史 / エヌティティ出版 (2008-10-27)
読了日:2009年6月18日
紫の砂漠 (ハルキ文庫)
松村 栄子 / 角川春樹事務所 (2000-10)
★★★★★ 読了日:2009年6月17日
ジェンダーSFの枠内なんだろうけど、人同士の関わり合いと知識欲の話が主体。
「失われた真実の恋」の切なさが身にしみる。
ヤンキー巫女逢桜伝
夕鷺 かのう / エンターブレイン (2009-06-15)
★★★★★ 読了日:2009年6月17日
元ヤンキーが無理矢理巫女にさせられて、半人前産土神代理と妖怪退治。神道うんちくは意外とまとも。地味な話がヤンキーなヒロインのおかげでコメディーっぽくなって楽しかった。
ジオン軍の失敗 (アフタヌーン新書 6)
岡嶋 裕史 / 講談社 (2009-05)
読了日:2009年6月17日
「ガンダムをネタに製品開発を語る」ものかと思ったらいい意味で裏切られた。「はじめに」「おわりに」以外の部分は「後世の技術史家が書いた一年戦争失敗学」の体裁になっている。
ところで、「ベルファスト大学で共に学んだジャーナリスト」って誰よ(笑)。
住宅政策のどこが問題か (光文社新書 396)
平山洋介 / 光文社 (2009-03-17)
読了日:2009年6月16日
GAマガジン VOL.2 (SOFTBANK MOOK)
ソフトバンククリエイティブ (2009-05-21)
読了日:2009年6月16日
紅はくれなゐ
鷹羽 知 / アスキーメディアワークス (2009-06-10)
★★★★☆ 読了日:2009年6月15日
和風ファンタジー。遊郭ものかと思ったら展開が驚きの方向へ。
江戸風異世界かと思って「それにしては外連味が少ないなあ」と読んでたら、敵対者イラストが洋装の軍服だったんで、昭和の遊郭ならいいか、と思った次第。
イケナイ宇宙学―間違いだらけの天文常識
フィリップ・プレイト / 楽工社 (2009-03)
読了日:2009年6月15日
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名作文学ジャケット違いにはタレント表紙のもあるんですね

集英社文庫が『走れメロス』、『地獄変』、『堕落論』をジャンプ人気漫画家のイラスト表紙に変更することが先日わかったばかりですが、Tumblrのdashboardに流れてきた画像で、ぶんか社文庫が女性の写真を表紙にした『風立ちぬ』『人間失格』『坊っちゃん』が発売されていることを知りました。モデルが誰なのかさっぱりわからなかったのですが、MWAVEのずらずらら日記によるとAKB48のメンバー(小野恵令奈さん、大島優子さん、前田敦子さん)なんだそうです。

MWAVEのずらずらら日記には、スターダストプロモーションが自社所属のタレントを表紙にした文庫「SDP Bunko」を発行していることも指摘してました。今まで知らなかった。こちらはすでに16冊出ています。

490362028X490362031X490362045X

ありゃ、途中でデザインが変わって男性表紙になってる。

そういや、近代文学を横書きで文庫化したゴマブックスの「ケータイ名作文学」もタレント表紙でした。

ぶんか社文庫はAKB48とタイアップしてるんですが、先行二社は最新の配本が男性表紙になってるんですよね。表紙にする女性タレントがそれほどいなかったからか、女性表紙で買う人は意外といなかったからなのか。

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2009年6月8日から2009年6月14日までに読んだ本

期間 : 2009年6月8日 ~ 2009年6月14日
読了数 : 22 冊
失恋竜と契約の花嫁 ~恋をせずにはいられない~
渡海 奈穂 / エンターブレイン (2009-06-15)
★★★★☆ 読了日:2009年6月14日
本格的に子世代話。初々しいなあ。
勘違いしてるっぽいフィーナが可愛い。
セツの失恋話はせつない。
小説の読み方 ― 感想が語れる着眼点 (PHP新書)
平野 啓一郎 / PHP研究所 (2009-03-14)
★★★★★ 読了日:2009年6月14日
分析的な小説の読み方の薦め。
感想や書評を書く人よりも、小説を書いている人が読んだ方が身になることが多そう。
あやかしがたり
渡 航 / 小学館 (2009-05-20)
★★★★☆ 読了日:2009年6月14日
江戸時代の架空小大名妖怪御家騒動。主人公の思考や行動が時代小説的ではなくライトノベル的。
「田町意次」というネーミングは正直どうよ。
なぜ三ツ矢サイダーは生き残れたのか-夏目漱石、宮沢賢治が愛した「命の水」の125年
立石 勝規 / 講談社 (2009-03-24)
読了日:2009年6月13日
バベルの歌姫 -身代わり王女の無謀な駆け落ち-
夏目 瑛子 / エンターブレイン (2009-05-18)
読了日:2009年6月13日
前の巻とは別主人公で、続き物
凡才の集団は孤高の天才に勝る―「グループ・ジーニアス」が生み出すものすごいアイデア
キース・ソーヤー / ダイヤモンド社 (2009-03-06)
読了日:2009年6月13日
夜来香幻想曲―約束の街と恋の招待状 (コバルト文庫 ひ 9-3)
ひずき 優 / 集英社 (2009-06-02)
読了日:2009年6月12日
耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳(ファミ通文庫)
石川 博品 / エンターブレイン (2009-01-30)
★★★☆☆ 読了日:2009年6月12日
旧共産圏ネタ+昨今のネットネタ小説。主人公の妄想と小市民っぷりが楽しめるかどうかにかかってるような。
話をまとめるのが力業過ぎた。
コスプレ-なぜ日本人は制服が好きなのか (祥伝社新書128) (祥伝社新書 128)
三田村 蕗子 / 祥伝社 (2008-09-26)
読了日:2009年6月12日
よい世襲、悪い世襲 (朝日新書)
荒 和雄 / 朝日新聞出版 (2009-03-13)
読了日:2009年6月11日
月と太陽の国語り―夜半に咲く花 (小学館ルルル文庫 は 3-1)
花村 りく / 小学館 (2009-05)
★★★☆☆ 読了日:2009年6月11日
キャラクターが背景に持つものが切実なわりにほのぼのした話
ミスティック・ミュージアム3~I Pledge For My Dear~
藤春都 / ホビージャパン (2009-04-01)
★★★☆☆ 読了日:2009年6月11日
ありゃ、完結編だったんだ。なんだかしまらないなあ。
死体の経済学 (小学館101新書 17) (小学館101新書 17)
窪田 順生 / 小学館 (2009-02-03)
読了日:2009年6月11日
BLACK BLOOD BROTHERS 〈S5〉 ブラック・ブラッド・ブラザーズ短編集
あざの 耕平 / 富士見書房 (2008-02-20)
読了日:2009年6月10日
いじめの構造―なぜ人が怪物になるのか
内藤 朝雄 / 講談社 (2009-03-19)
読了日:2009年6月10日
王朝医学のこころ―国宝『医心方』に学んで (ベッドサイドブックス)
槇 佐知子 / 四季社 (2005-03)
読了日:2009年6月10日
ブランデージの魔法の城 魔王子さまの嫁取りの話
橘香 いくの / 集英社 (2009-06-02)
★★★★★ 読了日:2009年6月10日
アドリエンヌがかわいすぎる。
世界がわかる理系の名著 (文春新書)
鎌田 浩毅 / 文藝春秋 (2009-02)
読了日:2009年6月9日
科学の古典的名著の内容と、その周辺エピソードをわかりやすく紹介しています。
BLACK BLOOD BROTHERS 〈S2〉ブラック・ブラッド・ブラザーズ短編集
あざの 耕平 / 富士見書房 (2006-06)
読了日:2009年6月9日
アニメ文化外交 (ちくま新書 782)
櫻井 孝昌 / 筑摩書房 (2009-05)
読了日:2009年6月9日
日本ではうかがい知ることができない、アメリカや東アジア以外でのアニメ受容の状況が書かれている前半部分が興味深かった。
一方「アニメをいかに外交として用いていくか」については、どっぷりアニメに使って育った私には隔靴掻痒。直接的動機としての「海外が無料でアニメを消費して金がアニメ業界に来ない」という危機意識はよくわかるのですが。
佐和山物語  あやしの文と恋嵐 (角川ビーンズ文庫 68-2)
九月 文 / 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009-06-01)
★★★★☆ 読了日:2009年6月9日
動乱への中継ぎかな? ヒロインが自分の出自にわだかまりを持ってたり、幼馴染とか牛歩な関係とか。
ラストは魔界転生っぽく。
ネトゲ廃人
芦崎治 / リーダーズノート (2009-05-01)
読了日:2009年6月8日
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テニプリ作者が『走れメロス』表紙って、また集英社か!

まんたんウェブによると、集英社は太宰治の『走れメロス』の表紙を「テニスの王子様」の作者許斐剛が描いた新装版を集英社文庫から6月23日に発売します。

集英社文庫は2007年に「デスノート」の絵師、小畑健さんが表紙を描いた『人間失格』が大ヒット、去年も『伊豆の踊子』を「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦さんが表紙を描くなど、この時期、ジャンプ有名漫画家を起用した近代文学の文庫新装版を発表しています。

今年は他にも芥川龍之介の『地獄変』と坂口安吾の『堕落論』の表紙を「BLEACH」の作者久保帯人さんが描いたものが発売されます。こっちはどんな表紙になるんでしょう。『地獄変』は去年小畑健さんの表紙に変えたばっかりなんですが。

ところで、どこか竹岡美穂さんが表紙を描いた名作文学の文庫、って企画をするところはありませんか?( "文学少女"シリーズつながり)

追記(2009/06/17):集英社文庫はジュール・ヴェルヌの作品4冊の表紙を桂正和、ふなつ一輝、別天荒人(2冊)が描いた新装版を出していました。

十五少年漂流記 (集英社文庫) (文庫)海底二万里 (集英社文庫) (文庫)気球に乗って五週間 (集英社文庫) (文庫)チャンセラー号の筏 (集英社文庫) (文庫)

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@asahiが萌えキャラだった件

ITmediaINTERNET Watchで報じられたとおり、朝日新聞社がTwitterに公式アカウントを作成しました。「asahi」なんてアカウントがまだ残っていたのかと思ったら。jazzanovaさんがasahi.comのRSSを使って記事新着を流していたアカウントがnotasahiに変更させられたらしい。notられる際に何が起きたのかは不明。Twitterからメールで問い合わせがあったけど連絡が取れなかった説が有力。

朝日新聞社って、公式サイトでニュースを流したりRSSを取り入れたりするのが早かったので、Twitterに一番乗りなのは全く意外ではありませんでした。ただ更新情報を流すだけなのはTwitter導入としてはつまらないので、サイト更新より先に臨時ニュースを報じるアカウントになるのかなあ、と夕方まではまじめに思っていました。夕方までは。

そして中継をすると予告されたサッカーワールドカップ最終予選日本対カタール戦。端的に試合の動きを140字以内で報じるのかと思ったら、担当者(マッキーさん)が報道そっちのけで自分の思いをつぶやきつづける光景が。オウンゴールって誰がやらかしたのかさっぱりわかりません。あるひいき選手に対するミーハーぶりも全開で、最初は「公式アカウントでやることか」「それでも記者か」みたいな反応だったのが、試合終了を間違えるドジッ子ぶりまで発揮したおかげで萌えキャラ扱いに。

どうやら複数人が交替で書き込みを担当するようなので、他の人がマッキーさんのような可愛らしい発言をするかどうかは不明ですが、@asahiの今後に目が離せなくなりました。

Twitterってゆるい場だよねー。

参考

twitterコミュニケーション・バイブル (単行本)
twitterコミュニケーション・バイブル (単行本)

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2009年6月1日から2009年6月7日までに読んだ本

期間 : 2009年6月1日 ~ 2009年6月7日
読了数 : 18 冊
イリアディスの乙女 月の女神と白銀の婚約者
神埜 明美 / 集英社 (2009-06-02)
読了日:2009年6月7日
1巻は神々の話主体だったけど、人間の政治がからんできた。
1巻最後でちゃんとくっついたと思ったら一歩しか進んでなかった、というのはコバルトではよくあることですがやっぱりがっくりきました。
生活保護が危ない~最後のセーフティーネットはいま~ (扶桑社新書 33) (扶桑社新書 33)
産経新聞大阪社会部 / 扶桑社 (2008-08-29)
読了日:2009年6月7日
メイド刑事<デカ> (GA文庫)
早見 裕司 / ソフトバンククリエイティブ (2006-04-13)
読了日:2009年6月6日
デジタルネイティブが世界を変える
ドン・タプスコット / 翔泳社 (2009-05-14)
読了日:2009年6月6日
オール・オブ・レギオスII  鋼殻のレギオス ワールドガイド
ファンタジア文庫編集部 / 富士見書房 (2009-05-20)
読了日:2009年6月6日
鋼殻のレギオス13  グレー・コンチェルト
雨木 シュウスケ / 富士見書房 (2009-05-20)
★★★☆☆ 読了日:2009年6月6日
レジェンド未読者のための世界のなりたち解説講座。レジェンドってあんな話だったんだ。
それにしてもディックは隠しすぎだし、レイフォンは蚊帳の外すぎる。
ピクテ・シェンカの不思議な森裂かれた姉妹と王子の厄災 (コバルト文庫 あ 18-15)
足塚 鰯 / 集英社 (2009-06-02)
読了日:2009年6月5日
「多様な意見」はなぜ正しいのか 衆愚が集合知に変わるとき
スコット・ペイジ / 日経BP社 (2009-01-22)
読了日:2009年6月5日
風の王国うつつの夢 (コバルト文庫 も 2-36)
毛利 志生子 / 集英社 (2009-06-02)
読了日:2009年6月4日
群像戦記状態のシャンシュン編終了(たぶん)。でも「無事帰国した」とは書いてないので、まだ一波乱あるかもしれない。
シリーズをどう終わらせるかの方が気になってしまう。
どがでもバンドやらいでか! (ピュアフル文庫)
丁田 政二郎 / ジャイブ (2009-05-11)
読了日:2009年6月4日
青春小説。
「どがでも(どうしても)」という主人公の気持ちが、もう一つ伝わってこなかったのが残念でした。
理系バカと文系バカ
竹内 薫 / PHP研究所 (2009-03-14)
読了日:2009年6月4日
クレープとガレットのとっておきレシピ
黒川 愉子 / 主婦と生活社 (2009-05)
読了日:2009年6月3日
イスラエル
臼杵 陽 / 岩波書店 (2009-04)
読了日:2009年6月3日
紺碧のサリフィーラ (C・NovelsFantasia て 1-1)
天堂 里砂 / 中央公論新社 (2008-07)
読了日:2009年6月3日
エノーラ・ホームズの事件簿~令嬢の結婚 (小学館ルルル文庫 ス 1-4)
ナンシー スプリンガー / 小学館 (2009-05)
読了日:2009年6月2日
「ホームズ兄妹が手を組む」という帯に、「エノーラは兄たちから逃げ回ってるのにどうするんだよ」と思ってたら、ほんとにシャーロックとエノーラが共闘してた。既刊に比べて兄二人が登場するシーンが多い。
シャーロキアンとしては「マイクロフト兄さんが自宅と職場とディオゲネスクラブ以外の場所に行っている」ってところが不満(苦笑)。
いつでもクビ切り社会―「エイジフリー」の罠 (文春新書 693)
森戸 英幸 / 文藝春秋 (2009-04)
読了日:2009年6月2日
タイトルに反して「エイジフリー=定年退職・採用時年齢制限がない」にはいいことも悪いこともあるという内容。
現状の日本社会が年齢によって待遇に差をつけることで成り立っているのは重要そうです。
語り口は軽妙。
新聞社―破綻したビジネスモデル (新潮新書)
河内 孝 / 新潮社 (2007-03)
読了日:2009年6月1日
新聞というビジネスモデルがいかに現状に即していないかの分析と提言。押し紙問題もちゃんと書いてありました。
輪環の魔導師 5 傀儡の城
渡瀬 草一郎 / アスキーメディアワークス (2009-03-10)
★★★★☆ 読了日:2009年6月1日
第一部完、といったところ。フィノがほぼ気絶状態だった分、暴走セロの怖さがひしひしと。
これから国際関係や他の賢人たちが登場するようなので楽しみ。
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ファンタジー作家デイヴィッド・エディングス死去

予言の守護者 - ベルガリアード物語〈1〉 (ハヤカワ文庫FT)

guardian.co.ukによると、「ベルガリアード物語」や「エレニア記」、「ドラル国戦記」の著者、デイヴィッド・エディングスが亡くなりました。77歳。

共同執筆者であり妻のリー・エディングスを2年ほど前に亡くし、その後火災で過去の著作原稿を消失するなど、晩年は心配なニュースばかり聞いていた気がします。

遺作はリー・エディングスを亡くす直前に完結した「ドラル国戦記」。リー・エディングスの存在は大変大きかったんですね。

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2009年5月25日から2009年5月31日までに読んだ本

期間 : 2009年5月25日 ~ 2009年5月31日
読了数 : 17 冊
マギの魔法使い  魔法使いは決断中!
瑞山 いつき / 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009-06-01)
★★★★★ 読了日:2009年5月31日
思った以上にSF設定が入ってました。
あとがき読もうとして後日談イラストを目にしてしまった。
BLACK BLOOD BROTHERS11  ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 賢者転生―
あざの 耕平 / 富士見書房 (2009-05-20)
★★★★★ 読了日:2009年5月31日
感無量でした。10巻から怒濤のように読んでしまいました。読み終わりたくないけど読みたいというジレンマ。
「九龍の血族」の生き様/死に様の凄まじさ。彼らは満足したんだろうなあ。
最終章そう来るか! こう落とすとは正直予想外でした。
あとがきにもあったけど、完結後妄想がいろいろ出てくる作品でもあります。「モラトリアムの一年間の出来事」とか、「特区から出てきた女性と放浪の女吸血鬼を探す」とか、「ほとぼりが冷めたのを見計らってセカンド・カンパニー代表にプロポーズ攻勢を張り合うどこぞの始祖と重鎮」とか。
BLACK BLOOD BROTHERS10  ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 銀刀出陣―
あざの 耕平 / 富士見書房 (2009-04-20)
読了日:2009年5月31日
ものつくり敗戦―「匠の呪縛」が日本を衰退させる (日経プレミアシリーズ)
木村 英紀 / 日本経済新聞出版社 (2009-03)
読了日:2009年5月31日
「幽霊屋敷」の文化史 (講談社現代新書)
加藤 耕一 / 講談社 (2009-04-17)
読了日:2009年5月30日
「幽霊」という概念がキリスト教的ではないんだなあ。
現実の「幽霊屋敷」というよりも、小説の舞台や遊園地の催し物の「幽霊屋敷」についてでした。
農民も土も水も悲惨な中国農業 (朝日新書)
高橋 五郎 / 朝日新聞出版 (2009-02-13)
読了日:2009年5月30日
中国農村のひどい実態をレポート。なんだかんだ言っても日本の営農指導は効果があったんだ。
終章はその日本の農業施策の問題点、特に中国の農産物に負けてしまった理由考察。
神曲奏界ポリフォニカ マージナル・ホワイト 神曲奏界ポリフォニカシリーズ
高殿 円 / ソフトバンククリエイティブ (2009-03-14)
読了日:2009年5月30日
見習い女神と仮面の騎士 ~恋のワルツで祝福を!~ (B's‐LOG文庫)
菊地 悠美 / エンターブレイン (2009-01-19)
読了日:2009年5月29日
日本人の好きなもの―データで読む嗜好と価値観 (生活人新書 242)
NHK放送文化研究所世論調査部 / 日本放送出版協会 (2008-01)
読了日:2009年5月28日
出版状況クロニクル
小田 光雄 / 論創社 (2009-05)
読了日:2009年5月28日
放っておけない一匹狼(ローン・ウルフ)?
賀東 招二 / 富士見書房 (1998-12)
読了日:2009年5月28日
日本の15大財閥―現代企業のルーツをひもとく (平凡社新書) (平凡社新書)
菊地 浩之 / 平凡社 (2009-02-13)
読了日:2009年5月27日
大名概説のノリで大財閥を語る。
ひとっからげに「財閥」っていうけど、変遷はそれぞれ特徴的なんだなあ。
世界画廊の住人
栗原 ちひろ / 幻冬舎コミックス (2009-04)
★★★★★ 読了日:2009年5月27日
哲学的なテーマのファンタジー。
ゆがんだ世界に圧倒された。
学歴分断社会 (ちくま新書 772)
吉川 徹 / 筑摩書房 (2009-03)
読了日:2009年5月27日
学歴=学校歴だと思った私は何とかした方がいい。
内容は高卒と大卒の格差問題が主体。
でも高卒であっても地方では「学校歴」の方が重要なんだよなあ。特に「高等学校歴」が。
BLACK BLOOD BROTHERS 〈S6〉  ブラック・ブラッド・ブラザーズ短編集
あざの 耕平 / 富士見書房 (2008-10-20)
読了日:2009年5月26日
四方世界の王―古代オリエント幻想創世記 (4) (講談社BOX)
定金 伸治 / 講談社 (2009-04)
読了日:2009年5月25日
華鬼3
梨沙 / イースト・プレス (2009-04-16)
読了日:2009年5月25日
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