チャットで出た話なんですが、男性向けライトノベルで歴史を扱ったものってあんまりないですね。
女性向けだとコバルト文庫で『風の王国』がもろに文成公主降嫁という史実を使ってるとか、『姫神さまに願いを』は戦国コメディなんだっけ? 以前に『魔法半将軍』というのも出たなあ。
X文庫ホワイトハートでは、榛名しおりの諸作品が中世ヨーロッパを舞台に、駒崎優の「足のない獅子」「黄金の拍車」の2シリーズが中世イギリスを舞台にしてます。
陰陽師ものは、以前ほどの勢いはないとはいえ男性向けにもあります。ファンタジー要素が多いのがほとんどなので、「歴史小説」の枠にくくってしまうことに不安がありますけれど。
昔のスニーカー文庫には『偽書信長伝』という歴史パロディや、『静―幻夢義経記』という義経ものがありました。
戦国ものなんかは男性向けライトノベルレーベルから出てもいいと思うんですが、戦国ものを好むような人はライトノベルではない歴史小説や架空戦記を読んでしまうんでしょうか。
もしかしたら私が知らないだけかもしれないので、「こんなのがある」というのを知っている人がいたら教えてください。
蛇足ですが、コバルト2007年6月号掲載の「諏訪に落ちる夕陽 ~落日の姫~」はいい。諏訪御料人は妄想のしがいがありますね。
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