404 Blog Not FoundでAmazonがタイトル入りのURLにリダイレクトしているという話題がありました。実はAmazonは以前からサーチエンジンのロボットに対してはアソシエイトID入りURLをアソシエイトIDなしのURLにリダイレクトしていました(cf. ただのにっき - Amazonの託卵戦略)。
2006年8月末から9月初めのAmazon仕様変更あたりでタイトル入りのURLになるようになったんだっけ? Googleなどの検索で「日本語のタイトルがURLに入ってるな」と気がついたのは2007年1月前後だったような気がします(cf.AmazonのURL - takeshi kouno's blog)。
URLに検索キーワードが入っていると上位になるという話がSEO業界ではささやかれています。日本語キーワードでも、URLにエンコードした文字が入っているWikipediaやはてなダイアリーキーワードが1ページ目にきやすい。もちろん被リンクが多いということもあるんでしょうけど。Voxは日本語版開始当初から記事URLがタイトルそのまま(日本語の場合はエンコードしたもの)を使ってます。MovableTypeやTypePadはアルファベットタイトルだと制限文字数内ならURLに入ります。Wordpressもだったかな。
Amazonの日本語URLに関しては渡辺隆広のサーチエンジン情報館でAmazon側の狙いが描いてあります。坂本多聞のインサイドアウトにAmazonが日本語URLを入れることを著者と出版社はどう利用すればいいかについての記事があります。
もちろん、「URLにキーワードがあると有利」というのは外部から見ての推測で、検索サイトの公式見解ではありません。
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