CNET Japan経由で、ソニーが無線LAN対応で提携サービスに写真を自動アップロードできる「サイバーショット DSC-G3」の1月16日発売を発表しました。
Wi-Fi機能付きデジタルカメラにはCOOLPIX S51cやLUMIX DMC-TZ50がありますが、出た当時はともかく今は話題になってません。CNET JapanのEye-Fi創立者へのインタビューで
--日本では、デジタルカメラ本体にWi-Fiを搭載したものがありました。しかし、それほどポピュラーにはならなかったようです。
2つのポイントがあると思います。1つは、無線LANの機能を付けたことによって、それらのデジタルカメラは難しくなったということ。もう1つは、アップロードサイトの自由度です。そういった製品に興味がある多くのユーザーは、どのサイトにアップロードしたいとか、どういうふうに使いたいなど、自分がなにをしたいかというのをすでに知っているのだと思います。
それを実現するには、このサイトにしかアップロードができませんよ、という制限をかけてしまってはいけない。Eye-Fiのソリューションは、2点ともクリアしていると思います。
とあり、COOLPIX S51cもLUMIX DMC-TZ50も自社サービスにしかアップロードできないことがポピュラーになり得なかった理由として挙げられてます。
その点サイバーショット DSC-G3は発売時点でソニー自社サービスのeyeVioだけでなくYouTube、Dailymotion、Picasa ウェブ アルバム、mixiに対応しています。Flickrまだー? はてなフォトライフまだー?
Eye-Fiと違って、パソコンなしで設定・送信可能らしい。あとは設定操作がわかりやすいかどうか、かな。それから公衆無線LANがどの程度対応してるか。ブラウザつきなのはブラウザ認証の公衆無線LAN対策なのかしら。SonyStyleではFONソーシャルルーター「La Fonera」とのセット販売してるということはFON対応なんでしょうね。
サイバーショットは記録媒体がメモリースティックなので購入するつもりがないのですが、これの発売でEye-Fiの機能強化がなされることに期待したいです。公衆無線LAN対応や提携先の拡充。YouTube対応は時期未定だけど行われるとEngadget Japanにあります。日本の場合mixi対応を待つ人は多そうです。
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