昨日夜のTwitterで、deltazuluさんにコバルト文庫の名作を薦めて積ん読をさらに増やす陰謀が実行されました。完結してるのが多めなラインナップ。
- 丘の家のミッキー
- 楽園の魔女たち
- 東方ウィッチクラフト
- なかないでストレイシープ
- ちょーシリーズ
- 日向章一郎の星座シリーズ/放課後シリーズ
- 図書館戦隊ビブリオン
- 天翔けるバカ
うわ、合計したら100冊超えてるじゃないか。楽園の魔女たち、ちょーシリーズ、星座シリーズ、放課後シリーズと20冊超のシリーズが入り込んでる。新刊での入手が困難なものが入っています。
この中で私が読んだことがあるのは「楽園の魔女たち」「東方ウィッチクラフト」「なかないでストレイシープ」「天翔けるバカ」ぐらい。積ん読と化している「歌姫―ロジエル」読み終えたら「丘の家のミッキー」に手を出そう(いつの話だ)。
天バカはdeltazuluさん宅の積ん読の山に埋もれてたみたいなので、そのうち読んでくださるでしょう。あと名前が出たのは、クララ白書、田中雅美のアリスシリーズ、超女隊シリーズというところかな。
「マリア様がみてる」や「ヴィクトリアン・ローズ・テーラー」が薦められてないのはdeltazuluさんが既読だから。「伯爵と妖精」「なんて素敵にジャパネスク」を薦める人がいないのはなんでだろう。
そういやビブリオンの小松由加子さんが本を出さなくなって10年たってますが、日向章一郎さんも5年以上新刊が出てないですね。
それから、ここぞとばかりに前田珠子を薦めようとするゐんどさんは自重してください。隻腕の神の島(スニーカー文庫)や聖獣復活譚(聖獣覚醒秘譚はなかったことにしましょう。上・中と出て下巻が出ないのは極悪すぎる)ならまだしも、いいところで終わって続刊が期待できないシリーズが多数な作家を薦めて恨まれたくないです。
以下、薦められているシリーズの短文紹介。読んでないのが多いのでそのへんは検索で調べたりしたものです。
丘の家のミッキー
未読です。お嬢様学校から普通の女子校に転校した主人公を中心に、二つの学校の校風の違いを主題としたシリーズ、だったはず。全10巻。初版は1984年から1988年。現在入手可能なのは2002年に再版した新装版。1980年代では当たり前だったが21世紀に入ってからだとわからなくなっているものに対する注釈が付け加えられているそうです。
楽園の魔女たち
魔法使いの塔である虹の谷の"楽園"の主エイザードの弟子となった四人の少女と周りの人々によるコミカルファンタジー。全21巻。刊行は1995年から2004年と、けっこうな長期シリーズですね。
東方ウィッチクラフト
「片想いの人は魔女(男)で、勘違いと偶然で彼の使い魔になってしまいました」で始まる現代ファンタジーラブコメディ。全6巻。ランラン可愛いよランラン(第4巻以降登場)。刊行は2001年から2002年と手堅くまとまってます。
なかないでストレイシープ
20世紀初頭のニューヨーク育ちの孤児が大英帝国貴族になってしまった、お嬢様と執事の恋愛物語。執事スキーはこれを押さえないといかんと思うのよ。全3巻。刊行は2003年から2004年。短すぎるのが惜しい。
ちょーシリーズ
未読です。タイトルの最初に「ちょー」がつくコミカルラブファンタジー。全19巻(第一部10巻・第二部8巻・番外編1巻)+ファンブック全2巻。さらに現在番外編〈魔王〉シリーズが5巻まで刊行中です(次で完結予定)。本編の刊行は1997年から2003年です。
星座シリーズ
未読です。高校生ヒロインと高校教師ヒーローによるユーモアミステリー。タイトルに星座の名前が入ります。現在22巻まで刊行されていますが続編が出る様子がありません。これで完結? 1990年刊行開始で最新刊の刊行は2000年です。
放課後シリーズ
未読です。幼馴染の二人が何かと事件に巻き込まれるユーモアミステリー。タイトルに「放課後の」がつきます。23巻まで。1988年刊行開始で最新刊の刊行は2000年。回想編になってるので終わってるのかどうなのか判断つきません。
図書館戦隊ビブリオン
未読です。学校図書館を舞台にした痛快戦隊コメディ。ここのところ図書館や司書をネタにしたライトノベルが増えてるので、2巻で終わってしまったのが惜しい。1998年刊行。早すぎたのかなあ。
天翔けるバカ
第一次世界大戦におけるイギリス軍所属の航空傭兵部隊とドイツ軍航空部隊の戦いがメインの戦場もの。「なぜコバルトなのか」と言いたくなるすばらしい作品です。全2巻。刊行は1999年から2000年。
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