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ゲームと我が家

DSを与えるべきだったのかを読んで、ゲームと我が家についてなんだか語りたくなりました。

子供にDSを買い与えたことの是非について、かみさんから否定的なコメントをもらった。あれを与えた頃から、子供の遊びから想像力が失われた、とかなんとか。まあ、毎日見ているとそう思うこともあるのだろう。でも、そこから見えていない別の面の発達もあるかもしれないよ、という反論ではちょっと勝ち目がなかった。

私は子供のころゲームウォッチもファミコンも買い与えてもらえませんでした。図鑑の美しい天体写真に魅せられてせがんだ高価な天体望遠鏡はあっても流行りものの類は相手にしてもらえず、友人が話題で盛り上がっているところを一生懸命聞いて質問するのが精一杯。それでも立派なオタクになるから世の中どうしようもありません。

子供にそういう思いをさせたくなかったので、DSというかポケモンに興味を持った次男の誕生日プレゼントという名目で買い与えたら、兄妹全員がはまりました。朝からポケモン、幼稚園や学校から帰るとポケモン、食事が終わるとすぐポケモン、夜更かししてポケモン。物理的に取り上げないと止められません。

そのうち落とした拍子にポケットモンスター ダイヤモンドを壊して遊べなくなり、せっかく買ったことばのパズル もじぴったんDSも紛失しやがったのでDS Lite本体をとりあげました。

ないならないでそれなりに楽しんでるらしく、小学4年と2年の兄二人は「ダークライはあんこくポケモンだよねー」などと知識を自慢し、ポケモンの絵を描いて遊んでます。あと、ケーブルテレビのアニメ専門チャンネル見っぱなし。

適度な時間遊べれば想像力の糧になるものを摂取できるのでしょうが、問題は小学生程度では「適当な時間」で留めることができない、ということ。「DSを与えるべきだったのか」の記事をtwitterで教えてくれたSpiegelさんははっ,ということは DS は「時間泥棒」なのか? wと書いてるけど、子供に限れば真実だなあ。私にとってはネットが「時間泥棒」だったりしますが。

アニメ禁止だからアニオタ、ゲーム禁止だからゲーオタになるのではなく、「アニメやゲームにはまっているからアニメやゲームを禁止にする」のが真実だとうちの子を見るかぎりは思います。

ちなみに、コンピュータとの出会いは私が高校生のころに母親が仕事のために購入したもの(NEC PC9801VM21)を使いはじめたのが最初ですが、せいぜいが雑誌に載っているプログラムを入力する程度で、ゲームやパソコン通信をするばかり。プログラミングの世界に入ることはありませんでした。

夫(エンタープライズ系のSE)とコンピュータの出会いはよくわかりませんが……うちの子がアニメやゲームにはまってるのと同じぐらいMMORPGにはまってるような気がする。

ワード

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