16歳の娘、斧で警察官の父を殺害容疑というニュース。「斧」というキーワードだけで「それなんてひぐらし?」なんてヨタ言ってたら、SANSPO.COMで山村の連続怪死事件を描いたゲームソフトで、コミック化もされた「ひぐらしのなく頃に」に登場する少女が、おのを使用する場面があり、ネット上では事件との関連を指摘する声が上がっている。
などと書かれてしまいました。ヨタ話を本気にするなよ。
少年少女科学倶楽部でも書いてるように、都合のいい意見というかネタになる意見であれば冗談だろうとなんだろうと使っていく傾向が目立ってきてます。「街頭インタビュー2.0」とは言えて妙。
nikkansports.comでは二女は中学2年以降、黒ずくめの衣装が特徴の“ゴシック・ロリータ(ゴスロリ)”に興味を示すようになったといい、調べによると犯行直前、パジャマから黒いワンピースに着替えて犯行に及んでいたという。
などと書かれており、ゴスロリがなんだか異常性があるように読めてしまいました。他の報道では「返り血を目立たなくするため、黒いワンピースに着替えた」との証言がありますけど。
この事件の影響で、「誠のなく頃にSchool Days 最終話 皆殺し編Nice boatスクールデイズ」が地上波での放送中止に追い込まれました。テレビ神奈川ではオープニングはしっかり放送し、CMが終わった瞬間にノイシュバンシュタイン城&クラシック音楽。アニメで「諸般の事情で放送中止」はよくあるとはいえ、予告なしはひどい。
それにしても放送予定を変更してクラシック音楽ってのは、どこのソ連書記長が死亡しましたか、という感じ(わからない人への註:ブレジネフ書記長が重病説を噂されていた頃、モスクワ放送が突然通常番組を変更してクラシック音楽を流し始め、「ブレジネフ死んだか」「何が起きるんだこれから」と騒がれた)。
この件でまんたんウェブにテレビ神奈川では「最終回では、女子高生による暴力シーンがあり、血の色を赤でなく黒にするなど表現上、最大限の配慮をしていたが、京都の事件の直後でもあり、影響を考慮して休止を決めた。
と書かれ、「うわ、ネタバレ」と思ったんですが、脚本家・上江洲誠氏のブログに告知文章でのネタバレぐらいでは揺るがない物凄い最終回
などと書かれていて、とんでもなく放送できなさそうな最終回なんだろうかとちと恐れおののいてます。このまま放映できずDVD収録のみだと悲しいなあ。
追記(2007/09/21):「ひぐらしのなく頃に解」は放送中止になりました。最終回だけ放送中止な「School Days」とは違い「ひぐらし」はあと1クールあるわけで、今後どうするんでしょう。
ところで私は知らなかったんですが、「アイドルマスター XENOGLOSSIA」の今週放映分には斧で惨殺シーンがあったんだとか。そっちは自粛しなかったんですね。現実に近いか遠いかの差なんでしょうか。