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Web2.0的なものと集団分極化

「NHKスペシャル グーグル革命の衝撃 ~あなたの人生を“検索”が変える~」、見ました。IRCでツッコミ入れながらの視聴だったので、ちゃんと画面見てないところがあるけど。「いまどきPageRankかよ」ってツッコんだら、otsuneさんから即座に「ネット脳」って返されました。

AdSenseで儲けてる勝ち組ニートはともかく、ときどき「暗い中でモニターの明かりが顔に当たる」って映像があって、これはNHKが「こいつらはヤバイ」という常套手段じゃないかと思いました。勝ち組ニートのおかげで、夫から「食えるぐらいネットで儲けてくれ」って言われました。そんなの無理だ。

NHKスペシャルの感想については、グーグルは今のままでは日本人の人生を変えることはできない - GIGAZINEの記事がよくまとまってます。

さて、「あるある捏造事件」に、ネットの無力さを思う - ただのにっき (2007-01-21)で、「あるある インチキ」あたりでググると10万件、Yahoo!でも8万件。こんな風に、ネット上にたくさんの警句があるにもかかわらず、あの番組に踊らされる消費者はいまだ厖大な数にのぼる。 という指摘。

「あるある インチキ」で10万件以上あるとはいえ、「あるある大事典」がインチキだと思っていなければ、検索で「インチキ」という単語を入れることを思いつきません。

でも、それでも、同じように「おかしな論」と言われている「ゲーム脳」、現在のGoogleやYahoo!検索結果トップのWikipediaには批判的な言説があり、三番目にある斎藤環氏に聞く ゲーム脳の恐怖1[www.tv-game.com]はまるっきり批判記事だというのに、いまだにゲーム脳は奉られてます。

Web2.0的なものによる集団分極化現象が、「あるある」などのニセ科学を信じ続けて、騙されているのだと知ることができない集団を作り出すのかもしれないなあ、なんてぼんやり考えてます。

ワード

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