ひさしぶりに読了報告です。正直言ってレビュー書くのが面倒になったからとゆー。
で、レビュー書く気になったものをピックアップして、それ以外はあとで列挙します。
まずは『ゆらゆらと揺れる海の彼方 7』。予告が出たとき、「うわあ、過去編。しかも英雄皇帝シグルドがメインかよ。どんなシグルドマンセーがくるんだ」とガクガクブルブルしてしまったんですが、その心配は無用でした。
主人公はシグルドの幼馴染のギュンター。リーダー的素質の持ち主で、シグルドはどちらかといえばその参謀的位置づけだったわけですが、それがどうやって現在の状態になったのかに興味が尽きません。
最初のシュニッツラーのぐだぐだ長語りさえなければ最高だったんですけどね。
あとがきに変えての番外編も面白かった。こういう感じのショートストーリーの短編集が読みたいなあ。
『貝と羊の中国人』はもっと早く読めばよかったと悔やんでします。いい中国文化論です。
「貝」が象徴する殷、すなわち商人の文化と、「羊」が象徴する周、すなわち官吏の文化。これが現在の中国まで糾える縄のごとく繰り返されていくと看破しています。
中華人民共和国の建国まで中国の政治の中枢が士大夫階級のままで、易姓革命は単に頭を挿げ替えるようなものだったというのは、この本に書かれるまで気がつきませんでした。
抗日60周年記念で反日番組を流している同じTV局が日本のアニメやドラマを流している。これこそが「貝と羊」なのだとの指摘は興味深かったです。それだけでなくてニーハオトイレの話のような日中間の文化摩擦の原因なんて話も面白かったです。あと「支那」って言うと中国が怒るのがよくわからないのなら、中国人や韓国人が日本のことを「ジパング」と呼んだらどう思うのか、というのを考えてみたらどうかという指摘はなるほどと思ってしまいました。
『Twilight』の翻訳。三分冊の三巻目がやっと読めました。それにしても三分冊にした弊害が出ちゃってますね。一巻目はなんだか盛り上がりに欠け、二巻目は徐々に盛り上がっていき、三巻目はハラハラドキドキのし通し。
母親の再婚で、父親のいるシアトル近郊に引っ越した少女ベラが転校先で出会った少年エドワードとその一家はヴァンパイアだった! という内容のラブストーリー。続編『New Moon』の翻訳(やっぱり三分冊)も出たので楽しみ。
でもどうして三分冊にしたんだろう。分厚くなってしまうからだというのはわかるんですが、正直一巻でやめてしまう人は出てしまいそうです。
ライトノベルは2冊しか読んでません。
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新書や単行本の小説は4冊。一ヶ月にしては少ないなあ。
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新書は5冊です。
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その他のノンフィクション・解説書は13冊。
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