「【A面】犬にかぶらせろ!」でケータイ小説の「リアル」とは何か?という記事で、事実をベースに書かれたドキュメンタリー=「リアル」なものにしか興味を示さない女の子
という話があるんだけれど、ライトノベルの読み手では逆にそれまで、現実を舞台にした小説を読んだことが無かった
なんて人がいるらしい。ちょうどチャットログを読んだ直後だったので思わず関連付けてしまいました。
ライトノベルだと異世界ファンタジーや、読者とは関係ない世界の危機ほとんどで、そうでなければ読者には縁のないモテモテ主人公の話。自分とは切り離されている存在だと思ってないとやってられないというわけでしょうか。
逆にケータイ小説は「実話をもとにしたフィクション」というふれこみがよく見られるように、「実際にありえる話」「もしかしたら自分にも起きるかもしれない話」として受け止められているのかな。
それにしても現代を舞台としたライトノベルで、「自分と地続きの世界が舞台」だと気づかせたのが「秋葉原」の描写
というのがすごいな。これがリアルか。
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