asahi.com他で報じられるところによると、The European Southern Observatory(ESO)が居住可能な条件を持つ太陽系外惑星を発見したと発表しました。
てんびん座の方角に20.5光年離れたところにある赤色矮星を周回する地球型惑星で、直径は地球の1.5倍、質量は地球の5倍程度。平均気温は0~40℃で、水があるとしたら液体で存在すると考えられています。
その地球型惑星は恒星をわずか13日(地球時間)で公転し、公転半径は地球と太陽との14分の1でしかないですが、恒星の表面温度が低いので居住可能程度であるみたい。
生命があるかどうかは全くわかりません。条件はそれだけではないし。でも重力の問題を無視すれば地球人の移民が可能な場所かもしれません。
とはいっても、20光年以上先に行く方法が今のところないといっていい。今あるエンジンでは気が遠くなるほどの時間がかかります。探査するにしても今の科学では難しそうです。世代宇宙船か冷凍睡眠必須。ワープが現実にできればいいんだがなあ。
余談ですがスラッシュドットにG/(地球の半径*1.5)^2*(地球の質量*5)/重力加速度という計算式が載っていて、「Googleってこんな計算式でも答えを出すんだ」と感心しました。
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