Technorati JAPAN 注目の話題で取り上げられて気がついた「ドギーバッグ」。小型犬を入れて持ち運ぶバッグではなくて、外食で残した食べ物を持ち帰るための折りたたみ容器のことらしいです。それって披露宴で残った料理を折り詰めにしてもらうのとどう違うのだろうかと。
最近は披露宴の料理を折り詰めになんかしないのかな? 私たちの結婚披露宴の時は、「折り詰めにできる料理とできない料理があります」といった説明を受けたんだけど、先日参列した結婚披露宴ではそういう話が一切なかったなあ。大阪と東京はしきたりが違うとか場所によるとかかな。あるいは客が言い出さない限り積極的にはならないとか。
なぜ「犬の鞄」と言うようになったかというと、食べ残しの持ち帰りは恥ずかしいのを「犬の餌にする」という名目で持ち帰ったことから
だそうです。
目黒川桜まつりで配布キャンペーンが行われたので注目されるようになったのでしょうか。それとも専用容器を購入してもらうようにとの宣伝なんでしょうか。最近はエコバッグがエコロジーのためではなくてファッションのためにしか見えないようなものかな。エコバッグを何十枚も買ったところでエコロジーでもなんでもないからなあ。
Amazonで販売されているのは柄違い4種類。ここのドギーバッグって、ケーキ箱のように高さがあるのが気に入らないです。お弁当箱ぐらい低いものはないのかな。
専用の箱をわざわざ購入するのではなく、手持ちの容器を持参して外食で食べきれないものを持ち帰って翌日の朝食にする、というのは、エコロジー(環境に配慮)じゃなくてエコノミー(経済的)という意味の「エコ」になるのかも。残飯にならないようにレストランに少なめにしてもらうというのは経済的じゃないもんね。
MSN産経に掲載された「広がる?「ドギーバッグ」 海外では当然 食中毒恐れ、日本は消極的」という2008年11月の記事が、問題点を含めて詳しいです。やっぱり食中毒問題がネックだよね。「持ち帰ってからの食中毒はお客様の自己責任」という建前で動いても、保健所は当然のように立ち入り調査をするでしょうから。消費者の意識と同様に警察と保健所の意識も変えられるか、という問題かと。
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