無料ホームページ作成サービス「魔法のiらんど」とメディアワークスが組んだ魔法のiらんど文庫が発売されたので第一印象など。実は読んでません。
体裁は、左開き横書きでした。「縦書きは国語の教科書ぐらいしか読んでない層」をターゲットにしてると思われるので妥当なところだと思います。10年ほど前の横書き小説は実験的な純文学作品ぐらいだったことを考えれば、隔世の感があります。
ただ、小説そのものが縦書きに耐えられないというのも理由だと思います。文章が短く頻繁な改行、演出としての空行を多用しているので、縦書きにしてしまったら「下が白いっていうレベルじゃねーぞ」状態になってしまうかと。もともとが「携帯電話の横幅が短い画面で表示するための小説」だったのだからしかたがないのですけどね。
キャラクター表紙は『あいつ等だけのお姫様!? (1)』のみ。挿絵はどれにもありません。
紙の材質、けっこういいものを使っているような。電撃文庫などに比べて、白くて硬くてつやつやしたものでした。
持ったときに「なんて薄いんだ」と思ったら、少ないのは176ページ、多くても272ページでした。300ページオーバーがあたりまえな電撃文庫に慣れてると物足りないなあ。
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