美少女ゲームのキャラクターや舞台設定がある「島」にプレイヤーキャラクターが住むことになるメタバース「ai sp@ce」、プレイヤーキャラクター以外に「キャラドル」と呼ばれる美少女キャラクターが作れるので話題です。
とはいってもメタバースとしてユーザーはどこまで関われるのかがまだ見えてきません。アイテム課金制ということだから、基本的にユーザーはSecond Lifeのように「何かを作る」ということはできないのかなあ。
4Gamer.net ― あの美少女キャラ達と生活できる! 3D生活空間サービス「ai sp@ce」が2008年夏にサービス開始(ai sp@ce)によると
このキャラドルには,さまざまな衣装アイテムの着せ替えが行えるほか,モーションを覚えさせたり,しぐさや動きを設定してダンスを踊らせたりできる。
(中略)
さらに,ドワンゴの子会社であるニワンゴが運営する「ニコニコ動画(SP1)」内の「ニコニコアニメチャンネル」に専用コーナーが設置され,そこにプレイ動画をアップロードできる。
ということなので、確実にアイドルマスター的展開を狙ってるんでしょうね。ニコニコ動画で人気になるために、必死になってキャラドルにモーションを覚えさせたり衣装アイテムを購入したりするPを増やすような。下手するとモーションやしぐさなどが有料販売という展開もありえるのかも。
さらにいうと、キャラドルに声優ボイスがつく(当然高額/デフォルトはニコニコ動画の時報声だったりして)だとか、オフィシャル声優イベント(当然高額)に参加すると限定アイテムがもらえるとか、ユーザーから搾取する方向でいろいろ考えられそう。
ただ、ユーザー搾取方向のビジネスモデルだと、中途半端な出来はフルボッコにされるんですよなあ。気合入れて作らないと。
ブロッコリー創業者でもあるブシロードの木谷高明社長が発起人の一人に入っているので、グッズ展開なんかもからめていきそうな気がします。ヴァイスシュバルツがらみの版権ものからの参入があったりして。
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