クラシックブームのせいか、 「ブラームス:交響曲第1番~のだめカンタービレ」の次は「おねがいマイメロディ」から「おねがいマイメロディ 柊恵一 ヴァイオリンソロアルバム」ですよ……といっても発売は3月。やっと購入して聴いてます。
オンラインショップでもリアルCDショップでも、「のだめカンタービレ」のCDはクラシックコーナーに、「おねがいマイメロディ」のヴァイオリンソロアルバムはアニメコーナーにあるんです。レンタルCD店で「柊恵一 ヴァイオリンソロアルバム」を見たことないけど、きっと同じ目にあうような気がする。
中身はというと、1曲目は確かにアニメオリジナル曲ですが、あとはクラシックのヴァイオリン曲オンパレード。ただし超絶技巧系ばかり取り揃えた感じで、子供向けという気がしません。たとえばクライスラー作曲の場合「美しきロスマリン」「愛の悲しみ」「愛の喜び」のような甘くて有名な曲を使わずに「プレリュードとアレグロ」を選曲といった具合。パガニーニ「24のキャプリース」(と表記されてた)で定番になってる24番じゃなくて13番選んでるのは不吉な数字だから?
クラシックというと癒し系なイメージがあるんですが、こういうダーク系もあるんだよ、という感じ。癒されるどころが不安になってきます。最後の「タイスの瞑想曲」で癒されるけど。しかし最後に「タイスの瞑想曲」(オペラ「タイス」で娼婦タイスが改心するあたりの幕間の曲)を持ってくるあたり、選曲者はなかなかやるな。
実際にヴァイオリンを演奏している人、たぶんプロなんでしょうね。「柊恵一」の名に恥じない名演奏です。でもヴァイオリンの中の人情報はまったく書かれてません。このへんものだめカンタービレのブラームス交響曲第1番と同じか。
ちなみに、同じ(まて)10代ヴァイオリニスト、五嶋龍のデビューアルバムと並べてみました。
ポーズが似てるよ!
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インターチャネル(K) (2006/03/24)
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