2008年のノーベル化学賞は「緑色蛍光タンパク質の発見と発展」で、下村脩、マーティン・チャルフィー、ロジャー・Y・チェンの三氏の受賞が決定しました(Nobel Foundation、asahi.com)。緑色蛍光タンパク質は他のタンパク質にくっつけて細胞を生きたまま観察する手法として医学や生物学で多く利用されています。
下村氏は緑色蛍光タンパク質を発見、チャルフィー氏が実際に細胞内に入れて発光させることに成功、チェン氏が緑色以外に光らせる方法を確立しました。
それにしても80歳か。南部陽一郎氏の87歳も驚いたけど、「受賞順番待ちで長生きした方が勝ち」状態だなあ。
検索してみたらコンピュータセキュリティ専門家でケビン・ミトニック逮捕に関わった下村務は息子。
という記述がWikipediaにあってびっくり。
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