2008年のノーベル経済学賞アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞にアメリカの経済学者ポール・クルーグマン教授の受賞が決定しました(Nobel Foundation、asahi.com)。受賞理由は「貿易パターンの分析と経済活動の位置」。下馬評では何度も受賞候補として名前が挙がった人です。私でも名前を知ってる人が受賞したなあ。
日本語訳が結構ある人で、私も『クルーグマン教授の経済入門』や『格差はつくられた―保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略』を読んだ事があります。『世界大不況への警告』は読んでないので後で読もう。
ブッシュ政権批判で有名な人で、この時期に彼の受賞を決めることにスウェーデン王立科学アカデミーのアメリカへの嫌がらせっぷりを感じてしまいました。ちなみに去年の嫌がらせは「ノーベル平和賞に気候変動に関する政府間パネル(IPCC)とアル・ゴア」。
コラムを連載しているニューヨークタイムズのサイトにクルーグマンのブログがあるんですが、受賞の報を聞いての記事が
A funny thing happened to me this morning ...
「今朝、オレにおかしな事が起きたんだ...」ってところか。一度でいいから受賞が決まったときの台詞として言ってみたいよ!(無理。まず受賞なんかできない)
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