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2007年5月 Archive
「Shadowrun 4th Editon」日本語版発売
サイバーパンク&ファンタジーロールプレイングゲーム「シャドウラン」第4版の日本語訳が新紀元社から発売されました。翻訳されるというニュースはしばらく前から聞いていたのですが、発売が6月にずれ込むと聞いていたので正直驚きました。
以前に富士見書房から出ていたのは第2版の翻訳。私がTRPGしなくなって久しいので、4版ではどのようにかわっているかを追いかけてません。
新紀元社 (2007/05/31)
売り上げランキング: 334
講談社BOXから『ひぐらしのなく頃に』「問題編」4部作刊行予定
Shamrock’s Cafeに『ひぐらしのなく頃に』講談社BOXより「問題編」4部作刊行予定(今夏より)。というニュースがありました。講談社BOXのファンクラブ冊子に予告があったらしい。
『ひぐらしのなく頃に』のノベライズが出るとしたら、コミカライズや『ひぐらしのなく頃に 語咄し編 スクウェア・エニックス小説大賞アンソロジー』を出しているスクウェア・エニックスからかと思ったら、意外にも講談社でしたか。いや、オタクコンテンツ取り込みに余念のない太田克史氏らしい仕事というか。
講談社BOXってことは結構なお値段のものになるわけだし、「ひぐらしブーム」はどちらかというとネット掲示板やらなんやらで、ああでもないこうでもないと謎解きするからこそのブームだったわけで、一通り出し終わった後で出版する意味はどのくらいあるんだろう。
ただ、書籍という形式に慣れていてビジュアルノベル形式にはどうにも慣れない人(私のことだ)がいるわけで、裾野を広げるという意味では書籍化もありかもしれない。でも「講談社BOX」という形式はファンアイテム扱いのようで疑問。
「問題編」ということは「回答編」も出すんだろうねえ。というか、出さんとブーイングくらいそうだ。
追記(2007/07/31):Amazon.co.jpで『ひぐらしのなく頃に 第1話 鬼隠し編 上』の予約が始まってました。まんたんウェブには「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」「暇潰し編」の全4部作で全7巻とありました。
仏師による手彫りガンダム、少数限定生産で購入受付開始
スラッシュドット ジャパンによると、バンダイの通販サイトLaLaBit MARKETが機動戦士ガンダム 木製ガンダムRX-78-2
の少数限定生産で購入受付を開始しました。2007年7月中旬予定にお届け予定。
天然木使用、手彫り彫刻の『木製 ガンダム』登場!
椴木(ダンボク)材を使用。
天然木を一体一体仏師による手彫りにて仕上げています。
豪華専用桐箱入り。
お部屋に飾っていただく事によりインテリアとしても、また豪華専用桐箱に収納する事でより大事に保管できます。
是非この機会にいかがでしょうか。
一体一体仏師による手彫りですので同じ仕様はありません!手彫り彫刻商品の為、少量限定生産となります。
天然木を使用しているため木目色目が一体一体若干異なります。■サイズ
高さ: 約300mm
幅 : 約180mm(両足幅)
以前に純プラチナ製ガンダム(非売品)を国際見本市に出展、というニュースが流れましたが、仏師による手彫りガンダムを販売って、どこまでいくんだ。ガンダムの青銅製胸像なんかが発売されそうで怖いです。
現実とTRPGを混同して強盗に入る女エルフシャーマン(PC:男)
IRCで教えてもらった「Accused knicker nicker says he was in bad elf」というニュース。
北アイルランドのベルファストのランジェリーショップに強盗に入った45歳の男の弁護側が、なんと「彼はサイバーパンクロールプレイングゲーム『シャドウラン』をプレイ中だったので、エルフだと信じ込んでいた」と主張しています。女エルフシャーマンで、サムライソード持ち。また、事件の詳細を思い出すことができないらしい。
『シャドウラン』は魔法が復活した未来社会で、しかも人体改造やらサイバースペースがある世界。エルフやらドワーフやらオークやらトロールがいます(人間が一番多い)。第2版の日本語訳は絶版になって久しいですが、現行第4版の翻訳が6月下旬発売予定となってます。
いい年した男が女エルフキャラクターをプレイするというのは思い出したくない青春の一ページな人がいるんじゃないかと思うわけですが、ちょっとこれは痛々しすぎるんじゃ。
この英文記事の最後には「検察側は『彼が非常に難しい質問を答えるのを避けるために記憶喪失シナリオを使用しているのではないか』と疑っている」とありました(意訳ではない)。
「CONTINUE SPECIAL」は「のだめカンタービレ」と「もやしもん」特集
booplogの入荷案内を見るまで気がつかなかったのですが、雑誌CONTINUEの別冊「CONTINUE SPECIAL」は「のだめカンタービレ」特集です。
【表紙】のだめカンタービレ(二ノ宮知子)
【第1特集】のだめカンタービレ(全60ページ)
【緊急対談】二ノ宮知子(『のだめカンタービレ』)×石川雅之(『もやしもん』)
【第2特集】もやしもん(全10ページ)
【特別企画】地球へ…(全17ページ)
【特別企画】着信御礼!ケータイ大喜利(全21ページ)
【特別企画】ディスカバリーチャンネル(全10ページ)
【特別企画】天元突破グレンラガン(全4ページ)
【特別企画】天達武史(日本気象協会)独占インタビュー
「もやしもん」特集もあるんですか。しかも対談記事まで。
歴史小説は売れてないらしい
男性向けライトノベルの歴史小説ってあんまりないねと書いたら、JV44さんからお返事が。
『偽書信長伝』の背景についてはくどくなるので割愛してました。気になった方はJV44さんの記事参照ということで。
いや、そんなことはなく、単純に需要がないだけだと思います。
新書サイズの歴史小説や架空戦記は作家が食べていけないくらいに売れてません。
90年代の架空戦記バブルの頃には専門レーベルに押されて手を出せず、バブルがはじけた後は手を出す必要もなくってな感じで。特にライトノベルのメインターゲットである中高生にとってはあまり興味のない分野といえるかもしれません。少年マンガ(特に週刊誌)をみてもそういう作品はほとんどなく、青年誌に多少見られるというところなので。
あと、C☆NOVELS以外には分かる担当・編集がいないっていうのも大きいかもしれません。
あちゃー、売れてないんですか。一般レーベルの時代物なんかはヒットチャートに出てくるものがあるのでそれなりに客がいるものかと思ったのですが、世の中甘くないですね。
そもそもあんな記事を書いたのは「コバルトやホワイトハートにはシリーズものとなる程度に売れているものがあるのに、どうして少年向けにはないのか」という疑問なんですよね。もしかしたらコバルトやホワイトハートには「分かる担当・編集がいる」のかも。あるいは、少女向けでは「歴史ものとして読まれていない」「毛色の違ったロマンス小説として読まれている」可能性はあるかも。
少年向けライトノベルレーベルの歴史ものは、いままでうっかり忘れてましたが、電撃文庫の『大唐風雲記』は盛唐を中心としたタイムトラベル歴史ものですね。三巻打ち切りっぽいのが悲しい。富士見ミステリー文庫の『楓の剣!』はいわゆる時代小説で、やっぱり三巻目以降出てない。近代だと『GOSICK』『カーリー』『バッカーノ!』『大正野球娘。』他結構あるのかな。
こんな状況なんで今後も出ないでしょう、と言いたいところですが、エロゲ方面で「戦国ランス」や「恋姫無双」が受けたりしたんで、もしかしたら挑戦する編集が現れるかも…。
そういや「少女義経伝」のノベライズが出てました(未読)。ノベライズの評判は聞こえてこないしAmazonのカスタマーレビューにいたっては星2つなんで不安ですけど。
あー、誰か「謙信女性説」で萌える上杉謙信書いてくれないかなあ(どうやらこれが一番言いたいことらしい)。
アニマライトのレビュー転載問題
アニマライトというアニメ・マンガ・ライトノベル感想検索サイトがあるんですけど、最近そこが無断で感想を転載してるとライトノベル書評ブログ界隈で問題になってます。3月ぐらいから感想をクロールして転載して表示してたことがちらほら話題に出てたんですが、まいじゃー推進委員会!が取り上げたから盛り上がったのかな。
平和の温故知新@はてな - レビュー検索サイト「アニマライト」に感想をもってかれるがいまのところ一番まとまってるかな。
過去に同様の騒動がなかったかというと実はあったわけで。MOMENTSでも指摘されてますがishinaoさんのblogmapでRSS情報再利用にishinaoさんのAmazonアソシエイトに変換されてた件がよく似てる(2chまとめブログのアフィリエイト問題はまた別問題)
私はアニマライト利用者でもアニマライトに感想ぶっこぬかれてるわけでもないので他人事モード。不愉快に思う人には、著作権がどうとかという以前に「自分の著作物を使って他人が収入を得るのが許せない」人と、「相手方のコンテンツとして使われる」ことを嫌う人に二分されるような。
アニマライトのバックグラウンドがよくわかってないのも反発を受ける一因でしょうか。whois情報をみるとデータマイニングや検索エンジン開発している会社のようですけど、業務外で個人運営しているようでもあるし。
それはともかくレビュー検索サイトが存在するとして、どのような形なら許されるんでしょう。All ConsumingやTechnoratiのように、無断でも記事の概要(description)程度ならいいのかな。それとも個人ならOKで企業ならNG? アフィリエイトの有無?(All CumsumingとTechnoratiはともにAmazonアソシエイトやってます。All Consumingは個人、Technoratiは言うまでもなく企業。どちらもほぼ無断でデータ収集しています)
サービスを開発する側のとまどいを少年少女科学倶楽部が表明しています。開発側としては「じゃあどうすりゃいいの」って思うのは当然ですね。開発費用も運転資金も0じゃないんでアフィリエイトでまかないたいとはおもうでしょうから。
男性向けライトノベルの歴史小説ってあんまりないね
チャットで出た話なんですが、男性向けライトノベルで歴史を扱ったものってあんまりないですね。
女性向けだとコバルト文庫で『風の王国』がもろに文成公主降嫁という史実を使ってるとか、『姫神さまに願いを』は戦国コメディなんだっけ? 以前に『魔法半将軍』というのも出たなあ。
X文庫ホワイトハートでは、榛名しおりの諸作品が中世ヨーロッパを舞台に、駒崎優の「足のない獅子」「黄金の拍車」の2シリーズが中世イギリスを舞台にしてます。
陰陽師ものは、以前ほどの勢いはないとはいえ男性向けにもあります。ファンタジー要素が多いのがほとんどなので、「歴史小説」の枠にくくってしまうことに不安がありますけれど。
昔のスニーカー文庫には『偽書信長伝』という歴史パロディや、『静―幻夢義経記』という義経ものがありました。
戦国ものなんかは男性向けライトノベルレーベルから出てもいいと思うんですが、戦国ものを好むような人はライトノベルではない歴史小説や架空戦記を読んでしまうんでしょうか。
もしかしたら私が知らないだけかもしれないので、「こんなのがある」というのを知っている人がいたら教えてください。
蛇足ですが、コバルト2007年6月号掲載の「諏訪に落ちる夕陽 ~落日の姫~」はいい。諏訪御料人は妄想のしがいがありますね。
nowaもはじめました
招待状をもらって、livedoorのライトユーザー向けブログサービス、nowaもはじめました。ソーシャルネットワークサービス的な「お気に入り」機能と、一行メッセージ「ナニシテル?」つき。
Twitterと違って「ナニシテル?」は、残念ながら特定の人の過去の「ナニシテル?」一覧を見られないみたい。「お気に入り」に入れた人の「ナニシテル?」一覧を見ることはできるのですが。
今のところクローズドβテスト中なので、正式公開のころにはまた機能が増えるかも。
自分ポータルな新サービス「アバウトミー」
@niftyがはじめたプロフィールサービスアバウトミーに登録してみました。
iddyと同じく、ブログやソーシャルブックマーク、フォトサービスを登録できるので、自分ポータルとして利用可能です。残念ながらインスタントメッセンジャーのアカウントを登録することはできないのですが。
オリジナルURLといって、最初に登録したときは http://aboutme.jp/profile?user=nnn(nは数字)になっているものを、http://hogehoge.aboutme.jp/(hogehogeは2~20文字の半角英数字とハイフン)に変更することができます。ただし一度変更したら二度と修正できません。
「アバウトミー」には、ソーシャルネットワーキングサービス的な「コンタクト」という概念があります。コンタクトに入れると自分のページに相手のアイコン画像が表示されます。自分をコンタクトに入れている人を表示させることも可能。多くのソーシャルネットワーキングサービスのようにコンタクトを拒否することはできません(コンタクトし返さないというのは可)。
質問と回答をプロフィールページに入れておくことも可能。質問をユーザーが作ることもできます。
Javascriptでアバウトミーのプロフィールデータを表示させるブログパーツも提供されています。
JASRACが2007年に最も収入があった曲を発表
JASRACが、2006年度(2006年4月~2007年3月)に著作物使用料の分配額が多かった作品を表彰するJASRAC賞を発表しました。
金賞(1位)が「ハウルの動く城BGM」、銀賞(2位)がコブクロの「桜 」、銅賞(3位)はレミオロメンの「粉雪」でした。ハウルはともかく「桜」「粉雪」はなんだかよく耳にしました。
4位に「エヴァンゲリオンBGM」、10位に「機動戦士ガンダムSEED DESTINY BGM」が入るなど、アニメBGMが3曲(?)も入っています。NHKの報道によると「ハウルの動く城BGM」分配金の大半はDVDによるものだそうです。「エヴァンゲリオン」や「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」はどうなんだろう。
外国作品はあいかわらず「ZOOM ZOOM ZOOM」(Only the Strong収録)がトップ。マツダのCMに使われている曲です。2位が「SEISHUN AMIGO」って、あれ外国人の楽曲なのか。「青春アミーゴ」ってミリオンセラーなのに「ZOOM ZOOM ZOOM」より下って、マツダはいったいどれだけ払ってるんだ? 3位が「DRAGOSTEA DIN TEI」。
国際賞(海外からJASRACに入ってきた分配金)関連のトップ10は、半分以上アニメのBGMで占められています(ハウルもエヴァも種運命もない)。5位の「SONIC DRIVE」、8位の「200%のジュモン」ってなんだろうかとおもったら、「ソニックX」主題歌と「とっとこハム太郎」主題歌でした。アニメが絡まないのって「座頭市BGM」ぐらい。アニメ立国なんてふざけたことを言いたくなるのがよくわかります。
『ネットで人生、変わりましたか?』は岡田有花インタビュー集
セブンアンドワイで『ネットで人生、変わりましたか?』という本が予約可能になっていました。「IT戦士」「ユカタン」の愛称で知られるITmediaの岡田有花記者の本です。
楽天ブックスでも予約を受け付けています。
cbook24によると
人気IT記者が見た、ネットの現場!
ネット世代の生き様に迫ったインタビュー集がついに登場!
ITと人や社会の関わりを追った、ITmediaの多くの人気記事がここにまとまった。
セブンアンドワイにははてなやmixi、生協の白石さんやギャル社長など
とあるので、はてなに取材した何本もの取材記事は入るんだろうなあ。個人的にはブログでも2chでもない「市民新聞」とは――オーマイニュース鳥越編集長に聞くと、その後のフォロー記事が入るとうれしいです。インタビューされた記事(IT戦士の仕事術とは? 岡田有花さんに聞くとか)は入るかな?
発売日は、セブンアンドワイが6月4日、cbook24が6月1日、楽天ブックスが5月とみごとにばらばらです。
それにしてもセブンアンドワイ、ITmediaNews/訳
ってのはどうなのよ。
もやしもん5巻にも限定版
講談社BOOK倶楽部コミックス発売予定には何もないのですが、『もやしもん』5巻にも限定版が出るようです(via booplog)。通常版と同じく6月22日発売。Amazonでの予約はまだですが、boople.comとセブンアンドワイ
、楽天ブックスなどで予約を受け付けています。
【内容】
● 「もやしもん」5巻単行本 (通常版と同じ装丁) 1冊
● A.オリゼーフィギュア 1個 (「もやしもん」4巻限定版についたA.オリゼーフィギュア(小)の色・素材違いバージョン)
● ストラップ 1個
追記(2007/06/17):Amazonでは『もやしもん おまけつき 限定版』がそうみたい。
新ライトノベルレーベル「カノン文庫」創刊準備中
まいじゃー推進委員会!より、Studio Celloのライトノベル新レーベル、カノン文庫創刊決定だそうです。
「スタジオ・セロ」という出版社、私は知らなかったのですが、音楽系や児童系の出版社。でもなぜか『純愛オタク―幸せになりたい貴女のための最新恋愛術』『キャラ論』なんて本が出ています。
創刊決定とあるけれど、まだ原稿やイラスト募集段階です。
そういえば「Aile」という新ライトノベル雑誌が創刊準備という話を以前に紹介したのですが、4月創刊という話が未だに準備中。大丈夫かねえ。
追記(2007/07/31):気が向いたらのライトノベル週報経由で、当HPで告知した「カノン文庫」は責任者の退社により企画中止となりました。
って……始まる前から終わってるし。
書籍を無断転載してアフィリエイト収入を得て逮捕
INTERNET Watchで報じられるところによると、書籍『最新版 香水の教科書』のほぼ全文をサイトに著者に無断で転載していた人物が、著作権のうち公衆送信権侵害として逮捕、送検されました。ACCSにも記事があります。
どうやらアフィリエイト収入を得る目的で転載していたらしい。全文転載なんかしたら書籍アフィリエイトで買ってもらえないよなあと思ったけど、無断転載した記事に香水販売アフィリエイトリンクつけるんなら話は別でした。香水うんちく+香水販売だと、確かにうまく「買いたい」と思わせられるのかも。
アフィリエイト収入を得るために約100件のURLを持ち、毎月約10万円の収入を得ていたことを供述しているという。
この約100件のURL
というのがちょっと謎。アフィリエイトサイトを約100持っていたのかもしれないけど、『最新版 香水の教科書』のサブタイトルが「愛されるための109のテキスト」なので、もしかしたら109の章を1章ごと1ページにして無断転載していたという意味かもしれません。
推理作家協会賞に桜庭一樹『赤朽葉家の伝説』が
asahi.com等で報じられるところによると、第60回日本推理作家協会賞の長編及び連作短編集部門に桜庭一樹『赤朽葉家の伝説 』が選ばれました。短編部門は受賞作なし、評論その他の部門には小鷹信光『私のハードボイルド』と巽昌章『論理の蜘蛛の巣の中で』です。
私はミステリ専門に読んでるわけではないのですが、「あれ? 推理小説本流とは思えない『赤朽葉家の伝説』一作しか受賞できないほど2006年の推理小説って不作だっけ?」などと思ってしまいました。推理作家協会賞は『アラビアの夜の種族』が受賞したことがあるぐらいだからそのへんは細かく言わないのかな。
評論その他の部門を受賞した『論理の蜘蛛の巣の中で』ってメフィスト連載の評論集なんですね。
松本清張、島田荘司、有栖川有栖、北村薫、東野圭吾、綾辻行人、法月綸太郎、京極夏彦、高田崇史、殊能将之、舞城王太郎、西尾維新……
連綿と連なるミステリーの系譜を、鋭利にそして流麗に斬る
ということなんで、ライトノベル読みとしては西尾維新の項目だけでも読んでみようと思いました。
のだめカンタービレ18巻は2007年6月13日発売
『のだめカンタービレ』18巻は6月13日に発売されます。Amazonなどで予約受付中です。
講談社 (2007/06)
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17巻のときは限定版がありませんでしたが、18巻には限定版があります。詳細は不明。セブンアンドワイでは限定版の予約を受け付けています。
追記(2007/05/23):限定版のふろくは、作中に登場するアニメ「プリごろ太」に出てくるプリリンのマスコット。Amazon.co.jpでも『のだめカンタービレ 限定版 18』の予約がはじまりました。
DSソフト『一度は読んでおきたい日本文学100選』
ファミ通.com他で報じられてますが、明治・大正・昭和の日本文学から100作品を選んだニンテンドー DSソフト『一度は読んでおきたい 日本文学100選』が2007年7月26日に発売されます。
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収録作品は長編50、短編50で、夏目漱石の『吾輩は猫である』や芥川龍之介の『羅生門』、菊池寛『真珠夫人』など。著作権が消滅しているものばかりなので、もしかしたら青空文庫データをもとにしているのかもしれません。
各作品には「導入版あらすじ」と「完全版あらすじ」がついてます。ネタバレなしとネタバレありの二種類のあらすじってことかな? またDSソフトらしく挿絵やBGM、背景の選択、作家データベースもあります。
「ロード・オブ・ザ・リングス オンライン」日本語版オープンβ開始
以前に「ロード・オブ・ザ・リングス オンライン」日本版公式サイトオープンを伝えてましたが、クローズドβテストも終了し、5月11日18時からオープンβを開始しました。
オープンβテストに参加するには、ダンジョンズ&ドラゴンズ・オンラインと共通に使用できる「さくらアカウント」か、ダンジョンズ&ドラゴンズ・オンラインは遊べないけどゲームコミュニティサイトLieVoの他のゲームは遊べる「LieVoアカウント」のどちらでも遊べます。
ゲームクライアントは公式サイトのダウンロードページからダウンロードするか、日本語パッケージソフトを購入するかのどちらでも可能です。
4Gamers.netに「The Lord of the Rings Online」,欧米で1番売れたPCゲームにというニュースが出ていたけど、たった一日で約240万本販売した「World of Warcraft: The Burning Crusade」よりも売れたんでしょうか。
劇場アニメ『ピアノの森』のミュージックアドバイザー&ピアノ演奏にアシュケナージ
アニメ!アニメ!で『ピアノの森』の劇場アニメの公開日が7月21日に決定したというニュース。そのことよりもアシュケナージがミュージックアドバイザーとして参加していることのほうが気になりました。
さらに注目なのは、世界的なピアニストのウラディーミル・アシュケナージ氏がミュージックアドバイザーとして参加することである
映画のなかではアシュケナージ氏自身が、主要なピアノシーンを演奏する。音楽面で世界レベルのクオリティが実現する。映像と物語と音楽、全てを楽しむ質の高い作品となる。
ウラディーミル・アシュケナージは旧ソ連出身で、ショパン国際ピアノコンクール2位、チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門優勝と名だたる国際コンクールを受賞してます。ピアニストとしてはショパン弾きの第一人者ですが、最近は指揮者としての活動が多いです。現在はNHK交響楽団の音楽監督として活動中。
そんなアシュケナージ本人がピアノ演奏するっていうから驚きました。たぶんこの映画のために新しく録音するんでしょうね。
乱立するTwitter風サービス
Twitterがイノベーターな人たちに流行ってるせいか、似たような日本製サービスがどんどん増えてます。私が知ってるだけでも4つあります。
ちょっと乱立しすぎな気がする。
そういえばHaru.fmについてCNET Japanの記事で
LivedoorやはてなのIDを用いてHaruを利用することもできるほか、OpenIDにも対応している。
ってあったんだけど、それっぽいメニューが見当たらないです。わざわざIDとらなくてもいいのは興味深いんだけど。
携帯電話をW51CAに機種変更
携帯からの Twitter の更新がおもしろいので、AU の WIN ダブル定額ライトにして W51K に機種変更という記事を見たからというわけではないのですが、今までCDMA 1X対応のauの携帯電話をWIN対応端末に変更しました。
今はけっこういろんな機種が出ていて悩んだのですが実母が使っているDoCoMoの機種にストップウォッチ機能がついていて、「ストップウォッチ機能がついてるauの端末」が日立のとカシオのしかなかったので一気に選択が縮まりました。最終的にW51CAになりました。
ペンギンかわいい。
当然のようにダブル定額。確実に2000円分以上使うし、従量制部分のパケット代がダブル定額ライトよりは少なく、4200円分になるまでのパケット数はダブル定額のほうが多くなります。結局大量パケット使ってるならどっちにしてもかわらないんだけどね。
「Hotwired Japan」の後継「Wired Vision」プレオープン
2006年3月末に更新を停止して以降1年以上音沙汰がなかった Hotwired Japan のその後がやっと見えるようになりました。新しいサイト名はWIRED VISION。Hotwiredのお知らせとWIRED VISIONのプレスリリースが公開されてます。
日頃より、Hotwired Japanをご愛顧いただきありがとうございます。
Hotwired Japanでは、2006年3月末日に更新を停止しておりましたが、このたび「Wired Vision(提供:株式会社ワイアードビジョン)」という名で新たなサービスを開始することになりましたのでお知らせいたします。
2007年5月10日 プレサイトオープン
2007年5月24日 サイトオープン(予定)
アメリカでウェブマガジンの先駆けとして誕生した「HOTWIRED」の日本語版「HOTWIRED JAPAN」が、新たなコンセプトのもとに生まれ変わりました。「HOTWIRED JAPAN」は、1997年にスタートし、NTTレゾナント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:和才 博美)がその運営を行い、当初からITとエコロジーにフォーカスし、ブログ、オープンソース、社会起業家などをいちはやく紹介して、その "先進性" に高い評価を得てきました。Wired Visionは、このNTTレゾナントとの連携のもと、先進性の高い記事をより一層ブラッシュアップする形で提供し、各々の読者が、"アカルイ未来" を構築する(Creativity, To a brighter Future)ためのビジョンやアイデアをお伝えしていきます。
WIRED VISION は現在プレオープン中。サイト構築に Movable Type を使ってます。最近 WIRED NEWS に出たニュースを一部和訳して提供してるんですが、いきなり「日本人の本音が分かる、巨大掲示板『2ちゃんねる』」(WIRED NEWS原文:2-Channel Gives Japan's Famously Quiet People a Mighty Voice)を訳しますかい。
今はフィード配信してないけれど、正式オープンの時には配信してくれるといいなあ。
Amazonインスタントストア・ウィジェット登場
AmazonのインスタントストアはAmazonアソシエイトを使った簡易ストア作成機能ですが、実のところあんまり売れた気になれません。Stellaのお気に入りシリーズはともかく少女文庫ニュース新刊ストアはこまめにメンテナンスしてるんだけどなあ。
ちゃんとメンテナンスしても、そのことをブログなりなんなりで紹介するのが難しいから、というのもあるのかもしれません。
そしたら、サイドバーに表示するようなブログパーツの一種として、Amazonが「インスタントストアウィジェット」というのを作ってきました。
Google AdSenseみたいなデザインなんだけど、そもそもAmazonおまかせリンクがこういうデザインでした。
どうやら各インスタントストアトップページに表示されているカテゴリーの中しか表示されないみたい。商品数が少ないとAmazon.co.jpの一般広告になってしまいます。
インスタントストアを利用したブログパーツにはAstoreBadgeというのがあります。こっちだと商品数少なくても大丈夫なようだし、動きがあります。
「銀河英雄伝説 CD-BOX」が限定生産販売
「銀河英雄伝説 CD-BOX 銀河帝国SIDE」「銀河英雄伝説 CD-BOX 自由惑星同盟SIDE
」というのものの発売がアナウンスされていました。アニメ『銀河英雄伝説』の各種BGMを完全収録したCD-BOXです。
クラシック音楽のメジャーからマイナーまで幅広く使われただけあって、「銀河帝国SIDE」は12枚組、「自由惑星同盟SIDE」は10枚組となっています。それに伴ってお値段も相当なことになってます。
発売元はキングレコード(スターチャイルド)。徳間ジャパンじゃないのね。
豪華皮製BOXで、ピクチャーレーベル仕様。限定生産ということだけど予約分のみかどうかは不明。
発売日は、「銀河帝国SIDE」が06月27日、「自由惑星同盟SIDE」が8月22日です。
Amazon.co.jpでは現在のところ「銀河英雄伝説 CD-BOX 銀河帝国SIDE」だけ予約可能。
『封仙娘娘追宝録』が完結に向かって動き出す?
著者の持病のためとはいえ、『刃を砕く復讐者(上)』が出てから『刃を砕く復讐者(下)』が出るまで6年もの年月がかかり、短編集『最後の宝貝』が出てからさらに1年以上音沙汰がなかった富士見ファンタジア文庫の中華ファンタジー『封仙娘娘追宝録』の新刊発売情報が角川書店公式サイトで公開されました。
その名も『天を決する大団円(上)』。また上下巻分冊か! もちろん上中下三分冊かもしれませんが。
「大団円」というタイトルでわかるように、どうやら完結に向かって動き出すようです。
ついに、物語はあるクライマックスへ向けてひた走る! 怒濤の第十弾!
殷雷刀が砕けてしまった。ようやくその復活の糸口を見つけた和穂たちは、砥石の宝貝を求めて、ある村にやってくるが――。それは、かつての復讐を誓う轟武剣の罠だった――。ついに完結する中華ファンタジー!
えっと、5年も待たされないことを祈ります。あと、発売予定がいつの間にか消えちゃわないことも。
追記(2007/06/16):Amazon.co.jpで『天を決する大団円 上 (1)』の予約がはじまりました。下巻も執筆中だとか。
Second LifeにファイナルファンタジーVIIの都市ミッドガルが
Engadget JapaneseにSecond Life内にファイナルファンタジーVIIを再現という記事が掲載されました。Second Lifeの中に「ファイナルファンタジーVII」の舞台、神羅カンパニーが支配する都市ミッドガルを再現した場所ができたようです。
単に見た目が「ファイナルファンタジーVII」っぽいというだけでなく、神羅カンパニーのソルジャーVS反神羅組織アバランチなゲームも実装してるんだとか。
今使っているノートパソコンでは Second Life が使えないんですが、こういう話を聞くとインストールしたくなります。
ただし「ファン制作」なので「ファイナルファンタジーVII」の知的財産権を持っているスクウェア・エニックスの許可はたぶん得てないらしい。円満に解決できればいいんですが。
「ファイナルファンタジーVII」って1997年、つまり10年前なんだよなあ。今年のエイプリルフールには東京ミッドガルというネタもありました。
自作PCを選ぶ意義
ITmedia +Dに5年後の秋葉原を歩く 第3回: 「自作PCに未来はない」という記事がありました。ゴールデンウィークに壊れたパソコンをどうにかするために秋葉原に行った夫が、「PCパーツショップがかなり少なくなっていた」と何も買わずに嘆いて帰ってきました。どんなものが欲しいかがはっきりしていれば、通信販売で買うのと変わらないとか。
PCを自作するほうが安いかというと、今となっては難しいところ。ショップブランドやBTOがかなり安く手に入るし、PCパーツの場合は相性だとかいろいろ知識が必要で、「安くするための知識」だとか「作業時間」といったものを計算してショップブランドを購入するのとどっちがコストパフォーマンスがいいかというと……。
ただ二代目以降のPCを自作するのなら、最初に使っていたPCのいろいろなパーツが流用できるというのがメリット。これが結構なコスト削減になります。やっぱり知識と手間は必要ですけど。
それにしても「秋葉原の街に行く」というメリットとは関係ありませんね。
インタビューの最後にサブカルチャーは“サブ”でこそ存在意義がある。メインカルチャーになるのは、アンバランスです。
とあるけど、オーディオや自作PCが「メインカルチャー」だったとでも言いたいのでしょうか。秋葉原というのは「サブカルチャーの街、ただしそのサブカルチャーは変遷していく場所」だと思ってるんですけど。
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ぬるいライトノベル読みが本棚を晒してみる
平和の温故知新@はてなから始まった本棚写真晒し、まいじゃー推進委員会!、舞風読書日記、星ぼしの荒野からなどでも行われてますね。流行りモノに弱いので、先日本を処分したばかりですが晒して見ます。
↑これだけ処分した。300冊ぐらい。処分する前は↓の本棚のスライド部分が動かせなくなるほど積み上げられ、さらには床のいろいろなところに大量に積み上げられてました。
↑私が私用で使ってる本棚。半分から下の一部分はスライド式になってます。もちろんスライドの後ろ側にも本がぎっしり。
↑取り出して読む率が下がったけど捨てられない本の数々。
いままで本棚晒しに参加してきた人は年間ライトノベル読書数300冊を誇るような剛の者ばかりで、私のような100冊程度のぬるいライトノベル読みが何を言うか状態ですけどね。
あ、私の夫(古参SF読み)の本棚は別にあります。
Amazon.co.jpのスポンサーリンクが「Clickriver」に
Amazon.co.jp で商品検索していて何の気なしにスポンサーリンクの広告をマウスオーバーしたら、今までは Overture のドメインが出てきていたはずだったのに、「rd-jp.a9.com」という見慣れないドメインになっていました。もしかしたらずっと前からだったかもしれません。以前は検索結果の3つ目と4つ目の間など上のほうに出てきたのが、今は最後に出てきます。
a9.comはAmazonの検索子会社。ってことはこれがTechCrunch JapaneseやSEMリサーチにあったClickriverですか。
Clickriverのサイトは英語ですが、表示される広告を見る限り日本の広告主が出稿しています。
ゲームと我が家
DSを与えるべきだったのかを読んで、ゲームと我が家についてなんだか語りたくなりました。
子供にDSを買い与えたことの是非について、かみさんから否定的なコメントをもらった。あれを与えた頃から、子供の遊びから想像力が失われた、とかなんとか。まあ、毎日見ているとそう思うこともあるのだろう。でも、そこから見えていない別の面の発達もあるかもしれないよ、という反論ではちょっと勝ち目がなかった。
私は子供のころゲームウォッチもファミコンも買い与えてもらえませんでした。図鑑の美しい天体写真に魅せられてせがんだ高価な天体望遠鏡はあっても流行りものの類は相手にしてもらえず、友人が話題で盛り上がっているところを一生懸命聞いて質問するのが精一杯。それでも立派なオタクになるから世の中どうしようもありません。
子供にそういう思いをさせたくなかったので、DSというかポケモンに興味を持った次男の誕生日プレゼントという名目で買い与えたら、兄妹全員がはまりました。朝からポケモン、幼稚園や学校から帰るとポケモン、食事が終わるとすぐポケモン、夜更かししてポケモン。物理的に取り上げないと止められません。
そのうち落とした拍子にポケットモンスター ダイヤモンドを壊して遊べなくなり、せっかく買ったことばのパズル もじぴったんDSも紛失しやがったのでDS Lite本体をとりあげました。
ないならないでそれなりに楽しんでるらしく、小学4年と2年の兄二人は「ダークライはあんこくポケモンだよねー」などと知識を自慢し、ポケモンの絵を描いて遊んでます。あと、ケーブルテレビのアニメ専門チャンネル見っぱなし。
適度な時間遊べれば想像力の糧になるものを摂取できるのでしょうが、問題は小学生程度では「適当な時間」で留めることができない、ということ。「DSを与えるべきだったのか」の記事をtwitterで教えてくれたSpiegelさんははっ,ということは DS は「時間泥棒」なのか? wと書いてるけど、子供に限れば真実だなあ。私にとってはネットが「時間泥棒」だったりしますが。
アニメ禁止だからアニオタ、ゲーム禁止だからゲーオタになるのではなく、「アニメやゲームにはまっているからアニメやゲームを禁止にする」のが真実だとうちの子を見るかぎりは思います。
ちなみに、コンピュータとの出会いは私が高校生のころに母親が仕事のために購入したもの(NEC PC9801VM21)を使いはじめたのが最初ですが、せいぜいが雑誌に載っているプログラムを入力する程度で、ゲームやパソコン通信をするばかり。プログラミングの世界に入ることはありませんでした。
夫(エンタープライズ系のSE)とコンピュータの出会いはよくわかりませんが……うちの子がアニメやゲームにはまってるのと同じぐらいMMORPGにはまってるような気がする。
HD DVD processing key で digg が炎上
16個の256進法のコードが突然流行りだしたんで何が起きたのかと思ったら、diggで祭りになってたようです。(cf. 大西 宏のマーケティング・エッセンス、TechCrunch Japanese)
もともとはHD DVDのコピーを防止するために暗号化しているものを復号するためのキーを公開したサイトがあり、アクセスが集中。diggで大量ポイントがついてました。Wikipediaの「HD DVD」の項目にも載ってたらしい。
diggはその記事の登録を削除。すると削除に反発したdiggユーザーが問題のコード入りの記事を大量に登録。一時はトップページが埋め尽くされる勢いでした。今は正常化している模様。
ちなみに、Wikipediaの「HD DVD」の項目は復号キーを削除した上でプロテクトがかかってしまいました。
diggの公式ブログこの件に関するコメントが出てました。賛否両論の様子。
日本にも飛び火して、はてなセリフで復号キーネタをするユーザーも出るぐらい。
ニュー・オーダー「ベスト&ストーリー」のジャケットが写真集との酷似で出荷停止
ニュー・オーダー ベスト&ストーリー に関するお知らせで、イギリスの人気ロックバンド「ニュー・オーダー」のプロモーションビデオ集「ベスト&ストーリー」の出荷を停止したとの報告がありました。
この「ベスト&ストーリー」のジャケットと写真家宮本隆司の「CARDBOARD HOUSES」収録の写真と酷似しているとの訴えがあり、調査の結果、「CARDBOARD HOUSES」にインスパイヤされたプロモーションビデオから抜粋したものをジャケットに使ったことがわかった、と。
「セレモニー」はニュー・オーダーのデビューシングルでリリースは1981年なので、「ベスト&ストーリー」のために作ったプロモーションビデオなのかな?
ワーナーミュージック・ジャパンは慎重に著作権侵害にあたるかどうかについて触れないようにしていますが、ジャケットが(結果的にとはいえ)酷似していることは認め、国内および海外での出荷停止措置となった模様。
ワーナーミュージック・ジャパンのお知らせにあるように、弁解しがたいほどによく似た構図です。「CARDBOARD HOUSES」の表紙に使っているものなので、「インスパイヤされたもの」とスルーしておくわけにはいきそうにないですね。
それにしてもこういうお知らせを画像ファイル一枚ものにするのは引用しにくくなるから困るんだよなあ。
ペットのレンタルサービス
シロクマ日報で「ペット貸し出しサービス」の可能性という記事があるんですが、実際問題としてすでにペット貸し出しサービスはけっこう行われてます。
お台場にあるPuppy The Worldが割と有名。最近川口市にもドッグレンタルやってるところができたというポスターがショッピングモールに貼ってありました。
自宅でちゃんと犬が飼えるかどうかのお試しという意味だけではなく、元記事にあるように高齢者だけの所帯が面倒が見られなくなったときに返却・新しい飼い主を探してもらうシステムとしてのレンタルもありえるし、ただ「ペットを飼うということのいいとこどり」な面も否めません。
「レンタル ドッグ」で検索していて見つけたペットビジネスを問う: レンタルドッグの犬たちという2004年の記事では、そのへんの責任感のないペット好きへの危惧が語られています。
FLEXPETZでは初めて借りるメンバーはトレーナーによるトレーニングを受けなければならないらしいけど、そういう条件をつけているサービスってどのくらいあるんだろう。ペットの禁忌や注意点を知っている人が借りるのならいいけど、そうでなかったとしたら下手すると虐待と変わらない状態になるかもしれません。
責任を持って買うための「ペット共有サービス」ってのは興味深いんですけどね。
ちなみに、我が家はペット可のマンション住まいですが、私自身がペットを責任もって飼えるとはとても思えないので、よそ様のペットをながめてるだけです。子供育てるので精一杯なのよ。
Stella Works > StarChartLog > Archives > 2007年5月 Archive
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