雲上四季経由で最近ブログで話題のラノベベスト30(2007年9月版)。ニコニコ動画につき、アカウントなしでは視聴できません(しかも記事書いてる途中にメンテ入った)。順位だけならラノベマップ : ビデオライブラリを下にずずいと降りたところに記載されています。
ラノベマップのひとによる、記事単位での話題になった回数集計です。Amazonのリンクがはってあるか、はてなダイアリーのASIN記法・ISBN記法を使っているものを集計しています。
驚いたのは1位の作品。一瞬、驚きで身が硬直して、数秒後「ああ、確かに」と頷ける作品でした。
私は「この流れでコレはねーよ!」です。確かに人気作品ではあるのですが、1位の作品と、2位から30位までの作品がもう本当に全然関係ない。流れで予想しようとすると完全に外します。
私は「アレ以外の同一傾向の作品が全然ランキングに入ってこない」方が気になってしまいました。「ライトノベル界隈」では話題になりにくい傾向ではあるんでしょうかねえ。あるいは「アレはライトノベルではない」のか。あるいはAmazonにリンクしたりASIN/ISBN記法を使うようなコアなユーザーに支持されてないだけなのか。
ここのところまたライトノベル定義論争がはじまっているのですが、
半分冗談半分本気で「ライトノベル=ライトノベルレーベル作品+戯言+マリみて」と言っているくらいです。
マリみてについては、そもそもコバルト文庫はライトノベルレーベルではないのか、という意見があると思いますが、私は読者層の重なり具合が小さいことを理由として、(「少年向け」「少女向け」といったような区別をしない限りは)原則としてコバルト文庫はライトノベルレーベルに含めない、という立場を取っています。
の定義に従うのなら、1位の作品は確実にライトノベルに含まれません。
今の定義論争追いかけてないのでどんな風にまとまっていくかはわかりませんが、いつものとおりなんとなく飽きてうやむやのうちに終わってしまうのかな。
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