いつもは各レーベル1~2冊ぐらいしか読んでないのに、なぜかビーンズ文庫5月刊の4冊(『彩雲国物語 黎明に琥珀はきらめく』『星宿姫伝 くろがねの奇跡』『マギの魔法使い 科学者は誘惑中!』『アネットと秘密の指輪 お嬢様のおおせのままに』)を今月中に全部読んでしまいました。ゴールデンウィークの関係で実際の発売が前倒しになっているとはいえ、たいてい興味がないシリーズだったりまだ既刊が読みきれてなかったりすることが多いだけに、自分としては珍しい。
1巻から読み続けている彩雲国物語とマギの魔法使い、最終巻だった星宿姫伝、「庶民の娘が実はお嬢さまで」設定がツボな『アネットと秘密の指輪 お嬢様のおおせのままに』(シリーズタイトルはなんだろう)。
それにしてもAmazonに書影が入らない。4月刊で書影が入ってるのは『身代わり伯爵の決闘』と『瑠璃の風に花は流れる 紅炎の指揮官』だけだし、コバルト文庫はもっと書影がない。なんでなんだろ。
以下、ネタバレあり感想。『彩雲国物語 黎明に琥珀はきらめく』は長くなったので別記事にしました。
『星宿姫伝 くろがねの奇跡』は、ちょっと駆け足すぎるんでないかい、な最終巻。ぶっちゃけ、1巻から逆ハーレムやってたのに、ぽっと出のキャラにヒロイン取られちゃったよー。斎宮の騎士の4人、お前ら何やってるんだ。まあ彼ら、2巻か3巻あたりから当て馬臭が漂ってたからなあ。ほんとに当て馬になっちゃうとは思わなかったけど。
『マギの魔法使い 科学者は誘惑中!』は、ラブよりも契約と執着と打算が優先される第3巻。同行者と追跡者が多いだけに、サブタイトルの「科学者」はメインになれてません。まあこれは『国王は求婚中!』もそうだったなあ。次の巻はどんな腹黒キャラが新登場するのかな。
『アネットと秘密の指輪 お嬢様のおおせのままに』は、執事がよすぎます。執事いいよ執事。執事LOVE。ヒロインがうかつにも程があったり、察してくれと思ったところを察してくれなかったりしましたが、執事がよかったので次が出たら読みます。『エマ 10巻』もスティーブンスのすばらしさにやられたのを考えると、私、執事萌えなんだなあ。
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