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海外のヤングアダルト小説を、小学館が日本で出すとこうなる

海外のヤングアダルト小説を、早川書房とメディアファクトリーが日本で出すとこうなるという記事があったので、海外ヤングアダルト小説を多く翻訳しているルルル文庫でやってみました。全部やってしまうと大量すぎるので、これはと思ったものを三つ。

ヴァンパイア・キス (ルルル文庫)
マリ マンクーシ
小学館
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チェンジリング・シー (ルルル文庫)
パトリシア・A. マキリップ
小学館
売り上げランキング: 20672
ハウス・オブ・マジシャン (ルルル文庫)
メアリー フーパー
小学館
売り上げランキング: 252546

ふわふわと、夢見心地なイラストばかりですね。これが原書だとこうなります。

Boys That Bite
Boys That Bite
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Marianne Mancusi
Berkley Pub Group
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The Changeling Sea
The Changeling Sea
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Patricia A. McKillip
Firebird
売り上げランキング: 107250
At the House of the Magician
At the House of the Magician
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Mary Hooper
Bloomsbury Publishing PLC
売り上げランキング: 28317

おどろおどろしさの方が先にきてしまいます。ビッチっぽい『Boys That Bite』、暗い魔の海を表したような『The Changeling Sea』、ヴィクトリア朝の少女を描いた『At the House of the Magician』と、それぞれ違いますが、雰囲気の違いはわかるかと。

ルルル文庫は書き下ろしメインの少女向けライトノベルレーベルなので、他のラインナップとあわせたイラストにする必要もあります。もちろん翻訳小説である以上問題は中身で、今回上げた3作のうち『ヴァンパイア・キス』は未読ですが、他二つはライトノベルというより少女小説的な翻訳に仕上がっていました。

はてなブックマークのコメントで指摘している人がいるように、ハヤカワ文庫は1970年代から少女漫画家を表紙イラストに採用してだます刊行していました。『たったひとつの冴えたやりかた (ハヤカワ文庫SF)』表紙にだまされた人は多いはずだ(私含む)。

ワード

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