SF翻訳家、作家の野田昌宏さんと、少女小説家の氷室冴子さんが亡くなられました。野田さんの訃報はmixiの大森望さんの日記で、氷室さんの訃報はasahi.comから。
野田さんは、キャプテン・フューチャーシリーズや銀河辺境シリーズの翻訳、作家としては銀河乞食軍団の著作があります。私個人としては『スペース・オペラの書き方』の著者としてのイメージが強いです......絶版かあ。
一度倒れたことがあったので「とうとうこの日が来てしまったのか」とも、ちょっと前までキャプテン・フューチャーシリーズの新装版が出ていたので「最近までお元気だったのに」とも思います。今『風前の灯!冥王星ドーム都市』のあとがきを読むのはつらい。
そして、氷室さんは、コバルト文庫の看板作家として多くのヒット作を出しました。今の「ライトノベル」の源流の一人ともいえる人です。私が自分の小遣いで買った二冊目と三冊目の本、『シンデレラ迷宮』『シンデレラミステリー』の作者で、私に大きすぎる影響を与えてくれました。こちらも絶版だ。代表作のなんて素敵にジャパネスクシリーズやクララ白書などは新装版がでて入手可能です。
10年以上執筆活動を行ってなくて、どうしてるんだろうと思ったら、まさかの訃報。51歳は若すぎる。
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