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2009年6月 Archive
2009年6月22日から2009年6月28日までに読んだ本
少女向けライトノベルでよく見かけるイラストレーター
最近「増田メグミさんと池上紗京さんと明咲トウルさんと香坂ゆうさんが表紙イラストを担当する少女向けライトノベルをひどくたくさん見るなあ」と思ったので、ざっと調べてみました。
作品名はそのレーベルで最も最近出たもの。なので代表的なものがあえて抜けていたりします。出て数年たったのも。
- 増田メグミ
- コバルト文庫「風の王国」、ビーンズ文庫「花に降る千の翼」、ホワイトハート「蛇々哩姫」、ルルル文庫「アラビアン・ローズ」、ビーズログ文庫「いきなりケモノ姫」、一迅社文庫アイリス「真紅の式使い」
- 明咲トウル
- コバルト文庫「天を支える者」、ビーンズ文庫「勾玉花伝」、ホワイトハート「花嫁シリーズ」、ビーズログ文庫「レプリカガーデン」、ルルル文庫「プリンセスハーツ」、一迅社文庫アイリス「聖鐘の乙女」
- 香坂ゆう
- コバルト文庫「夜来香幻想曲」、ビーンズ文庫「金蘭の王国」、ビーズログ文庫「バベルの歌姫」、ルルル文庫「ハウス・オブ・マジシャン」、もえぎ文庫ピュアリー「半熟退魔師」
- 鳴海ゆき
- コバルト文庫「神巫うさぎ」、ビーンズ文庫「紅玉の契約」、ビーズログ文庫「王慧の鍵」、ルルル文庫「シャーレンブレン物語」、一迅社文庫アイリス「メガネ恋。」
- 凪かすみ
- コバルト文庫「永遠の花園」、ビーンズ文庫「赤き月の廻るころ」、ビーズログ文庫「レンタル執事」、ルルル文庫「愛玩王子」、一迅社文庫アイリス(予定)「海上のミスティア」
- 池上紗京
- コバルト文庫「ピクテ・シェンカの不思議な森」、ホワイトハート「幻獣降臨譚」、ビーズログ文庫「失恋竜と契約の花嫁」、一迅社文庫アイリス「ヴァンパイア執事」
- 風都ノリ
- コバルト文庫「月色光珠」、ビーンズ文庫「アネットと秘密の指輪」、ホワイトハート「ブラッディ・キャッスル」、ビーズログ文庫「お狐サマ」
- ひだかなみ
- コバルト文庫「吸血鬼シリーズ」、ビーンズ文庫「貴族探偵エドワード」、ビーズログ文庫「鞠子の占い事件簿」、一迅社文庫アイリス「ルーク&レイリア」
- 甘塩コメコ
- コバルト文庫「花結びの娘」、ビーズログ文庫「悪魔は世界の救世主」、ルルル文庫「エノーラ・ホームズの事件簿」、一迅社文庫アイリス「ワイルドブーケ」
増田さんと明咲さんは6レーベルから出てます。増田さんのホワイトハートは旧ペンネーム時。最近ホワイトハートでは描いてないみたいですね。あとはウィングス文庫やもえぎ文庫ピュアリーのような刊行自体が少なめなところしか残ってない気が。
香坂さんと鳴海さん、凪さんは5レーベル。鳴海さんは意外と多い。3人ともホワイトハートでのイラスト経験がないみたい。凪さんは「永遠の花園」が終わってから長いですが、雑誌コバルトの方には描いてます。
池上さんは思ったより少なくて4レーベル。ビーンズ文庫で書いてないのが意外です。風都さん、ひだかさん、甘塩さんも4レーベルです。甘塩さんは少年向けの方でさらによく見かけます。
4レーベル以上でイラストを描いている人は全員コバルト文庫で何か描いてます。以前より少なくなったとはいえ毎月10冊は出ているので、「同時に2シリーズ担当しない」縛りを設けるとたくさんのイラストレーターにお願いすることになるからかも。
あと、意外とアイリス率高い。新興レーベルということもあって目立つイラストレーターに仕事をお願いすることが多いのかな?
名前を挙げた人たち、イラスト集を出してる人がいると思ったのに全然いないのでびっくりです。
名作童話をぽっぷさんの絵で読む「POP WONDERLAND」完結
すっかり存在を忘れていていまさらではあるのですが、以前にも紹介したぽっぷ氏イラストの名作絵本シリーズ「POP WONDERLAND」が、『しらゆきひめ』の刊行で完結しました。
全部で6冊になりました。「いばらひめ」はないのね。なぜか『ふしぎの国のアリス』だけ「POP WORLD」。
娘の反応を見ると、小さな女の子に受ける絵なんだなあ、と実感しています。
2009年6月15日から2009年6月21日までに読んだ本
名作文学ジャケット違いにはタレント表紙のもあるんですね
集英社文庫が『走れメロス』、『地獄変』、『堕落論』をジャンプ人気漫画家のイラスト表紙に変更することが先日わかったばかりですが、Tumblrのdashboardに流れてきた画像で、ぶんか社文庫が女性の写真を表紙にした『風立ちぬ』『人間失格』『坊っちゃん』が発売されていることを知りました。モデルが誰なのかさっぱりわからなかったのですが、MWAVEのずらずらら日記によるとAKB48のメンバー(小野恵令奈さん、大島優子さん、前田敦子さん)
なんだそうです。
MWAVEのずらずらら日記には、スターダストプロモーションが自社所属のタレントを表紙にした文庫「SDP Bunko」を発行していることも指摘してました。今まで知らなかった。こちらはすでに16冊出ています。
ありゃ、途中でデザインが変わって男性表紙になってる。
そういや、近代文学を横書きで文庫化したゴマブックスの「ケータイ名作文学」もタレント表紙でした。
ぶんか社文庫はAKB48とタイアップしてるんですが、先行二社は最新の配本が男性表紙になってるんですよね。表紙にする女性タレントがそれほどいなかったからか、女性表紙で買う人は意外といなかったからなのか。
2009年6月8日から2009年6月14日までに読んだ本
テニプリ作者が『走れメロス』表紙って、また集英社か!
まんたんウェブによると、集英社は太宰治の『走れメロス』の表紙を「テニスの王子様」の作者許斐剛が描いた新装版を集英社文庫から6月23日に発売します。
集英社文庫は2007年に「デスノート」の絵師、小畑健さんが表紙を描いた『人間失格』が大ヒット、去年も『伊豆の踊子』を「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦さんが表紙を描くなど、この時期、ジャンプ有名漫画家を起用した近代文学の文庫新装版を発表しています。
今年は他にも芥川龍之介の『地獄変』と坂口安吾の『堕落論』の表紙を「BLEACH」の作者久保帯人さんが描いたものが発売されます。こっちはどんな表紙になるんでしょう。『地獄変』は去年小畑健さんの表紙に変えたばっかりなんですが。
ところで、どこか竹岡美穂さんが表紙を描いた名作文学の文庫、って企画をするところはありませんか?( "文学少女"シリーズつながり)
追記(2009/06/17):集英社文庫はジュール・ヴェルヌの作品4冊の表紙を桂正和、ふなつ一輝、別天荒人(2冊)が描いた新装版を出していました。
@asahiが萌えキャラだった件
ITmediaやINTERNET Watchで報じられたとおり、朝日新聞社がTwitterに公式アカウントを作成しました。「asahi」なんてアカウントがまだ残っていたのかと思ったら。jazzanovaさんがasahi.comのRSSを使って記事新着を流していたアカウントがnotasahiに変更させられたらしい。notられる際に何が起きたのかは不明。Twitterからメールで問い合わせがあったけど連絡が取れなかった説が有力。
朝日新聞社って、公式サイトでニュースを流したりRSSを取り入れたりするのが早かったので、Twitterに一番乗りなのは全く意外ではありませんでした。ただ更新情報を流すだけなのはTwitter導入としてはつまらないので、サイト更新より先に臨時ニュースを報じるアカウントになるのかなあ、と夕方まではまじめに思っていました。夕方までは。
そして中継をすると予告されたサッカーワールドカップ最終予選日本対カタール戦。端的に試合の動きを140字以内で報じるのかと思ったら、担当者(マッキーさん)が報道そっちのけで自分の思いをつぶやきつづける光景が。オウンゴール
って誰がやらかしたのかさっぱりわかりません。あるひいき選手に対するミーハーぶりも全開で、最初は「公式アカウントでやることか」「それでも記者か」みたいな反応だったのが、試合終了を間違えるドジッ子ぶりまで発揮したおかげで萌えキャラ扱いに。
どうやら複数人が交替で書き込みを担当するようなので、他の人がマッキーさんのような可愛らしい発言をするかどうかは不明ですが、@asahiの今後に目が離せなくなりました。
Twitterってゆるい場だよねー。
- 参考
2009年6月1日から2009年6月7日までに読んだ本
ファンタジー作家デイヴィッド・エディングス死去
guardian.co.ukによると、「ベルガリアード物語」や「エレニア記」、「ドラル国戦記」の著者、デイヴィッド・エディングスが亡くなりました。77歳。
共同執筆者であり妻のリー・エディングスを2年ほど前に亡くし、その後火災で過去の著作原稿を消失するなど、晩年は心配なニュースばかり聞いていた気がします。
遺作はリー・エディングスを亡くす直前に完結した「ドラル国戦記」。リー・エディングスの存在は大変大きかったんですね。
2009年5月25日から2009年5月31日までに読んだ本
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