MANGAOH CLUBで『マリア様がみてる あなたを探しに』の発売が告知されました。公式サイトにはまだですけど、今までのMANGAOH CLUBのマリみて発売情報入手の実績からいうとまず間違いないかと。うわあ、『マリア様がみてる クリスクロス』がまだ読めてないのに(積読のしすぎです)。
日本のアニメは本当に世界一か? 早っ!『マリみて』新刊もう発売~見えてきた!?コバルトの戦略という記事で、現在の「マリア様がみてる」シリーズは、刊行ペースを短くするために、内容が犠牲にされているという印象が否めない。
とあるわけですが、コバルトの他のシリーズにも手を出していると3ヶ月ペースというのはコンスタントだとはいえ言われるほど早いとは言えないと思います。
例えば『少年舞妓・千代菊がゆく! 』は昨年6冊も出してますし、年に4冊出す作家は例を出すのが面倒なほどザラです。確かにコバルト文庫は他のライトノベル・少女小説に比べて安いですが、コバルト文庫の中での「マリア様がみてる」はそういう意味での「特別な位置」にはありません。「マリア様がみてる」シリーズのページ単価を調べてグラフ化してる人がいらっしゃいましたが、ページ単価そのものだと後になればなるほど安くなっていく(つまり同じ価格でページ数が増えてる)様子がわかります。正しくはページ単価は高くなっていってるんだそうです。
祐巳の妹問題が引っ張られている理由は刊行ペースの維持というより、「祐巳の妹問題しか興味がない読者」「祐巳の妹問題が解決したら読まなくなる読者」が出版社側に多いと思われているということではないでしょうか。実際に多いかどうかは別として。
私は内容が犠牲になっているとは思わないし、瞳子の事情話を祐巳の妹問題の後に持ってくることがいいとは思えません。あれは同時進行だからこその心理描写だから。ただ祐巳が一年生だったころに比べると一冊になっていた話が二冊になっていることは否めませんし、祐巳が最高学年になり、菜々が入学し、現在の一年生組の妹問題が出てくる「来年度の話」が早く見たいのも事実。
それにしても、MANGAOH CLUBの予告を見ての予想ですが、正式なロザリオ授受は『マリア様がみてる あなたを探しに』の次の巻以降になりそうです。卒業式あたり?
「マリア様がみてる」シリーズ一気買いフォーム(アフィリエイト)です。
既刊27冊(イラストコレクションを引いても26冊)と、ライトノベルとしても長大シリーズになってます。一気に買うのは怖い場合は、『マリア様がみてる いとしき歳月(後編)』で一区切りですので、そこまでの8冊までの購入をお勧めします。「レイニー止め」は覚悟完了した人にのみ。
とはいえ何事も「あわない」はあるので、まずは『マリア様がみてる』無印からかなあ。
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