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2008年6月 Archive
Firefox3への移行状況などを調べるブログパーツ FoxMeter
IDEA*IDEAで紹介されていましたが、位置情報つきアクセス解析「なかのひと」が新たにFirefox3への移行状況、ブラウザのシェアを調べるブログパーツ FoxMeterを提供しました。
すでに「なかのひと」導入済みサイトは、FoxMeter用HTMLタグをさくっと貼り付ければOK。そのサイトに訪問するFirefoxユーザーからFirefox 3に移行した割合がFirefoxのロゴマークの点灯個数で表示されるアイコンです。また、ふぉくすけの表情が変わるバージョンもあり、こちらは先着3,333サイト限定です。
管理者のみ閲覧できる解析結果は、Firefox移行割合だけでなく、ブラウザシェアやOSシェアも解析します。
Firefox 3は、私もすでにインストール済。IMEがONの時でもlivedoor ReaderやLDRizeのショートカットキーが使えるのがいいですね。
Amazonカスタマーレビューにコメントをつける機能
いつものようにAmazonの商品ページを見ていたら、カスタマーレビューの末尾にあるこのレビューは参考になりましたか?
の前に見慣れないコメント | ブックマーク
という文字が。
どうやら個別のカスタマーレビュー用にパーマリンクが設定され、コメントがつけられるようになったようです。
今までとんでもなカスタマーレビューに個別に反論することはできなかったのですが、これからはコメントを投稿することで反論することができるようになったよう。
コメント投稿ガイドラインは「この商品について語る」ガイドラインを流用するみたい。
場合によってはあるレビューのコメント欄が炎上、ということもありそうです。あんまりなものはどんどん削除していくでしょうけど。
Firefoxに私が入れている拡張機能と、Firefox3への対応状況
Firefox3の正式リリース日を明日に控え、私が今使っているFirefox2に入れている拡張機能のうち、どのくらいFirefox3に対応しているかを調べてみました。
- Context Search 0.4.3(Firefox3対応済)
- Download Sort 2.5.7(Firefox3対応済)
- Google Earth Plugin 4.3.9477.6413(Firefox3未対応)
- Greasemonkey 0.8.20080609.0(Firefox3対応済)
- hatenabar 0.5.5(Firefox3未対応)
- IE Tab 1.3.3.20070528(Firefox3対応版を別途インストール)
- Japanize 0.8.11(Firefox3対応済)
- kwout on Firefox 0.1.0.20080430(Firefox3対応済)
- Make Link 8.06(Firefox3対応済)
- ScrapBook 1.3.3.5(Firefox3対応済)
- Scuttle 0.3.1(Firefox3未対応)
- Tab Mix Plus 0.3.6(Firefox3未対応)
- Tiny Menu 1.4.9(Firefox3対応済)
- Tombloo 0.2.1(Firefox3対応済)
- 紙copi-Add-on 0.6(Firefox3未対応)
「Firefox3未対応」となっていても、どうにも更新されそうにないScuttleのプラグインや、どうするのかさっぱり見えてこないGoogle Earth Plugin以外はα版やβ版までは対応できています。とはいえ、hatenabarやTab Mix PlusがFirefox3に正式対応してくれないと移行する気になれないなあ。Tab Mix Plusはえむもじらによると、今週末には対応版が出るらしい。
紙copi-Add-onを見つけたのでScrapBookから移行しようと思ったのに、肝心の紙copi-Add-onが正式対応してくれないと移行もできないや。
九天社が倒産したらしい
Twitter経由Pickles weblogによると、九天社が倒産したらしいです。公式サイトは現在メンテナンス中です。いましばらくお待ちください。
状態。今のところ公式発表・マスコミ報道はないようです。
九天社は『グーグル八分とは何か』とか『学位商法―ディプロマミルによる教育汚染』、『ウィキペディアで何が起こっているのか―変わり始めるソーシャルメディア信仰』を出している会社なので、これらの書で批難されている団体による圧力で倒産に追い込まれたのではないかと陰謀妄想をたくましくさせてしまいます。
けっこうWeb関連の技術書も出していて、『実践Web Standards Design―Web標準の基本とCSSレイアウト&Tips』や『Twitter!―Twitter APIガイドブック』もここの会社。『Winnyはなぜ破られたのか―P2Pネットワークをめぐる攻防』もね。
自己破産らしいという話なので、おそらくこれから書店店頭から消えていくと思われます。これだけは確保しておけ、という本は他にないかな。
野田昌宏さんと氷室冴子さんの訃報
SF翻訳家、作家の野田昌宏さんと、少女小説家の氷室冴子さんが亡くなられました。野田さんの訃報はmixiの大森望さんの日記で、氷室さんの訃報はasahi.comから。
野田さんは、キャプテン・フューチャーシリーズや銀河辺境シリーズの翻訳、作家としては銀河乞食軍団の著作があります。私個人としては『スペース・オペラの書き方』の著者としてのイメージが強いです......絶版かあ。
一度倒れたことがあったので「とうとうこの日が来てしまったのか」とも、ちょっと前までキャプテン・フューチャーシリーズの新装版が出ていたので「最近までお元気だったのに」とも思います。今『風前の灯!冥王星ドーム都市』のあとがきを読むのはつらい。
そして、氷室さんは、コバルト文庫の看板作家として多くのヒット作を出しました。今の「ライトノベル」の源流の一人ともいえる人です。私が自分の小遣いで買った二冊目と三冊目の本、『シンデレラ迷宮』『シンデレラミステリー』の作者で、私に大きすぎる影響を与えてくれました。こちらも絶版だ。代表作のなんて素敵にジャパネスクシリーズやクララ白書などは新装版がでて入手可能です。
10年以上執筆活動を行ってなくて、どうしてるんだろうと思ったら、まさかの訃報。51歳は若すぎる。
読書マニアな私の本の選び方
2008年6月4日放送のNHKクローズアップ現代で「ランキング依存が止まらない~出版不況の裏側~」という放送がありました。
平和さんがTwitterで的確すぎる要約をしていました。
今日のクロ現まとめ「書籍の総売上は下がってるけど刊行点数は増えてます。刊行点数が多いのでランキングの価値が上がっています。でもランキング上位以外にも良い本はあるはずです。隠れたオススメをがんばって紹介する動きもあります。今後の展開にご期待ください。」
後半部分の要約のような気がしますがまあそれはおいといて。
やっぱり前半で紹介された「ベストセラーランキングのトップにあるような本しか並んでない本棚の主」の話になるのかな。「売れている本は面白いから」という理由で本を選んでる人。売れてる本で大失敗こいた経験があるので、売れてる本が面白いと思える人がうらやましいです。
ここ3ヶ月、1ヶ月の読書冊数が80冊程度な私ですが、未読が40冊をなかなか割り込まないし、ウィッシュリストに50冊ぐらいぶち込まれてるしで、読みたい本がなかなか減りません。1日200冊ぐらい新しい本が出てくる計算になるので、そのうち2%でも興味がある本があると処理能力を上回ってしまう罠。ただ、ここんところの異常な出版数は、業界一位の出版点数を誇った新風舎が破産したので落ち着くんじゃないかと思います。
読書が生活の一部になってるかのような状態なわけですが、情報収集もそれだけいろいろやってます。だからこそウィッシュリストが膨れ上がるわけですが。
まずは出版社の公式サイトの近刊情報とメールマガジン。ライトノベルを主体(だいたい月30冊程度)に読んでいるので、ライトノベルレーベルの公式サイトはWWWCで更新チェックしています。読み続けているシリーズの続刊や好きな作家の新作だけでなく、公開されたあらすじで興味が出ることも。
公式サイトでは近刊情報が遅いところは、取次各社が出す近刊情報や、ネット書店の予約情報を参考にしてます。
さらに書評ブログでのレビューで気になったものをチェックしたり、IRCでの友人のお勧めを見たり。一般書や教養新書などは新聞社などニュースサイトの書評も参考にしています。
あとはランキング系。Socialtunesのランキングやメディアマーカーの最近の人気メディアなど。Amazonはベストセラーよりもヒット商品として急激に順位を上げたもののほうが気になることが多いです。
RSS出してるところが多くなって、こういったもののチェックがlivedoor Readerでまとめられることが多いのがうれしい。
つうても、年に1~3冊しか読まない人にこんな労力かけろといわれても無理だよなあ。ハズレをひくこともある。私は半ば探すのが趣味になってるところがあるから苦にならないけど。
2008年5月に読んだ本
2008年5月に読んだのは80冊でした。先月より4冊減りましたが、相変わらずちょっと多すぎるな。
『サクリファイス』は評判にたがわずいい作品。じわじわと不信感と違和感がたまってきて一気に決壊するのがよい。プロの自転車ロードレースについての知識を知らなくても大丈夫。
『高校野球「裏」ビジネス』は、去年大騒ぎになった特待生問題を生み出した土壌というものを浮かび上がらせた力作ルポルタージュ。それにしてもボーイズリーグから高校野球、大学やノンプロ、そしてプロ野球に行き、そしてまたボーイズリーグに戻っていく「何か」というのは根深いものだなあ。
以下、読了本をAmazon.co.jpお気に入りウィジェットで。
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