はてなブックマーク経由でShamrock’s Cafe - このライトノベルがたかい!中古価格が原価超えなライトノベル。白泉社My文庫の『アルファベット荘事件』がAmazonマーケットプレイスで軒並み3000円代の値段がついているという話です。
白泉社My文庫はすでに逝ってしまった文庫レーベルで、他にも黒田研二の『嘘つきパズル―究極の名探偵誕生』が1000円代。他はさすがに少額出品です。
以前にAmazonマーケットプレイスでプレミアム価格がつくライトノベルとして取り上げましたが、<言葉もない、人間やめろ。>のライトノベルでプレミアム価格とかでプレミアムが付きそうな条件があげられてました。
- 作家の息が長い
- 知名度が高い(一部の間で知名度が高い場合も含む)
- 絶版もしくは、版元品切れ重版未定
- プレミアムがつく商品自体の評価が高い
- 品物自体の数が少ない。もしくは品数に対して求めている人間の数が多い
この条件で考えると、『アルファベット荘事件』や『嘘つきパズル』は、「(一部の間で)知名度が高い」「絶版」「プレミアがつく商品自体の評価が高い」「品物自体の数が少ない」のかなあ。
ただ、Amazonマーケットプレイスにある値段は、落札価格ではなく「売値」なので、ぼったくり価格という可能性がないとはいえない。aucfan.comで検索してみたら、『アルファベット荘事件』はヤフオクで1700円と210円で落札したケースがあり、『嘘つきパズル』は落札された様子がありません。
コメント欄では、冲方丁の『ばいばい、アース(上)(下)』や『微睡みのセフィロト 』が高額だと指摘されてました。
ライトノベルでプレミアムがつくことで有名なのが、小野不由美の悪霊シリーズなどの講談社X文庫ティーンズハートからの出版物。悪霊シリーズはアニメ化されたのに原作小説は相変わらず絶版なまま(漫画のアニメ化ということになってます)。全10巻が40000円で落札なんてケースも。『メフィストとワルツ!』にいたっては、Amazonマーケットプレイスだってとんでもない値段ですけど、Yahoo!オークションでの落札価格も10000円以上(もちろん1冊です)。
そういや、ライトノベルでプレミアム価格とかで例としてあげられてた『装甲戦闘猟兵の哀歌』や『食前絶後!!』は見事に値下がりしてました。
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