Internet Watchよると、Technorati Weblog: The State of the Live Web, April 2007でブログで使われている言語が日本語が英語を抜いて最多になったと発表されたと報じられました。以前にも日本語が英語を抜いたことがあったので、一位の座を取り返したと見るべきかな。(cf. Sifry's Alerts: State of the Blogosphere, April 2006 Part 2: On Language and Tagging)
Technoratiの検索範囲での言語別なので、mixiなどクローズドなSNS内の日記は含まれないと思います。最近の参入者はSNSに引きこもってるイメージがあったので意外な展開。SNSのようにギチギチではなくゆるく繋がりたいと思っているのか、単に携帯電話からでも登録できるブログがあたりまえのように使われるようになっているからなのかは不明。
そういやKandaNewsNetworkでこんな指摘がなされていたなあ。
すでに世界のブログの33%は日本語 http://www.edelman.jp/img/ideas/gbg_j.pdf ということで、圧倒的に量的には他の言語を圧倒しているそうだ。ちなみに主流の英語でさえ39%、中国語でも10%だ。この数字が物語ることは日本語のブログの量が圧倒的に多いということだろう。しかし、読めることのできる人数は最大でも1憶3000万人という母数は変わらない。ページビューのランキングから考えるとすごい量的なシェアとなる。日本語全体のページビューはきわめて低いからだ。
とはいっても英語が異常なだけともいえます。英語は「国際言語」として無尽蔵な使用者を持っているのだから。
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