2006年のノーベル自然科学三賞が発表になりました。平和賞と文学賞、それから「ノーベル記念スウェーデン銀行経済学賞」の発表がまだです。平和賞と経済学賞は来週、文学賞の発表はいつになるかわかりません。
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ノーベル物理学賞は、人工衛星を使った宇宙の電波観測でビッグバンの証拠を見つけ出したことによるもの。大規模プロジェクトのトップ二人に送った形です。
ロジャー・コーンバーグ教授は、1959年にノーベル医学生理学賞を受賞したアーサー・コーンバーグ博士の息子。研究も、化学賞とはなってますが医学生理学賞でもおかしくないものです。親子受賞は何組目になるのかな。キュリー親子とトムソン親子の他に誰かいたっけ。
IRCで教えてもらったんですが、アーサー・コーンバーグ博士のインタビューにこんなことが書いてありました。
実は、子どもの頃クリスマスプレゼントは「研究室での1週間がいい」、と言っていた長男のロジャー(註4)がめでたく科学者になりその研究をやってるんだが、私にはできないな。
そんな幼いころからの研究一筋じゃないと世界的な研究はできないのかなあ。 ちなみに、ロジャー・コーンバーグ教授の弟トム・コーンバーグ教授も研究者になってます。
アメリカの文献データ会社「トムソンサイエンティフィック」が発表した2006ノーベル賞有力候補ですが、いまのところ全敗です。クルーグマンが経済学賞候補リストに入ってるのに気がついた。
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