2008年8月 Archive

いつものようにAmazon.co.jpを見ていたら、「この商品にタグをつける」という項目ができていてびっくりしました。ユーザーが自由に商品にタグ付けできる機能です。

タグがつくとこんな表示が出ます

私が入れたのがバレバレですね。

見ている商品に類似したものにタグがついていると、こんな表示も出てきます。あたってるな、と思ったらチェック入れられます。

タグがつけられた商品は一覧ページに表示されます。

タイトルや著者名など、検索で表示されやすいものよりは、テーマとなっているものをどんどんタグとして登録していったほうがいいのかな。

基本はタグ公開ですが、非公開タグにして「比較検討中」なんてのを作ることもできます。詳しくはヘルプページにいろいろ書いてあります

私が普段使っているWindows XP搭載ノートパソコン（無線LANで接続）のWindows Updateが「SP3ダウンロードしたからインストールしてくれ」といったので「たぶん大丈夫だろう」と甘く見ていたのが運の尽き。再起動したら

プロシージャ エントリ ポイント apsSearchInterface がダイナミック リンク ライブラリ wlanapi.dll から見つかりませんでした。

プロシージャ エントリ ポイント apsInitialize がダイナミック リンク ライブラリ wlanapi.dll から見つかりませんでした。

思わずパニックになってしまい、別のパソコンを有線LANでつなげてチャットでヘルプ頼んでしまいました。

エラーメッセージを頼りに素直に検索すればよかったんですね。 Microsoft サポート オンラインにWindows XP Service Pack 3 のインストール後、再起動するたびにエラー メッセージ "プロシージャ エントリ ポイント apsSearchInterface がダイナミック リンク ライブラリ wlanapi.dll から見つかりませんでした" が表示されるというそのまんまなのが出てきました。

ぶっちゃければ

他の会社が勝手に同じ名前のファイルを使ってたみたいだけど、このたびウチが使うようにしたんで、勝手に使ってた他の会社に対応してもらってね

ということらしい。パソコントラブル出張修理・サポート日記: WindowsXP SP3 導入の余波。 - WLANmon.exe と WZCSLDR2.exe のエントリポイントが見つかりません -やWindowsXP SP3におけるcoregaの無線LANクライアントのインストールについて - ccsakuの日記、WindowsXP SP3におけるcoregaの無線LANクライアントのインストールについてその２ - ccsakuの日記など、先人が対処法を残してくれてました。

さすがに問題発覚から3ヶ月たってるので、coregaもWindows XP SP3 対応情報というページができてます。

うちのあるのはcorega CG-WLBARGS-P 無線BBルーターCG-WLCB54GSセットなので、無線LANクライアントの「CG-WLCB54GS」のところを見ると、ドライバをアップデートすることとユーティリティとJUMPSTARTが使えないことが書いてあります。

さっそくユーティリティとJUMPSTARTをスタートメニューに登録してあるアンインストーラで削除して、ドライバをアップデートして......あれ？　WEP/WPAキーってなに？

JUMPSTART頼りっぱなしだったので、ルータ兼アクセスポイントの設定でJUMPSTART使わないようにすることを思いつくまでひと悶着。他のパソコンとの兼ね合いでアドレスが取得できずにあれこれいじくりまわし（何がよかったのかよくわからない）、なんとかつながるようになるのに5時間ぐらいかかりました。

ひょんなことで曲亭（滝沢）馬琴を調べていたら、ふと未完に終わった『傾城水滸伝』と『近世説美少年録』が気になってしまいました。『近世説美少年録』は陶晴賢を悪徳を持つ美少年にしてその成り上がりを（勝手に妄想して）描き、構想では「善の美少年」として毛利元就を登場させて対決させるという筋書きでしたがその前に馬琴先生が亡くなりました。

これだけでも「馬琴先生やりすぎだ」と思うのに、『傾城水滸伝』はぶっちゃけて言えば「性別逆転『水滸伝』」。Wikipediaによると、

中国文学の『水滸伝』の翻案。『水滸伝』の英雄豪傑を日本の賢妻烈婦にかえたもの。傾城とは国を揺るがすほどの絶世の美女のことであり、本来は褒め言葉だが、本作品では宿敵、亀菊の蔑称として使われている。

後鳥羽院の時代、後鳥羽院から寵愛をうけた白拍子亀菊の専横に世をはばまれた烈婦たちが、執権北条義時のために討たれた鎌倉の源頼家の息女三母姫を擁立し、近江賤ヶ岳江鎮泊にたてこもって亀菊および義時とたたかうという内容。

女性キャラ化パロディは183年前に馬琴先生が通った道だったんだ！　さすが「こんな可愛い子が女の子のはずがない」犬坂毛野を生んだ馬琴先生。浅学なので今まで知らなかったよ。

ちなみに、108星のうち106星まで名前が設定されてます。なぜか二人足りてない。完結まで書ききれていたらちゃんと108星揃ってたのかな？　水滸伝同盟には原作『水滸伝』との対照表があります。

残念ながら今となっては入手難。たぶん現代語訳も出てないんじゃないかな、という状態なんだよなあ。私も未読だし。読んでみたいような、「烈婦」ってことは豪傑よりもすごい女性たちのようで怖いような。

7月創刊の「少女向け一迅社文庫」こと「一迅社文庫アイリス」の創刊ラインナップのうち『パステルと空飛ぶキャンディ』がなかなかよかったです。著者がビーンズ文庫やビーズログ文庫で美形男性がいっぱい出てくる作品を多く書いている志麻友紀さんですので、寄宿制女学校ものがちゃんと書けるかどうかと思ってしまいましたが、杞憂でした。もちろん美形男性は複数出てきます。

内容はというと、魔法がある世界で父は不明・母を亡くして修道院に預けられていた少女が、正体不明の後見者によって寄宿生の女学校に入学、同室の謎めいた少女や高慢なクラスメイト、同室の少女の親戚の美形青年や謎の王子様と出会い、料理バトルや暗殺未遂に巻き込まれていく話。

要素だけ抜き出すと、孤児＋修道院＋あしながおじさん＋寄宿生女学校＋同室の美少女＋高慢なクラスメイト＋料理バトル＋謎の王子様＋陰謀＋魔法。盛りだくさん過ぎ。破綻せずに盛り込めたのは著者の力量なんでしょうね。さすがにこの巻だけではいろいろとわからないまま終わっています。

これ読んでると、なぜだかファミ通文庫の『カーリー』が読みたくなって仕方がありません。『カーリー』も、孤児＋寄宿生女学校＋同室の美少女＋高慢なクラスメイト＋王子様＋陰謀だからかな。そういや両方とも「金髪ウェーブ幼め＋黒髪ストレート大人びてる」だ。

残念ながら今実家で、『カーリー』は自宅に置いてきたので悶々としています。しかも2巻が出たのが2006年9月末と、2年近く前に出たっきり止まってます。著者の高殿円さんがコミックマーケットで同人誌として出すということらしいのですが、自宅に帰るのは盆明けなのでコミケには行けないよー。ファミ通文庫さん、続き出してください。お願いします。

『パステルと空飛ぶキャンディ』に話を戻すと、百合っぽい描写はありますが、最終的には王子様の方にいくんだろうという予想を立ててしまいます。ただ主人公の母親や父親がなんらかの秘密を持っていそうですし、同室の美少女は確実に秘密持ちだろうなあ。続きが出たら読むモードです。

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Googleマップに、日本の主要都市の「ストリートビュー」が提供されました。「ストリートビュー」とは、街路の写真を見られる機能。Broadband Watchによると、東京や大阪、京都、神戸などが対象だとか。アメリカではプライバシー問題が話題になりましたが、日本ではどうだろう。顔がわかるような写真はボカシが入ってますが、さっそく「知人」を見つけた人も。

自宅の近所はどうなってるかな、と思って川口市を見たところ、

空白域！　なんでこんなことに。

周辺を見ると、さいたま市のあたりが不自然にサポートしているので、川口市を避けたわけじゃないんだろうと思いたいのですが、妙に市境に沿って対象外地域になってるもんだから、何かあるのかな、なんて思ってしまいます。

もしかしたら自治体別に掲載許可を取ってるのかな？

ちなみに実家は鳥取県東部で、ストリートビューどころか航空写真ですら解像度が悪すぎます。まずそこをどうにかしてほしい＞Google