スラッシュドット ジャパン | 俺は○○言語のプログラマーよりは上だから、おおもとのネタ元The Geek Hierarchy | The Brunching Shuttlecocksを見て爆笑してました。
要するに「俺らはアイツらより上だ」を図式化したもので、アメリカのGeekたちの、何を下に見てるかがよくわかります。
最上位にあるのは「Published Science Fiction Writers」。プロのSF作家ですね。日本のSFはアウトカーストか伝統芸能か、ってな状態ですが、向こうではGeekの中の神的存在でしょうか。その下がサイエンスフィクション小説のファン。
さらに下はいろいろに分化してますので右からざっと説明していきます。
アマチュアSF作家ってのは、小説のファンより下の存在なんですな。プロになったりすると飛び越えるんでしょうけど。その下がファンフィクション(二次創作)作家。その下はさらに二つに分かれてます。自分をストーリーに入れてしまう二次創作作家と、エロ二次創作作家。互いに相手が下だと思ってるのが笑える。そして「自分をストーリーに入れてしまうエロ二次創作作家」ってのはさらに下、と。二次創作のストーリーに自分をモデルにしたようなオリジナルキャラクターを入れてしまうというのは「Mary Sue」といって忌み嫌われてるようです。
さてその次のライン。SFテレビドラマのファンがSF小説のファンより下に見られるのはまあなんとなく「テレビドラマより小説のほうが高尚」と思われがちなんだろうなという気はしますが、トレッキー(スタートレックのマニア)はさらに下、そしてトレッキーの中でもクリンゴン語をしゃべるようなマニアはもっと下で、クリンゴンの軍服で結婚式を挙げるようなトレッキーはもうどうしようもない……っているのかそんなトレッキー!
ビデオゲーマーよりロールプレイングゲーマーのほうが下(この場合テーブルトークRPG)、というのはアメリカなのかなあ、なんて思うわけですが、ライブアクションRPGのプレイヤーはもっと下、っていうかアメリカではライブアクションRPGが市民権あるんだな。そのさらに下の「どんな種類でも13歳のゲーマー」ってのはどういう意味だろう。
字幕を重要視するアニメファンと、字幕に頼らないアニメファンが互いに忌み嫌っていて、でも彼らは「ジャパニメーション」なんて言葉を使うアニメファンを下に、そして6歳以上なのにポケモンファンはもっと下……ってうちの息子らのことかよ(7歳と9歳)。
で、「Mary Sueを登場させるエロ二次創作作家」「クリンゴンの軍服で結婚式を挙げるトレッキー」「13歳のゲーマー」「6歳以上のポケモンファン」よりも下の存在ってのがあって、それが「Furries」。ふわふわもこもこってな意味あいですが、要するに擬人化動物漫画・アニメのことらしい。で、それがエロだと下で、スタートレックでエロな擬人化動物ものが最下層……トレッキーって虐げられてるなあ。
PDFで拡大版があります。こっちもさらに笑えます。
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