CNET Japanによると、モバイルサイト「魔法のiらんど」が、電撃文庫を発行している出版社メディアワークスと提携して、「魔法のiらんど文庫(仮)」を2007年秋に創刊すると発表しました。創刊時は5点、以後毎月3点程度を刊行予定。
ケータイ小説の書籍化が今のようなソフトカバー単行本でなくて文庫化となるだろうとは予想していましたが、それはすでにケータイ小説の書籍化を手がけているスターツ出版やゴマブックスが出すのだろうと思ってました。電撃文庫のメディアワークスが手がけるとは。
メディアワークスも、電撃文庫がライトノベルレーベルのトップとして君臨しているのに甘んじているわけにはいかない、ってのがあるんでしょうね。
ある編集者の気になるノートで、トーハンの2007年上半期ベストセラー文芸部門トップ10のうち過半数がケータイ小説の書籍化とその出身者で占められていて、「文芸=ケータイ小説」の時代なんだろうか?
とのコメントが。ケータイ小説の書籍化したものってコンビニによく置いてあるぐらいですから、今まで書店に行ってた人ではない客層がついてるんでしょう。
ちなみに、トップ10のうち2つは本屋大賞受賞作で、1つは芥川賞受賞作。そういうののなかに混ざって5位を取った『DDD 1』はすごいね。
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