講談社BOXというのが11月に創刊されるそうです。雑誌ファウストの生みの親太田克史氏が編集長となる新レーベル。
輝く“銀の箱”という、かつてない斬新なパッケージ。そこに入っているのは、日本のポップカルチャーのインデックスともいうべき、小説・まんが・ノンフィクションが渾然一体となった「ハイブリッド・レーベル」。それが“講談社BOX”です。講談社BOXは、世界市場で同時展開する“世界最強の出版レーベル”を目指してスタートします。
以下省略。なんか難しくて自信満々な文章が続いています。ポップカルチャーというか雑誌ファウストっぽいものの集大成なんでしょうか。
初回ラインナップは、清涼院流水『成功学キャラ教授 4000万円トクする話』、西尾維新『化物語(バケモノガタリ) (上)』、舞城王太郎『SPEEDBOY!』、安達哲『さくらの唄 (上)』の4点。このうち『さくらの唄』はすでに文庫化している漫画の改版でしょうね。
全部千円オーバーなので単行本なんでしょうね。「BOX」なんて名前のレーベルなので箱入り豪華装丁の可能性もある。
何をしたいのかさっぱりわからないけど、2007年1月からスタートする12カ月連続刊行企画「大河ノベル」
までは様子見、かなあ。
でも、ファウストやコミックファウストはどうするんだ?
発売されました。『化物語』はメフィスト掲載の短編みたいね。
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